明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

女子ゴルフ熱血応援ブログ2025(35)今年注目の選手

2025-02-24 17:16:18 | スポーツ・ゴルフ

今年はトップ5のうち4人がアメリカに渡ってUSLPGAへ挑戦しています。まさにゴルフ界にとって大変動の年になりました。円安の影響もあって賞金額が桁違いに高い!ということも後押しして(いやらしい話だけど重要だよね)、古江・西郷・笹生・畑岡・渋野・西村・勝に今回予選会を勝ち抜いた山下・岩井姉妹・吉田・馬場そして既にツアーで1勝している竹田、の都合13人がツアーを戦います。日本選手ももはや一大勢力になったわけです。今年は日本旋風が巻き起こりますよ!

まずチャンピオンだけが出場するヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズで早速竹田が8位と好調をキープ。古江も25位Tとまあまあ肩慣らしということで結果は求めていないでしょう。笹生は30位Tと最下位一歩手前で終わったが、全米女子チャンピオンとしては今一つと思うけど当たり外れの多いのが彼女の魅力ということで、とりあへず良しとします。優勝はキムアリム。2位にネリーコルダが入って今年も強さを発揮しそう。4位Tにミンジー・リーとコジンヨンが入り、6位にリディアコがいるので、これで役者が揃ったと言えそうです。私のお気に入りのブルック・ヘンダーソンは、14位Tでそこそこでした。まだまだ本調子には程遠いと見えたがシーズンはこれからです。去年メガネをかけてから調子はどうかな?と思って見てたのですが、イマイチでした。今年に期待です。

で、次のファウンダースカップでは山下美有夢が4位Tに入りました。流石です。彼女の正確無比のアイアンショットに米ツアーでも威力を発揮するんじゃないかと思う絶妙なパター、それに加えてバンカーがまた上手い・・・いや上手過ぎると来れば、上位に来ないのが不思議なくらいです。そして7位Tに勝みなみが来ました。相変わらずパターは入れまくりです。彼女は確か去年パターの成績でベストテンに入っていたと記憶しているのですが、それくらいパターは上手いです。日本勢は距離が出ない代わりにアプローチやパターでスコアを作っている印象があります。勝は距離もそこそこ出るのでもう少し上に行っても良さそうなんですが・・・中々難しいですねぇ。まあ年間50位以内に入ってそこそこ活躍すれば、日本で頑張るよりは相当賞金が稼げるので満足いくんじゃないかな、とは思っています。頑張って欲しいですね。

他には11位Tに畑岡奈紗、13位Tに古江彩佳と続いて23位Tに吉田優利が入りました。彼女は昨年シードが得られずに予選会から出直したわけですが、見事通過して出て来ました。やっぱ一年で「ダメでした!」と言う訳には行かないですよね?。少ない出場機会ですが上位に食い込んだので良しとしましょう。28位Tには西郷真央、45位Tには竹田麗央が来ています。久々登場の渋野日向子は67位でした。しょーもない成績で、最下位です(それでも4千4百ドル稼ぎましたからやっぱり米ツアーは高額賞金ですねぇ。但し経費もバカ高いので儲けは無し、ということになりそう)。

そしてそして3戦目、ホンダLPGAタイランドで岩井明恵が早速やってくれましたぁ!。何と最終日最終組で回り、エンジェルインと最終ホールまで優勝争いを繰り広げたのです!(こりゃあもう驚愕ですぅ!)

結果は残念ながら2位に終わりましたが賞金は150円ドル換算で何と2370万です。もう日本で言えば優勝賞金でも1,2を争う高額賞金ですねぇ、やっぱ米ツアーは「青空天井」なんでしょうか?(古いねぇ)。3日目の71が痛かったけど、初日に62、2日目に67とこの時点で2打差をつけてトップでした!。最終日は5打差を追う展開だったんですが何と出だし1番ホールをバーディとするや、その後も3番4番6番8番とOUTを31で回り、INに入って10番11番12番と「3連続バーディ」でエンジェルインを捉えます(もうテレビはこの快進撃に釘づけで~す!)。その後も一進一退で、エンジェルインが「OB打たないかなぁ」などと不謹慎にも願いながら、国際映像を注視していました。が、敵もさるものその後3連続バーディを決めて、なんだかんだと必死で逃げる展開です。

