気になる鍾漢良(ウォレス・チョン)〜「日本良家族」Masaの気ままな中華的生活

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*紹介記事

写真集「浮光掠影」の序文

2018-05-27 22:32:07 | デビュー~香港時代
*写真集「浮光掠影」の表紙を見たとき、とても惹かれました。グリーンを基調にピンク(明るい紫)が混じり合ってキラキラと太陽の光を思わせる明るさと絵画のような感じがとても素敵だと思ったのです。

*そこで「浮光掠影」に掲載されていたウォレスの「作者自序」に何が書かれているのか気になりました。サラッとみただけでは雰囲気もわからなかったので、じっくり読んで、この写真集を作った彼の気持ちなどがヒントとして分かればと思ったのです。

*なので、なんとなくな日本語にしてみました。写真の用語が難しく、写真に詳しい家族に教えてもらったり、中国語の写真のテクニック紹介サイトなどを見たりしながら作業をしてみましたが・・・やや乱暴な部分があるかもしれません。自分の中で読み返せば読み返すほどモヤモヤする部分は有りますが、折角調べた事なので、このブログで共有したいなぁ。。。そんな気持ちで掲載させていただいています。そんな私の勝手な解釈部分はご容赦くださいませ。原文も付けておきますので、日本語部分は雰囲気だけ感じていただけたらと思います。(あまりに酷い誤りがあれば教えてください)

*この写真集の発行と併せて開催された展示会は、彼が40歳を迎えた事と、1995年からずっと携わってきた「台北喜願協會」のチャリティ活動の20年目の記念でもあるそうです。そして、この写真集で得られた収入は、すべてこの協会の義捐金として寄付されており、金額として60万台湾ドルだったそうです。

浮光掠影 (钟汉良摄影集)・・・展示会と写真集の詳細が記されています。

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作者の序文

20年は流れる水や雲、時、風……のよう、少し懐かしく感じます。

デビューした時に、年長者の方々が言っていたことが解ります。「君に欲しいものがあれば、努力すれば手に入れられるだろう。」と。私はそんな17歳の私を振り返ります。

私は彼の事をとてもよく知っています。彼は歌、ダンス、コンサートを開くという自分の夢を実現してきました。では、次は何をしたいのだろう。ただずっと好きな(写真)撮影をする?それともずっと究極のスポーツに挑戦する?少年(の頃)はまるでゲームのようにステージ(関門) を選んで進んでいました。
時が過ぎるのを忘れて。一年、また一年積み重ね、踏みとどまったりしながら、再び数年が経ちました。

「(写真)撮影だね!」と彼は言いました。巨匠のように完璧とはいえないけれど、この20年で感じ取ったものがありました。「不惑だね(40歳)・・」彼は厳しげに私をちらっと見ました。

私は深呼吸(溜息)をして答えました。「そう。もう不惑の歳(40歳)だよ」。彼は笑いました。自信ありげに微笑んでいました。
まず私は、かつて行ったことがある場所を、もう一度訪れてみました。当時と同じ美しい絵のような景色であっても、時間が経っているので、私の視点は、年を重ねた事や気持ちの(違い)によって変わっていました。スライド画面あるいは映画フィルムの映像のように、歳月によって黄色に変色したり、知らないうちに変形したり、ほこりが溜まったようになっていたのです。

「何が見える?」彼が私に問いかけました。私は笑って答えませんでした。そしてもっと美しい世界を見つけたいと思ったのです。

写真を撮ること、つまり撮影することは、暮らしていく事そのものであり、自分自身を映像の中に留めておくものです。シャッターを押したカメラマン自身のすべての魂(思い)が表現されます。写真は私の人生で、絶えず変化している人、事柄、物を記録して、あらゆる種類の思い出(記憶)を私に残しています。

フィルムを使っていたときには、白黒写真にとても凝っていて、シャッタースピードと絞りを計算して、現像、焼き付け、この煩わしい行為に夢中になりました。フィルムの両側に整然と並んだ小さな穴をカメラに装着して、シャッターを押して一枚ずつ、湧き上がった記憶(写真)をなぞっていくのです。それは一日じっくりかけて現像したその記憶(写真)です。それは白黒なのだけれど私の心の中では色づいて燦然と輝いていました。

デジタル化になると、時間がかかる工程を気にかける事がなくなりました。繊細な沸き起こる気持ちにもっと多くの時間を使って、一枚の写真の輪郭を作り上げて行ったのです。被写体から湧き上がる生命力、繊細なものを感じる事が出来るようになって、一枚の写真を撮ることが、なんと「瞬間的な魅力」になるかを感じました。

