久しぶりに本の話題です。
芥川賞受賞で話題になっている又吉直樹「火花」と羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」を買ってきました。
読みかけの本を中断して「火花」を読んでみました。
漫才師の主人公と先輩の笑いを追求する日常の記録
読み始めてから暫くは又吉さんの顔がちらついていましたが、しだいに主人公の人物が変わっていました。
臆病でも、勘違いでも、救いようのない馬鹿でもいい、リスクだらけの舞台に立ち、常識を覆すことに全力で挑める者だけが漫才師になれるのだ。(本文)
これは帯は書かれています。
結末は・・・
太宰治が好きな又吉さんなので、成功を収めて終わるとは思いませんでしたが・・・
面白かったです。
漫才師でありながら文学士である又吉さんらしい作品でした。
自作は漫才と関係のないところの作品を読んでみたいと思いました。どんな作品になるんでしょうね。
楽しみです(*^_^*)