２０１６年の大晦日は静かに過ぎていく

２０１６年もいよいよ終わりが近づいて来た。このブログも早や２年が経とうとしている。ほんの少しだが毎回読んでくれる読者も出来たと思う。私のどうでもいい話をわざわざ時間を割いて読んでくれる読者の皆様には、本当に感謝している。

最初の頃はアクセス数を増やすのに躍起だったが、そんな才能がない事にすぐに気がついた。それで遅ればせながらブログの書き方を改めて、気取らずに天声人語風のショートな感想を書くことにした。古くは枕草子やエセーに始まり、折りに触れての拙い短い文を書き認める程度のものを、不定期に投稿するのである。一時は毎日何がしかのテーマに沿って自分の考えを発表するスタイルを貫こうとしたこともあったが、すぐにニュースの種が尽きワイドショーの垂れ流しに堕して、しまいにニュースそのものにも興味を無くし自分を見失ってしまっていた事は反省している。

はなはだ言い訳じみているが私は話好きではなく、むしろ寡黙な学究肌の人間である。皆が聞き耳を立てるような面白い話が毎週毎週書ける訳がない。何かを期待してくれている奇特な方には申し訳ないが、これからは自分の心に映った世の中の出来事や風物または思想などを書き出して私の独り言みたいな、何の役にも立たないが読者に一服の清涼感を残せたらと思うようになってきた。毎回テーマは作るがそれに拘るわけでもなく、自由気ままに書いていくことにする。間隔は週一ぐらいだがこれも決めたわけではないので、いい加減だ。時事ニュースも滅多に取り上げないことにした、この頃は私が書く理由も無いようなものばかりである。

もともと社会性の無い私が、ますます孤独に陥って行くようで具合が悪いことおびただしいが、これも天の与えた才能がこれまでのものだと思い、ひっそりと生きていくことにしたい。２０１７年は新しい飛躍の年になります様に、といっても宝クジはとうとう買わずじまいだったが当たった方はおめでとう、当たらなかった方も皆様平等に、良いお年を！