蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

感謝の夏へ

2022-07-02 21:56:01 | 基本凡事徹底
数日前には北陸地方の梅雨明けが発表。
今年は例年に比べ随分と早くに夏が訪れたようです。
こうした中、既に地方大会が開幕した所もあるようです。
本校としては夏の開幕に向け最終調整に入る段階。
どうやら栄光の扉をテーマ曲にした今年の夏がそこまで来たようです。

この日は、岐阜県立岐阜総合学園との試合でした。
A戦は乱打戦を制して勝利を収めましたが、大量得点を奪った反面、しっかりと抑えられなかったのが反省点でした。
それでも短いイニングを3人で継投しての勝利は価値あるものでした。

この日は、練習試合終了後に保護者会主催の壮行式を行いました。
OB会長や野球部関係者、そして保護者会員合わせて約130人。
特に保護者会員からは75名近くの出席者があり、近年では最も多い参加率でした。

私達の学年は、1年生時にコロナ感染で甲子園大会の中止を目の当たりにした世代です。
当時の3年生達が無念で終えた2年前の夏があったからこそ、今があります。
この日、この場に立つとその時の情景が少なからず過ぎりました。
ここではOB会長や私からの激励の言葉、そして主将並びに監督からは決意が述べられました。
そして、2年生達からは3年生ひとりひとりに全員からのメッセージも手渡されました。

繰り返すものー
2年マネージャーからも3年マネージャーへ手渡されました。
ここで涙する姿は1年前のこの日にも目にしました。
当時2年だった現3年マネージャーも1学年上の先輩マネージャーへ手渡した時、お互いに涙していました。
そして、入部したての1年マネージャーがその姿を見ていたのも全く同じものと言えました。
年月が経っても変わらない光景がここにありました。

この日の壮行式を終え、いよいよ最後の夏へ向かう覚悟が私にも出来ました。
もう後戻りができない所までやってきました。
壮行式終了後に保護者を集めて伝えなければならない事も伝えました。
夏の予選開幕まで残すは12日。
感謝の夏へ向かって一歩ずつしっかりと進んでいきたいと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 毎年、3年保護者が残す想い | トップ | 高校3年生の球児を持つ保護... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

基本凡事徹底」カテゴリの最新記事