明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの愉しみ(19)井上透・菅原大地・和田正義、皆んなスゴイよ〜

2020-05-23 21:26:13 | スポーツ・ゴルフ
世の中、ゴルフの YouTube レッスン動画は星の数ほどあるが、こないだとうとう和田正義がローリー・マキロイ選手の飛ぶ秘密を徹底解説しているのを見つけて、じっくり見させてもらった。「ダワ筋チャンネル」というのだそうだが、意味は不明である。その中でマキロイのスイング動画を解説していて、第一回だとのこと。私事で恐縮だが、昔はマキロイのスイングを真似しようと必死で練習したものである。だが形を分解写真で見ているうちは、決してあのような素晴らしいスイングにならない。私は見る所が間違っていたのだ。このところ、横田真一・片山晋呉に始まり、一連の YouTube 動画と井上透の説明を聞いて、やっとスイングの真実が分かったのである。スイングは形ではなく、「力の出し方」だったのだ。形は関係ない。

それが少し分かるようになって、ようやくマキロイのスイング動画を見ると、今までわからなかった事が「すんなり頭に入って」来るようになった。例えばマキロイは、バックスイングで「左」に動いている!。いや、ほんの少し右に動いているようにも見えるが、実は右足と腰は、最初の位置より「一切、右には動いていなくて、むしろ左に動いている」のである。それは体重が左にかかって、ボールに向かって「力を溜めている」のだ。つまり、スイング教則本に書いてあるような「右への体重移動」なんか、「全然やってない」のである。

動いているのは「力」だった!

1、教則本なんか、ウソばっかりじゃん!
というのは大袈裟だが、両手の三角形を維持するとか、右膝を流れないように踏ん張るとか、プレーンに沿ってクラブを上げるとか、色々な注意事項を守りすぎて「スイングの基本を見失って」しまったのである。これは私のような、「スイングは形だと思いこんでいる」人が陥りやすい罠であろう。私は昔からスイングが綺麗だと言われてきたが、いい球を打ってるとは言われたことがなかった。それもその筈である。私のスイングは、球と関係がない「ただの形だけ」のもので、そこには「ボールを飛ばす力」が入ってない、抜け殻のスイングだったのだ。では、目に見えない「力というムーブメント」を、どのように感じるか。私はその力の集中した場所を、右手の「親指の腹」の部分と考えている。その力の「パワー」をボールにぶつけて、押し込み「リリース」するのがスイングだ、と考えたのだ。世にある教則本はすべて、その「大原則」をスムーズに力強く行うための「補助動作」を説明している、と思うのだ。だから人によって、動作がまちまちなのである。理論は色々あるにしても、変わらない大原則は「力をスムーズに、最大限に発揮する力学」である。それが出来ていれば、後の補助動作は「どうでもいい」とも言える。これがスイングの「真実」なのだ。

2、では、どうすれば最大限に力を発揮できるようになるのか
それは一つには、クラブをストレス無く思いっきり早く振る練習だと思う。いわゆる素振りだ。ボールのことは考える必要は全くないので、スイングスピードだけに精神を集中できる利点もある。私は打球についてはスライスに悩んだ経験がないので分からないが、スライスに悩んでいる人は、少し真っ直ぐ打つ練習をしたほうがいいだろう。これはスイング軌道とインパクトでの身体の開き(向き)が原因だから、悩みというほどのものじゃなくて、気をつければ直ぐ治るので気にしてはいない(左へ引っ掛けるのも同じ)。要はインパクトでしっかり前傾姿勢を保てれば(というより、力が集中する姿勢をとれれば)治るミスである。2つ目には、右手で重いものを押す練習である。私はまだ完全には、インパクトで「力が入らない」のが不満である。トップから切り返してインパクトに最大の打撃を与えるのが目標なのだが、それが上手く行かずに「不完全燃焼」のまま、力無くポヨヨーンとした球が飛んでゆく。これは右手の力が弱いというのが理由なので、筋力強化が必須だ。それともう一つの理由が、身体を開くタイミングが早くて「力が加わる姿勢」を取れないせいである。それに対する私なりの答えが、「左肩が上でなく、後ろに流れてしまう」ことだと考えている。同時に頭も前に流れていることから、頭と左肩の「両方」の位置をインパクトまでキープすることが重要だと思った。それがキープできれば、後は右手を伸ばしてリリースするだけである。

以上。それ以外に、今日は新しくツアーステージの「XーUTの4∪23度」を打ってみた。

実を言うと、昨日の金曜日にそぼ降る雨の中、濡れながら歩いてゴルフパートナーに行き、タイトリストMB714を6本リシャフトに出して来たのだ。リシャフトは工賃込みで33000円、グリップはSTMのターコイズを選んで9240円、締めて消費税込み46464円だった。結構する。しかしMB714は「あのボーケイがデザインした名器」ということだから、少々の出費は仕方がない。ついでに4番アイアンを探してみようとあれこれ物色していたら、丁度手頃な値段で、ツアーステージがあったので購入した。シャフトがNS950だったので即決したが、フェースも全然癖がなく球も上がって打ちやすく、5000円ぐらいという価格も魅力的であり、「良い買い物」であると思っている。私はタイトリストのVG3ユーティリティ21度のシャフトMCI60ーSRしか持って無くて、今回ツアーステージのX−UT23度を入れたわけだが、その下はMB714の5番27度になり、飛距離の階段が「間が空いてしまう」ことになった。X−UTは中空の楽飛びアイアン型ユーティリティなので、飛距離は170くらい出そうな感じである。それでMB714のシャフトが出来上がる5月30日には、もう一本ツアーステージのX−UTの25度辺りを買おうと思っている。そこでゴルフパートナーのホームページを覗いてみると、UTは23度までしか出してないようなのだ。困った。27度の上が23度だと、160ヤードの距離を打つクラブが無いのである。これは何とかしないと、と思っている。

まあこれは、30日にゴルフパートナーへ行ってみてのお楽しみにしておこう。何にしてもX−UTは、私の力量で十分「使える」と分かっただけ収穫である。これで、マッスルバックにもう一度トライする意欲が湧いてきた。後はNS950にリシャフトして、MB714が「どう変貌しているか」。なんとも30日が愉しみである。

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