今回、写真(撮影)を通じて、私の生活と経験を共有します。すべての写真には、多くの豊かなストーリーがあって、自分自身でそれを構成していきました。この写真展を奨めてくださった黄華安先生(六龍さん)は、「天涯名月刀」の時代劇の撮影現場から知り合いで、ずっとご縁が続いていて、私に撮影のコツと自信をつけさせてくださいました。そして、台北・中山堂の皆さま、今回は歴史のある古跡の中で写真展を開催させていただいてありがとうございます。それは容易なことではなかったでしょう。

そして、私の良家族(ファン)は、私の家族として私を支えてくれています。あなたたちの存在によって、ずっと自分の限界に挑戦していきたいと思います。ずっと私の好きなことをもっと、もっと分かち合いたいと思います。
これからも私の遊び(道楽?)に付き合ってください。(歌手活動、コンサート、映画、ドラマ。何らかの色々な計画に、ひとつずつ、ゆっくりと…。)

特に台北喜望協会には感謝しています。1995年からの縁で、ずっと私が夢を叶える為の力を与えてくれました。

「何か言いたいことがある?」私は彼に聞きました。しばらく彼は何も言いませんでした。最後に私に向かってまるで太陽のように笑いかけました。瞳の輝きはこう語っているようでした。:「待っていてごらん。次には分かるさ!」

鐘漢良
2014年12月7日台北


・・・・・・・【簡体文字版】・・・・・・・・・

作者自序

二十年是流水、云彩、时光、风......和一点点眷恋。

入行,像是领略了前辈们说的,「戏棚下,站久了就是你的。」我转过身寻找十七岁的我。

我跟他是熟的,他实现了唱歌、跳舞、演唱会的梦想,那接下来,他还想要什麼?是一直都喜欢的摄影?还是一直想挑战的极限运动?
少年像在玩游戏般地选著下一个关卡,忘记了时间啊,是一年一年地堆叠上去,一犹豫,又是好几个年。

「摄影吧!」他说。虽然称不上大师级的完美,但总也是这二十年的所感所悟。「不惑呢...」他望著我愀了一眼。

我深呼吸,叹到:「是啊!这不惑之年...」他笑了,一丝丝得意的微笑著。在这之前,我重新到了许多以前曾去过的地方,再次赞叹欣赏过的风景,时间在变化著,除了一样美丽如画的景色,我的视野也随著年纪和心情转变。是幻灯片,也是电影胶片的影格。有的景象因岁月而显得泛黄、有的变形成无意识宽广、有的像是尘埃却是一座城堡。

「看到什麼?」他问。我笑著,没有回答。我想是发现了更美的世界。

拍照,也就是摄影,从生活出发,却停格在自我映象里。反应出了按下快门的作者,他的一切,等於是灵魂。摄影让我留下了各式各样的记忆,把人生中不停变化的人、事、物记录下来。

在还使用底片的年代,沉迷在黑白照的极致区间,拍摄、计算光圈快门、冲片、晒片,这繁琐的令人兴奋。当底片两侧排列有序的小洞,钩住相机、按下快门、卷动底片,一张张的,我学著把记忆储存起来。然后花了一天等待著冲洗出来的记忆,往往是黑白的,但在我心里却是灿烂缤纷。

数位化了,不讲究耗时工程,更专注微秒发生的心情。用上更多的时间,建构一张照片的轮廓,和他能呈现出的生命力,继而达到可以让人仔细品味、思考一张照片拍了什麼的那种「瞬间魅力」。

这一次,透过摄影,我分享了我的生活经历,每一张照片都有著丰厚的故事,都有它自己的层次。
感谢这次推动个人摄影展的黄华安老师(六龙先生)与他认识在「天涯明月刀」古装剧的拍摄现场,却一直延伸著缘分,让我在摄影找到窍门和自信。也谢谢台北中山堂所有的新朋友们,这次能在历史悠长的古迹里面举办摄影个展,非常不容易。

还有,我的良家族,每一位支持我的家人,因为你们的存在,才会一直推动著我向前冲,让我不断挑战自己的极限,让我不断不断地想要跟你们分享更多我所喜欢的事情,未来还请包容我的调皮(唱片、演唱会、电影、电视剧...什麼什麼的计划,我一个一个来、慢慢地来...。)

特别谢谢台北喜愿协会,从1995年开始的机缘,也让我一路上有了圆梦的力量。

「你有什麼想说的呢?」我问他。
半晌他没有说话。最后,还是朝著我微微一笑,正如太阳一样,眼里的光芒像是在说:「请等著,下回分晓! 」

钟汉良

2014年12月7日台北



・・・・・・・【繁体文字版】・・・・・・・・・

二十年是流水、雲彩、時光、風…和一點點眷戀。

入行,像是領略了前輩們說的,「戲棚下,站久了就是你的。」我轉過身尋找十七歲的我。

我跟他是熟的,他實現了唱歌、演戲、演唱會的夢想,那接下來,他還想要什麼?是一直喜歡的攝影?還是一直想挑戰的極限運動?
少年像在玩遊戲般地選著下一個關卡,忘記了時間啊,是一年一年地堆疊上去,一猶豫,又是好幾個年。

