わらべうたとえんげきの広場はちみつ

こどもたちに
生きていく力になる
物語を伝えたい。

今年の抱負

2013年01月01日 | 演劇

年頭に、今年の抱負…目標をいくつか立てました。

☆☆☆

昨年は年頭に「レパートリー100目指す」なんて大きく出ましたが、実際に数えてみると、現在のところ、語りのレパートリーは46本でした 「あと2年内に100本」、を目標に修正いたします。ひと月に新作2本ってことなので、ま、できそうですね。

☆☆☆

それから、私自身の発案ではないところで、大きな2本のプロジェクトを始めることになりました。

ひとつめは、「紙芝居プロジェクト」。

いろんなアーティストさんに呼びかけて、それぞれの想いのこもっ<wbr></wbr>た紙芝居の原稿を作っていただき、それを全国各地で印刷し、厚紙<wbr></wbr>に貼り付け、上演の輪を広げていこう、という試みです。内容に対<wbr></wbr>しては注文はつけません。表現者として、今ご自分の想いを込めた<wbr></wbr>作品を作っていただきたいと思っています。紙芝居の観客は子ども<wbr></wbr>だけではありません。実は、大人に向けて上演する様々な機会もあ<wbr></wbr>るのです。

きっかけは、チャリティおはなし劇場にいつも会場提供してくださ<wbr></wbr>っているお寺の方々からの要望です。お寺の行事の時に、毎回10<wbr></wbr>分程度、何か震災を思い出すような紙芝居を、自分たちで上演した<wbr></wbr>い。...すでに震災は忘れ去られていることを常々実感しているから、と。

セブンイレブンのネットプリント(A3)を利用すれば、簡単に全<wbr></wbr>国に発信できるのです。

http://www.printing.ne.jp/

お寺さんの行事、おはなし会、吉田均先生の勉強会、などで上演予定です<wbr></wbr>。町の図書館に寄付すればおはなしボランティアさんにも読んでい<wbr></wbr>ただけるし、たくさんの方の目にも触れます。デモ等の街頭での上<wbr></wbr>演も、昔の紙芝居屋さんみたいで楽しいじゃない??

現在のところ、

だるま森とえりこさん

http://www7b.biglobe.ne.jp/~dalma/

ひらたひさこさん

http://kore.mitene.or.jp/~twins7yh/

から賛同いただき、さっそく制作に取り掛かってくださっています<wbr></wbr>。他にも声をかけさせていただいています。

完全ボランティア(報酬なし)でフリーに使っていただくことにな<wbr></wbr>りますが、もし、他にも賛同してくださるアーティストの方、上演<wbr></wbr>したいと思われる方(素人さんでももちろんオッケー)、ぜひお声かけください。

☆☆☆

友人の劇作家・原力雄さんの発案で「福島の民話を語る」試みを始めます。

原さんは、6月に金沢市民芸術村での創作劇公演へつなげていかれるとのことです。そちらもかなり面白い試みになりそうです。
私たちの住む石川県からは、電車でも車でも結構遠い土地、福島。私は震災

<wbr></wbr>

と原発事故後の福島しか知りません。そして、すでに石川でも、震

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災は忘れられつつあることを日々実感しています。

福島の民話を語る。

演劇人、おはなし界の人…。どなたでも、語ってみたいと思われた

<wbr></wbr>

ら、ぜひ、一緒に参加してみてくださいね。

活動の場はそれぞれで発掘できると思いますが、今のところ、私が

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毎月開催している「チャリティおはなし劇場」と、福島出身の石川

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県人による「結の会」による、県内に避難されている方向けの交流

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会等があがっています。

福島に思いを馳せる時間を共に過ごしましょう。

☆☆☆

それから。とても大切なこと。

今年は、日本の国にとってとても大きな節目の年になるかもしれません。

自民党の改憲案、もう読まれましたか?

http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf#search='%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E6%94%B9%E6%86%B2%E6%A1%88'

ぜひ全文お読みになることをお勧めします。

これがもし改憲されてしまえば。

わたしたちの、今当たり前に手にしているたくさんの権利がなくなってしまいます。

徴兵制、そして戦争がはじまります。

遠い話ではないのです。参院選のあと、すぐにその道ははじまります。

いいえ、すでに下準備は終わっているのですから。

「戦争のつくりかた」

http://smile.hippy.jp/ehon/index.htm

わたしになにができるだろうか。考えながらこの、大きな危機が迫ってきている今年を過ごしたいと思います。