しかし岩井明恵のショットが徐々に乱れるようになってグリーンにショートするようになったので「まずいなぁ」と思い、見てたら何と19番で「痛恨のボギー」を叩いてしまったのです(万事休すか!、痛い!痛すぎる!)。それでも気を取り直して最終18番では「意地のイーグル」を見事に決めました。この時点で二人は並んでいます。あとはエンジェルインが50cmのバーディパットを外してくれればプレーオフだったんですが、当然外す訳無いですよね?、あっさり入れて試合はエンジェルインの勝ち。彼女は相当追い込まれていたようで、仲間から祝福の水を掛けられても笑顔はなかったように見えました。「疲労困憊」、という字がピッタリだったんでしょう。一方、最後の最後まで諦めずにカラーから繊細なタッチで見事イーグルを決めて瀬戸際まで追い詰めた岩井明恵は、グリーンを取り囲む観客から万雷の拍手と称賛の声援を浴び、鮮烈なデビューを印象付けた試合になりました。これはオマケですが、アテストに向かう岩井明恵には大勢のちびっこ達がサインをねだって大混雑で大変でした。ちなみに優勝したエンジェルのほうにはサインをねだるファンは「まばら」という感じで、人気がなかったようです。これからの岩井ツインズに大いに期待ですよ~。

ちなみに3位はジーノティティクン、4位にはモリヤジュタヌガーンとパティタバタナキットの「開催地タイ」の3人が健闘していたのが光ります。竹田麗央はここでも9位T、もう「ツアーの顔」と言っても良い活躍ぶりです。山下は出ていませんでしたが二人の内どちらかが日本勢最初の優勝者になるんじゃないかと大いに期待しています。それくらい日本勢は上位に食い込んでいますし、テレビの国際映像で映される確率も相当高いと言えます。つまり・・・これからWOWOWのLPGA放送が楽しみで仕方ありません。WOWOW契約してて良かったぁ~(自慢かよ)。

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さて来月から国内ツアーも始まります(パチパチパチ)。上位の選手が大挙してアメリカに行ってしまったわけですが、目を向けるとまだまだ実力者が一杯いるうえに新人が加わって、去年よりも一層優勝争いは熾烈になっているように思います(ちょっと甘めのコメントですいません)。果たしてこの団子状態から抜け出す選手は「誰なのか?」

と言うわけで、以下は私の全くの個人的チョイスですが注目選手を挙げてみました。

去年のメルセデスランキングを比較すると4位=小祝さくら、6位=桑木志帆、7位=河本結、8位=佐久間朱莉、9位=川崎春花、11位=鈴木愛、12位=高橋彩華、13位=藤田さいき、14位=天本ハルカ、15位=安田祐香、16位=尾関彩美悠、などなどです。まあ小祝さくらは友人のSN氏が推してるので、私は河本結と尾関彩美悠の応援に回ります。私としては28位の櫻井心那や29位の金澤志奈や35位の小林夢果がテレビに映ると「よしよし!」ってなる訳ですが、正直いってファンです(言ってしまった!)。

後は新しく青木コーチに教えを受けて2勝目をあげた48位=新垣比菜や、2年続けて劇的優勝を挙げてみせた山内日菜子なんかがお勧め選手ですね、あくまで個人的趣味の範囲ですが。皆さんはどんな選手を応援しているでしょうか?。テレビでツアーのティーグラウンドの観客が映りますが「殆どが初老の男性」です。やっぱこうなりますよねぇ、ゴルフが老人のスポーツと見られるのも致し方ないですねぇ。ゴルフは見るスポーツじゃなくて「やるスポーツ」なんですが・・・そこを「どう若い人に広げていくか」が課題でしょう。今はインドアで有名コースを回れる「シミュレーション・ゴルフ」というものが各地に出来つつあるようなので、まずゴルフを始めるにはこういった場所で仕事帰りなどに軽く仲間と楽しむのが良いと思います(昔、ボーリングがこんな感じでした)。そして本コースのデビューとなる訳ですが、ここで「なんだかんだとうるさくマナーを教える」んじゃなく、とにかくウエアは自由で道具はコースで用意するなどして、まずコースに行き、自然の中でゴルフを楽しむ体験をしてもらうことから始めるしかないと思います。そういうズブの素人用の「安くて遊べるコース」を作るのが先ですね。そういう初心者用のコースで十分練習してから、本物の「ゴルフコース」デビューすればいいのです。そういう段階を踏んでゴルフを誰でも楽しめるスポーツにしたいものですね(偉そうに言ってしまいました)。まあ、後期高齢者の私には今更どうする事も出来ない訳ですが、若者に期待です。

そうそう、新人の都玲華と與語優奈は「私一推しの注目選手」ですので注目して見て下さい。



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