明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

酒のツマミ話(32)ブログの文体について

2021-11-06 21:38:37 | 今日の話題

1、読みやすい文章と読みにくい文章
ブログを書き始めてはや6年余り、このところ悩んでいるのが私の「文体」である。流れるようなリズムで畳み掛ける言葉の流麗な響きを楽しむタイプ。これは言葉が多くて余り内容がは無い代わりに、調子が整っていて心地よくすんなり聞くことが出来る。一方、文章は滞り勝ちで意味する所も読み取りにくいが、一つ一つの言葉の深い意味と論理構成の妙が楽しメルタイプ。これは読むのに苦労するが、それなりに得るものは大きいとも言える。さてどちらにするか、ここが考えどころだ。本来は書く内容によって書き分けられれば理想なのだが、まだ私の文章技術では、そこまでのテクニックは無い。だからまず「内容を正確に伝える事」に徹し、リズムに任せて書き連ねたり意味が重複している語句を重ねたりする事を排除するようにした。今週から気をつけてシンプルに書くよう、気をつけています。それtと書く内容が、自分では「新発見」だと思っていることが多いので、ついつい「である口調」になって偉そうに聞こえるのも気になっている部分である。改めたい所だ。まあ何にしろ、書く内容を「しっかり余すところ無く正確に書く」ことを目標にしたい。

2、新党立ち上げ
自民党絶対多数となって終わった総選挙。なんと維新が大躍進したというので「保守圧勝」となった。国民は残念ながら「保守」を好んでいると言わざるを得ない。これは言葉の使い方もあると思うが、国民の受け取り方は「保守=安定、革新=混乱」というレッテル貼りが確定しているようだ。本来は、保守=旧態依然とした既得権益の死守による、硬直した権力機構、と言うイメージであり、革新=組織のしがらみに囚われない、自由闊達な発想による斬新なアイディアを結集した、目的志向・スピード重視の能力集団、と言うイメージであるべきなのだが、どうもズレている(これは60年代の学生運動の名残かも)。この原因は、それぞれの党が自分の立ち位置を明確に意識しないか、または勘違いしていることからきていると思うのだ。私は保守・革新という区分けの仕方は好きではなくて、政治とは「要は何をやるか」だけの違いの筈である。それが既存の支配層の維持になるかまたは新興勢力の台頭になるのかという、「結果の違い」に現れるからややこしくなる。その結果だけを見て判断する習慣が身についているから、「政策そのもの」の評価が忘れられて「権力闘争」に走るのである。今度の公明党の「10万円バラ撒き案」など、選挙で維新に傾いた連立政党としての位置を取り戻そうという「人気取りの党利党略」が透けて見える典型だと思う。やっぱり公明党は頼りにならない党である。それじゃ維新なの?って、冗談じゃあない。・・・まあ政党批判は置いとくとして、私はこのへんで政治に喝を入れるためにも、「新党立ち上げ」を提案したい。

それは、日本国中に溢れている問題点を「一切の忖度なしに解決する」党!、である。名前は「問題点解決党」だ。選ばれた議員は問題点を洗い出して、最善の解決法を見つけ出す「アイディア集団」である。

勿論、解決のためのアイディア募集や資金捻出のためのクラウドファンディングなど、活動の分野は多岐にわたる。但し、防衛外交といった分野は国家が絡むので簡単に問題を解決するという話ではないから、既存政党にお任せするのが良いと思う。それよりもっと身近な小さなところから解決の実績を挙げていくのが、党の運営方針である。例えば「孤独死」をなくすとか、「貧困児童」を減らすとか、「交通事故」をなくすとか、「夫婦別姓問題」を解決するとか、「がけ崩れ」を防止するとか、色々な問題に「特化」して、党利党略など完全無視の超党派グループを作って「解決しちゃう」のである。これ、最も我々の生活に密着した、大事な大事な問題だと思う。それゆえ党の基本方針は、「問題を解決する」だけというシンプルな党則だから、保守も革新も全く関係ない立場で活動できる。

こういう、バリバリ物事を解決して生活を良くして行こうという党なら、私は是非「清き一票」を投じたいと思っているが、当選するかなぁ?

そう言えば私の友人が、以前に近所の一方通行道路の行政の不備で死者が出ている問題に絡んで、市側の対応に不満をぶちまけていたのを思い出す。その問題というのは駅の踏切に近接した危険な道路を、「歩行者に安全な道路」にしようと言うだけの問題なのだが、何故か警察も市も市議会も「自民党の対応」は遅々として進まない状況だ。こういう事が無数に起きているのが政治なのである。友人は自民党の対応に業を煮やして、今まで支持していた自民党をやめて共産党に投票したらしい。それは市議会レベルの話だろうと言われるかも知れないが、国政でも本質は一緒では無いだろうか。大事なのは「問題解決」の精神である。コロナで問題になった医療逼迫の理由についても、医師会のお偉方は「個人に行動制限を要請するだけ」で何も言わない。本当は日本の「医療体制そのもの」が問題なのに、である。こういう事を権力構造に左右されなず、問題の「解決だけを考える」党があればどんなにか我々の生活も楽になると思うのだが、どうだろう。野党もそろそろ考えどきだと思うけど。


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