「攝影吧!」他說。雖然稱不上大師級的完美,但總也是這二十年的所感所悟。「不惑呢…」他望著我瞅了一眼。

我深呼吸,嘆道:「是啊,這不惑之年啊…」他笑了,一絲絲得意地微笑著。在這之前,我重新到了許多以前曾去過的地方,再次讚嘆欣賞過的風景,時間在變化著,除了一樣美麗如畫的景色,我的視野也隨著年紀和心情轉變。是幻燈片,也是電影膠片的影格。有的景象因為歲月而顯得泛黃、有的變形成為無意識寬廣、有的像是塵埃卻是一座城堡。

「看到了什麼?」他問。我笑著,沒有回答。我像是發現了更美麗的世界。

拍照,也就是攝影,從生活出發,卻停格在自我映象裡。反應出了按下快門的作者,他的一切,等於是靈魂。攝影讓我留下了各式各樣的記憶,把人生中不停變化的人、事、物記錄下來。

在還使用底片的年代,沉迷在黑白照的極致間,拍攝、計算光圈快門、沖片、晒片,這繁瑣的令人興奮。當底片兩側排列有序的小洞,钩住相機、按下快門、捲動底片,一張張的,我學著把記憶儲存起來。然後花了一天等待著沖洗出來的記憶,往往是黑白的,但在我心裡卻是燦爛繽紛。

數位化了,不講究耗時工程,更專注微秒發生的心情。用上更多的時間,建構一張照片的輪廓,和它能呈現出的生命力,繼而達到可以讓人仔細品味、思考一張照片拍了什麼的那種「瞬間魅力」。

這一次,透過攝影,我分享了我的生活經歷,每一張照片都有著豐厚的故事,都有它自己的層次。感謝推動這次個人攝影展的黃華安老師(六龍先生),與他認識在《天涯明月刀》古裝劇的拍攝現場,卻一直延伸著緣份,讓我在攝影找到竅門和自信。也謝謝臺北中山堂 所有的新朋友們,這次能在歷史悠久的古蹟裡面舉辦攝影個展,非常不容易。

還有,我的良家族,每一位支持我的家人,因為你們的存在,才會一直推動著我向前衝,讓我不斷挑戰自己的極限,讓我不斷不斷地想要跟你們分享更多我所喜歡的事情。未來還請包容我的調皮(唱片、演唱會、電影、電視劇…什麼什麼的計畫,我一個一個來、慢慢地來…。)

特別謝謝台北喜願協會,從1995年開始的機緣,也讓我一路上有了圓夢的力量。

「你有什麼想說的呢?」我問他。

半晌他沒有說話。最後,還是朝著我微微一笑,正如太陽一樣,眼裡的光芒像是在說:「請等著,下回分曉!」

鍾漢良    
2014年12月7日 臺北

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*「浮光掠影」関連サイト・・撮影した写真を出来るだけ集めてみました。(各サイトに同じ作品が重複掲載されていますがご容赦ください)

由钟汉良«浮光掠影»有感而发,拍照能有多好看

小太阳钟汉良变身摄影师 首次个展《浮光掠影》分享出道20年感悟

除了歌手、演员的身份以外,钟汉良竟然还是摄影高手

「浮光掠影─鍾漢良攝影個展」:104年1月1日至3月22日

『小太陽』鍾漢良在台舉辦《浮光掠影》攝影個展暨新書發布會

小太陽的《浮光掠影》

*動画
ファンの方が作成した作品紹介動画

*当時の芸能ニュース
【鍾漢良】20150105搜狐娛樂播報-《浮光掠影》鍾漢良四十歲 罵"浪不聽話"

*関連記事
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ゆ〜さん気になる鍾漢良(ウォレス・チョン)2015年2月までの活動
本当に素敵な写真ですよね。もう少し多めに今回紹介してみました。お楽しみいただければと思います。

ポチさん香港を紹介した番組 第2弾
地球タクシー「香港を走る」を気に入っていただいてありがとうございます。私もあの番組、とても気に入ってしまって、是非ウォレスファンの方に見ていただきたかったので、嬉しいです。そして「十月圍城」、私はまだ見ていないのですが、気になる作品です。中華圏でもこの作品が好きだとおっしゃっている方は多いようです。偶然と時代に翻弄されながらも、誠実に成長していく主人公を好演しているんだろうなぁと想像します。ご紹介ありがとうございます。私もできるだけ時間を作って彼の作品を精力的に見たいです。











コメント (3)
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