明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ通信(5)ゴルフパートナーでお買い物

2021-05-24 22:58:44 | スポーツ・ゴルフ

パー4のミドルホールでドライバーが230ヤード飛んだとしよう(あくまで仮定の話だが)。もし距離が380ヤードなら残りが150ヤード、400ヤードなら残りが170ヤードとなって、パーオンにはこの距離を正確に打つことが要求されるのだ。私がいま考えているのは、予定だが「5番アイアン」を使おうと思っている。残り155ヤードだったら5ヤードをランと計算して、キャリー150ヤードをきっちり打てるクラブがベストチョイスである。但し、これは理想だ。まだ5番アイアンでそこまでの飛距離は出てはいない(3球に1球くらいは届くが確実に届くかというと、NOである)。まあ、距離は伸びたと仮定して(今、鋭意努力中!)、155ヤードは5番アイアンを使うこととしよう。

私の持っているクラブでそれより長い距離を打とうとすると4番アイアンになるが、流石にこれは難しいので、コースで使えるようになるとは正直思ってはいない。今は練習用に使っている状態だ。その上はユーティリティの818H1・21度があるが、こないだコースで使用した実際の飛距離は「145ヤード」程度であり、まだまだ打ち慣れていない感じで大いに不満である。ユーティリティはしっかり振って距離を出さなければ意味がない。将来的には170から180ヤードの間を予定しているので、「160ヤード」をキャリーで打てるクラブが必要なのだ。それで色々と悩んだ挙げ句に、以前持っていて売却した「712Uの24度」を買い戻すことにしたのである。但しシャフトは前回のNS850GHから、アイアンとのつながりを考慮してNS950GHにした。在庫が松江だというので、水曜日に引き取る予定である。

あれ?、確かバッグにはタイトリストのU510を持っていたんじゃないのか?、と記憶力の素晴らしい方からツッコミが入ると思うのだが、U510は飛び過ぎてユーティリティ818H1よりも距離が出てしまうのである。これじゃ不足している4番アイアンの代りにはならないのだ。本来は風の強い日に、ウッドの代りに低い弾道で距離を稼ぐのに使うクラブなので、万一の時にはバッグに追加しようと思っているが今は予備の扱いである。この712Uが手に入ると、一応私のセッティングは完成する。クラブは全部タイトリストだ。

私はクラブは昔からタイトリストしか使ってない。これはミエやカッコつけでも何でもなく、値段が日本製のクラブより安かったのと、他社で色んな新製品が出た時にタイトリストしか使わないので「どれにするかアレコレ迷うことがない」という理由である。それに、大昔に会社の取引先が開いていたコンペに参加していた頃から使っているので、扱い慣れているというのも理由の一つであった。一時ドライバーをテーラーメイドやピンにしてみたりしたが全然当たりが出なかったので、結局また元に戻ってしまって現在に至っている。ちなみに昔使っていたのはマッスルバックの695MBである。まあこれは、私の「こだわり」かも知れない。

ついでにちょっと私のセッティングを書いてみると、ドライバーが917D3の9.5度で、シャフトはスピーダー・エボリューション3の569を入れている。これでも私の力ではややオーバースペックだが、少し重いほうがスイングの練習には良いと思って使っている。もし新しい「TSiシリーズ」が中古で安くなるのであれば、使ってみたい気もする。だが、どちらにしても装着するシャフト選びが先だろう。私はフジクラの先調子系が気に入っているので、今の所「スピーダー史上、最も先が走る」というエボ3に勝るシャフトは、まだ出てないようである(なんて偉そうに言っているが、皆 YouTube の受け売りである。試したシャフトは三菱ケミカルのクロカゲだけだが、中調子はあんまり馴染めなかったので売却した)。

ウッドは同じ917F2を17.5度にして、クリークとして使っている。これがこないだ練習の時にメッチャ当たって「気持ち良いくらい飛距離が出た」のである(超嬉しい!)。いま一番のお気に入りだが、残念なことに使いみちが1ラウンドで4回しかない。まあ、4回でもナイスショットすれば反省会での酒も旨いのだが、こないだは調子が上がらず2回使ったがチョロしてしまった。やはりコースで使うのは余程自信がないと怪我が大きい。その点、ユーティリティの818H1はナイスショットして気持ちよくラウンド出来た。毎回セカンドショットに使うので自然と慣れて当たりも良く、結構方向性も良かったので充分戦力になった。

結局、いつも行っている取手桜ヶ丘ではドライバーとユーティリティでグリーン脇まで寄せて、「アプローチで寄せワン」という攻めが通用する数少ないコースである。距離が短い上にフラットでバンカーもあまり無い簡単なコースだから、私としては「ハーフ40」を切れなければ「失敗」だと思っている(これ、単なる妄想です)。ここはパーオンして、しかもバーディ・チャンスにどれだけ付けるかの練習に丁度よいコースと私は考えている(おおっ、言うだけは自由だ)。そういう意味では「ハイレベルな戦い」にピッタリなコースとも言えよう。だが、もっと距離が長かったり、池やドッグレッグ・ホールなどのトリッキーなコースでは、もっと色んな種類のクラブを使わなければならなくなる、と思っている。そのためには今回購入の712Uを使いこなし、大いに活躍してくれなければ困るのだ。期待値大である。

今は練習場に行くとまずクリークの練習に50球使う。次に4番アイアンに50球。それから休憩を挟んで、7番アイアンで150ヤードのネットに届かせる「飛距離アップの練習」に50球使う。最後に712Uと818H1で距離を打ち分けて終了である。時間が余ればもう一度クリークを練習する。一般的には短いものから練習するのが良いとされるが、私は一番「難しいウッド」から始めるのが良いと思う。何故ならコースでは常に「一発勝負」だからだ。それで毎回練習場で最初に打つウッドの当たりで、技術の向上度合いを確かめようというわけである。まあ、無謀だとも言える。だがコースでは、常に無謀なショットと隣合わせとも言えるのではないか。それで練習でも私は「絶対当てる」という緊張感を持って、最初のショットを打つのである。

結果、大概は失敗だがしょうがない、これが私の実力である。いつの日か、最初にクリークを打つことになっても「そこそこ良い当たりが出せる」ようにならないかなぁ、と夢見ながら練習場に向かっている日々だ。ゴルフは私にとって、永遠に練習する遊びである。

PS:全米プロでミケルソンが優勝した。50歳になったミケルソンが若い飛ばし屋達を蹴散らして優勝したのである。ドライバーは47.9インチの長尺だそうだ、流石色々と工夫している。ゴルフというのは彼のような「そろそろシニア」という年齢でも、「やり方」によっては十分戦えるスポーツであると改めて思い知らされたニュースである。私も新しい武器を手に入れて、もっともっと「飛ばしにこだわる」こととしよう。まだまだ老いるには、早過ぎるぜい!


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