あい色の幸せレシピ♪

7キロの豆柴あいの犬歯は3本だけど走ってガウって今日も元気いっぱい!

緊急入院

2023年10月21日 | あい 虹の橋へ

10/6 緊急入院後

病院に到着すると酸素室に入りました。
酸素室には私が入れました。
最初あいは、ぐるぐる回って「ここどこ?」と探っているようだったけど
少しするとふっと呼吸が楽になったようで
表情がいつもの表情に戻って
舌をペロっとしたので、これを見てほっとしました。

酸素室の外から
ここは病院だからね。
今日は病院でねんねだよ。
先生もみんないるからね。
明日来るからね!
と声をかけて病院を後にしました。

この酸素室がある処置室は狭くて
先生達の邪魔になると思って
そそくさと帰ってきた事を、車に乗ってから少し後悔してました。

案の定、これはこのあと最大の後悔になりました。
なぜなら、意識があるあいを見たのは
これが最後になったから・・・

病院にあいを託した時、院長先生があとで電話をしたら
様子を教えてくれるとの事だったので、電話すると

今はぐっすり眠ってると言っていたので
私は安心しきって、明日は帰ってこれるかな?と思ってました。
てっきりあいの病状は安定したと思って
あいのいない夜も不安なく過ごしました。

しかし、翌朝8時の院長先生の電話で雲行きが怪しくなりました。
電話口の院長先生の声のトーンが低く
あいの目が覚めない様子がおかしいので

早めに面会にきた方が良いとの事で
9時の開錠とともに行きました。

私は、最近のあいは朝はいつも目が覚めても
認識するまで少し時間がるかかるからそれだと思って
時間が経てば大丈夫だと思ってました。

でも酸素室の中のあいは昏睡状態でした。

でも、まだ少し深い呼吸だけど
呼吸は楽になっているようでした。

院長先生や主治医から
前夜の電話のあと、目が覚めたあいが
酸素室の中をぐるぐるしていて
また発作がおきたら危ないから
鎮静剤で眠らせたら、意識が戻らないとの事でした。

そして朝レントゲンを撮ったら
肺は真っ白になっていて肺炎が進行してるとも。
昨日すぐに抗生剤を使ったし
呼吸が楽になるように気管拡張剤も使ったのに
こんなに悪化するのはおかしいと先生も首を捻ってました。

目が覚めない事について
年齢の問題もあるし、何かしら脳に問題があって
昏睡状態になっているかもしれないので
意識が戻るかどうかはわからないとの事でした。

先生が酸素室を開けてくれたので
あいの頭を撫でながら先生の話しを聞いていました。

これから肺炎の治療と血液検査をするとの事で
私はまた夕方に面会に来る事を告げて帰宅しました。

この時は、しっかりあいを見て
手を振りながらまた来るからね!と声をかけながら
処置室のドアを閉めてました。

帰りの車の中で、木曜日の夜に
てんかんの薬を飲ませていたらこんな事にはならなかったと思うと
涙が止まりませんでした。
あいの事でこんなに後悔したのは初めてです。

お昼前に主治医から血液検査の結果について電話がありました。
炎症反応が依然高いままで
新たに、腎不全になりつつあり
どこかに血栓ができている可能性もあるとの事でした。
悪い結果ばかりで、唯一の救いは
朝の面会の時、シリンジで水をあげても
あまり飲まなかったけど
今は、ペロペロ飲んでいた事だけ。

この電話のあと、とうとう私の涙腺が崩壊しました…


夕方4時半に2回目の面会では
あいの状態は変わりなかったけど
シリンジの水は飲んでいました。
先生から、脳梗塞の可能性があるので
血栓を溶かす薬を投与するとの話しがありました。

そして、さっきあいの体勢を変えた時
嘔吐したそうで
その嘔吐物を見ると内臓があまり動いて無いようだとの話しもありました。

絶望的なあいの状態に、言葉を失い
私はあいの手を握りながら
あいの頭に私の頭をくっつけて泣き崩れるしかありませんでした。

これ以上あいに頑張らせるのは酷過ぎるから
もう頑張らなくて良いと心の片隅で思っていたけど
でもこの期に及んでも諦めきれず
もう少し頑張って!と声をかけてしまいました。

しばらく酸素室を開けていたせいか
それまでぴくりともしなかったあいがゆっくりと腕を伸ばしました。
先生は酸素が薄くなって苦しいのだろうとの事でしたが
私にはあいが自分の意志で動かしたように思えました。
お守りとお名前札を酸素室に入れてもらって、もう神頼みしかありません。

そのあと先生から、今夜急変の可能性がある事を聞きました。
そして駆けつけても間に合わない事があるかもしれない事も。
でも私は前日に入院させた時から
それは覚悟してました。
それでもあいには酸素室が必要だし
主治医も院長先生もみんな信頼しているので
覚悟の上で託しました。
少しでも良くなって欲しいから。

帰る前に、やっぱり最期に間に合いたいから
もしもの時は頑張ってくれるかなと呟いたら
先生が「神様がついてるから」と言ってくれました。

そして、あいの心臓が止まりそうだと
病院から電話が来たのは
絶望的な気分で病院を後にした2時間後の事でした。

(続く)

写真は10月1日 あいが急変する6日前です。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。