運転手の救出に恐ろしく日数がかかっているが、キャビン部分が下水管の中で見つかっているにも拘わらず、まだ救出作業は始まっていない。下水管の中は猛毒の硫化水素が発生していて、救出作業で二次災害の危険があるからだと言う。そもそも次々と崩落が起きて穴がどんどん大きくなり、中で作業すること自体が危険だとして手がつけられないそうだ。いったいどうすりゃいいのか?
答えは簡単である。災害救助ロボットが中に入れば良いのだ。
万一崩落して泥に埋まってもロボットなら1台壊れるだけだし、硫化水素とか大規模火災や一酸化炭素も「への河童」である。力は人間の数倍もあるし、寒さもヘッチャラで空気がなくても何のその、どんな狭い場所にも入っていけるし、上から物が落ちてきても怪我する心配がないから超優秀である。
何故これほど良いことずくめのロボットを活用しないのか?、私には消防署や知事等のやってる事が理解できないしイライラしてしまった。勿論、そんな救助ロボットは「今は」無いかもしれないが、似たような事故は以前からあったわけだし、その時も「助けに行くと二次災害が起こる可能性が」あるので、と手をこまねいているのがいつものパターンなのだ。
じゃあ、その頃からロボットを開発してもしもの時に備えているかというと、「NO」なのである(多分)。日本の技術力が国のお偉いさんの言うように世界有数のレベルにあるのなら、何で未だに「全国の消防署に配備」されてないのだろう?、大いに疑問である(多分想像だが、災害救助ロボットは考えてないんだろう)。
まあ、今は出来ていないのも良しとしよう。これからでもいいから最優先でロボットを開発して、事故現場に投入し二次災害など気にせずガンガン危険な場所に入っていって、生き残っている人を一人でも多く助けるというのをやって欲しいものである。
世の中じゃ工場は勿論のこと、寿司ロボットとか配膳ロボットとか倉庫ロボットとかあらゆる所にロボットが配置されていて、人間には出来ない動作とか怪力を発揮して産業を活性化しているのである。日本人が必死で知恵を絞れば、救助ロボットなど作るのは「造作もない」と思うが如何に?
もう何でもかんでも人間が命を懸けて作業をやる時代では無い。明日からと言わず「今日からでも」開発・製作をスタートさせて出来るだけ早く救助ロボットを作り、必要な量を作って配備して貰いたいと思う。石破首相も災害対策には力を入れると確約してるのだから、予算も100億くらいどーんとつけてサッサと「総力を挙げて」日本の技術力を見せてもらいたいものである。今からやれば半年もすれば出来ると思うけど、果たしてやるかなぁ?
追加:キャビンの位置がドローンのGPSが使えなくて正確に分からないと発表があったが、それならドローンに1000m位の紐を付けてキャビンまで飛ばして実測させればいいんじゃない?。そうすれば400mなのか401mなのか回収して測れば簡単に分かると思うけど?
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