明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

毎週女子ゴルフ(19)セキ・ユウティンの爆発的飛びに驚愕!

2022-07-12 19:41:41 | 今日の話題

1、セキ・ユウティン
いやー驚いた。260は軽く出ているから、もう完全な「飛ばし屋」だ。ゲスト解説の辻村明志氏によると、去年より20ー30ヤードは伸びてるんじゃないか、とのこと。一番の特徴は、右肩がフォローでグッと前に出る推進力と、右足のケリである。右肩を早く動かしているというのは、顔がフィニッシュで完全に空を向くことからも見て取れる。足に関しては以前「左足を完全に浮かせて」からグッと踏み込んでいたが、今回は普通に地面につけて振っていたので、一時的な回転力強化策の一貫だったのだろう。だがよく見ると、彼女は打ったあと右足が「逆に後ろに下がる」のである。それ位、力強く蹴っていたということだ。これはツアー選手でも中々見られないことである。セキユウティン、只者ではない。ドライビングディスタンス賞では274ヤードも飛ばして2位に入ったというから、間違いなく本物である。後はアイアンの精度が上がれば優勝しかないではないか!。今回は47位Tだったが、結構上のほうで頑張っていた。この経験を活かして、これからさらなる上を目指して行ってほしい。妹もプロゴルファーを目指しているというから、いずれ姉妹での優勝争いなんてシーンが、見られるかも。とにかく、ユウティンの颯爽とした雄姿がテレビで見られるよう、これからの大活躍が楽しみです。

2、古江彩佳
アメリカ帰りの古江彩佳も飛んでいた。残念ながら今回は成績が今ひとつだったが、ちょっと悩んでるのかも。但し飛距離は出ていたのは結構驚きである。日本でプレーしていた頃は飛ばし屋のイメージはなかったが、練習している時に辻村氏が言っていたのを聞くと、女子プロは平均で「9番アイアンの飛距離が130位亅だそうだ(そんなに飛ぶわけ?)。それを古江彩佳はしっかりフェースを立てて135を打っているという。私の飛距離では最大7番弱の距離である。2番手も違う!。軽く振っているように見えて、しっかり飛んでいる(実際、7割のスイングかも)から、女子プロ侮るべからずだ。私でもフェースを立てれば飛ぶのかな?なんて、その気になりそうで怖い(まず飛ばないから心配しないで)。勿論、高い技術があっての飛ばしである。夢々勘違いしないことですね。今回は低位に甘んじたが、最後のインタビューで「何か掴んだようだ」と言っているので、今度の「エビアン選手権」では、きっと彼女の本領発揮となるのではないか。もしかして初のメジャー優勝なんてことも、有り得ないことではない。期待しよう。

3、小野祐夢
こちらはステップアップツアーからレギュラーへ入りたてのニューフェースだ。彼女も可愛い顔して、それでいて球は相当に飛んでいるから何とも洒落にならない。見た目に飛ばし屋という感じではないのだが平均以上の充分な飛距離で、ツアーで戦っていくにはむしろアドバンテージになるのではないだろうか。まだ優勝争いに加わってどうこうというレベルではないが、ステップでは既に優勝経験があるので、「その時」になれば実力を発揮してくれると信じている。最近ちょっと化粧が濃くなったような気がするが、まあ「お年頃」と言ったところでオッケーだろう。性格が控えめなところが私は好きである(だから何?って言われる)。

4、松田鈴英
こちらも激推しの松田鈴英。軽く振って残り100のマークを越えていった。天性の飛ばし屋とは、彼女のような選手を言うのだろうか。体に力感がないのに振りが驚くほど早い。やっぱり腕でクラブを操作すると、早くは振れないということだろう。今回は47位Tに入ったので、しばらくぶりの成績である。だんだんと調子も上がってきているので、そろそろTOP10に入ってくる可能性も期待していいだろう。デビューの年にはパーオン率一位も記録しているので、元々ショットはいい筈。今、ツアーでも大流行の「フェード」に変えて見るなどの、スイングの見直しをコーチと相談してやってみるのもいいかも。まあ、プロだからとっくにやってるとは思うけど。とにかく彼女の復活を期待である。

5、ニッポンハム・レディス・クラシック
先日の激闘と振り返る。優勝は西村優菜。2位は野沢真央だった。西村のバンカーショットは友人のSN氏も「震えた」という名人芸。ネットでも評判になっていた身のこなしは、常人の想像を遥かに超えた「匠の技」であった。僅か二十歳の、ツアー2年目の若手がこれだけの技術を身に付けているというのは、驚きでしかない。それに比べて我々アマチュアが、如何に「技というものを持たず」にゴルフをやっているか。実に無邪気だなと思わざるを得ない。見た目は同じでも、やってることは「全然、別のスポーツ」ということか。やはりプロは違う。西村優菜、今回は技ありの一勝です。
そのほか、一応結果を確認しておこう。三ヶ島かな11位T・小祝さくら14位T・西郷真央19位T・木下彩24位T・桑木志帆と天本ハルカ(新人)と古江彩佳26位T・松田鈴英とセキユウティンと小野祐夢47位T・鈴木愛52位Tである。予選カットは、葭葉ルミ・松森彩夏・新垣比菜・原英莉花・永井花奈・穴井詩・堀奈津佳・河本結・金澤志奈でした。高橋彩華は棄権。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