パンダに会いにまっしぐら
子ども達よりwakameの方が・・・
うれしくてうれしくて
初めて日本へやって来た1972年の上野動物園の「ランラン」と「カンカン」に会いたくて会いたくて・・・
王子ZOOにやって来てからもずっと来たかったのですが、やっと会えました。
こどもの頃の事を思い出します。。。
むかしむかし・・・あるところにパンダ好きの女の子がいました。
女の子の家はお父さんが病気で貧しかったので、上野動物園までパンダに会いに行く事はできませんでした。
パンダが日本へやって来た翌年の「えべっさんの日」入院中のお父さんの体調がよく外泊の許可が出て神戸の「西宮えびす」へ行く事になりました。
その頃パンダブームで出店には、「パンダのお面」や「ぬいぐるみ」がいっぱい売っていて、女の子はほしくてたまりません。
勇気を出して「パパ、パンダのぬいぐるみがほしい」とおねだりしました。
すかさずママが「駄目!」って一言
初めてです。何かを買ってほしいと声に出したのは・・・涙がとまりません。
泣き止んだころ、お父さんは「小さなパンダのぬいぐるみ」を持って立っていました。
お父さんは2年後に死んでしまって「最後のプレゼント」になりました。
女の子はそのパンダがまっ黒になりボロボロになっても大事にもっていました。