明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

酒のツマミ話(57)脳梗塞からの回復

2022-05-26 17:14:48 | 今日の話題

1、田口容疑者のこれからの人生

阿武町の誤送金問題は転送先3銀行のネットカジノ代行業者が町に4300万を返金してきたことで、新たな事件に急展開した。その銀行口座には、そもそも返金の時点で600万円しか残高がなかったらしいのだ。何やらマネーロンダリングの疑いも浮上しているようだが、それとは別に、私はこの田口容疑者の今後の人生が決して明るいものではないと考えている。大体田口容疑者というのはワイドショーでも明らかになってきたように、もともと借金がかさんで阿武町に逃げてきた「八方塞がりの落ちこぼれ」らしい。

この、社会全般に対して潜在的怒りや憤りを抱えている犯罪予備軍の人間に、あろうことか阿武町は公金を間違って振り込むという「大失態」を冒してしまったのだ。人生に絶望している人間の前に「現金を置き忘れる」ようなものだ。かれは最初事情を飲み込めなかったようだが、事情を知った上は「必死になって」このお金を隠そうと、あちこちの口座に転送し「カジノに全額使った」というお決まりの言い訳を使って、「有罪で何年か服役した後に」ゆっくり使おうと考えたのは当然である。多分、公金と分かっていたので、罪の意識は薄かっただろう。これが誰か民間の「仕事上の支払い予定のお金」だったら、彼も素直に返金していたかも知れない。これが彼の過ちでもあり、運命の分かれ道であった。

だが、こういう曰く付きの金を「警察の目を逃れて隠し通す」となると、どうしても「裏社会」の力に頼らざるを得ない。田口容疑者が反社会的勢力とどれくらい接触していたのかは不明だが、もし色々とアドバイスを受けているとすれば、彼の人生は「骨までしゃぶられて」使い捨てにされる運命が待っているだろうことは、間違いない。もう後戻りは出来ないだろう。誤送金を返さない時点で、反社会的勢力の側に「片足を突っ込んで」しまったとも言えるのだ。ネットカジノ代行業者が返したお金は、必ず全額「出所後の田口容疑者から取り戻す」に決まっている。

取り返すに当たっては、どんな言い訳も通用しないだろうことはテレビドラマでもお馴染みだ。反社だけに通用する「法の適用外の世界」のルールに基づいて、とことん取り立てられる筈である。田口容疑者が出所後「まっとうな社会生活」を送れるかどうかは、まだ誰にもわからないのだ。何れにしても、田口容疑者の「逃げ得」ということは有り得ないと思われる。悲惨な結果に終わらに事を願うが・・・どうかな?。

2、構音障害が劇的改善!

脳梗塞の後遺症としては、嚥下障害と片麻痺それに構音障害が顕著である。私も例にもれず、それぞれ程度の差こそあれ、未だに少々何があってリハビリを続けている状態だ。勿論、毎年のように改善されてはいるのだが、最近はそのレベルがだいぶ上がったようで、嬉しい限りである。

① 右足
まず「歩き」が普通の状態に随分近づいている。膝と股関節が「カクカク」するのが減ってきて、アキレス腱は地面から飛び上がることが全然出来なかったのが、最近は1cmくらいは「浮く」ようになってきた。ヤッホー!である。

② 右手
右肩の可動域は7割くらい戻ってきた。これはゴルフの効果かも知れない。それと右指は、最初殆ど箸を持つのも難しかったのが、最近は「字を書く」ことも徐々に出来つつある。これは毎日キーボードで文章を入力をしているのが良買ったのだろうと思う。まだ、瓶の蓋を開けるのは右手では難しいが、水道の蛇口を開け締めするのは右手で出来るようになって来た。これもヤッホー!である。

③ 飲み込み
嚥下障害はだいぶ改善された。以前は「とろみ」を入れないと液体は飲めなかったが、今ではコーヒーもお茶も「気をつけながらだが」飲めるようになっている(ビールも!)。ただ、レモンサワーなどの「柑橘系」は、ちょっと間違うと「むせて」大変なことになるから、まだ飲もうという気にはならないのだ。ただ最近、舌の位置を「右上顎に寄せて」飲むと、意外とスムーズに飲めることが分かった。これは大発見である。つまり、物凄くヤッホー!、だ。

④ しゃべり
社会生活を送る上で最も問題なのが構音障害である。私は最初は全く喋れなかったが、発症後3ヶ月する辺りから何とか「不明瞭ながら」も話すことが出来たので、まだ良かったと思う。徐々に回復はしているが、まだ正確な発音には程遠いし、話す相手も「聞き返す」ことが結構な頻度で起きたのは、自分にも相手にもストレスであった。ところが嚥下障害で効果があった「舌の位置をずらす」方法が、しゃべりでも「不思議な効果」を生んだのである。私は話す時に「顎がこわばって」上手く発音出来ないのが悩みだったが、舌の位置をずらすと「顎の緊張=こわばり」が無くなったのだ。何という奇蹟。マジにヤッホー!、である。

以上、リハビリは毎日少しずつ続けてはいるが、ある日突然「急に良くなる」ことがあるのだ。だから世の中の多くの障害者の人で、中々改善しないことに心がくじけそうになっている人も多いだろうと想像するが、やはり「希望を捨ててはいけない」と強く思う。たとえ改善の願いが叶わなかったとしても、そういう気持ちがある限り「可能性は残っている」はずなのだ。やり続けていれば、必ずや効果は出てくると信じたい!

3、ワクチン4回目?

こないだ SmartNews を見ていたら、ワクチンを打った人より「打ってない人の感染率」が低かったと言うデータがあるらしい。こう言うデータは単純にワクチンの効果がある無しを表している、と考えてはいけないとは思うが、何となく「ワクチンの有用性」を疑いたくもなってくるではないか。大体、去年コロナが急速に収束したかに見えた時も、国民がワクチンを打ったからだと政府は必死に説明していたが、我々は「何でだろう?」と疑問視していた。この突然の収束の理由については、専門家は「分からない」としている。何だか分からないが、いなくなったのだ。最近のオミクロン株のデータを見ても、感染者は何千人も出ているのに重症者が殆ど出ていなくて、大体「高齢者や基礎疾患のある人」に限られてきている。これって、殆ど「インフルエンザと同じ」じゃないか、と言うのも納得するレベルだ。飲食店の営業制限も撤廃されたし、そもそも当初の「パチンコ業者や飲食店を狙い撃ちした対策」すら、今では懐疑的になっていると言う。結局コロナって何だったんだろうか?

そんな中で「ワクチン4回目」の話が出てきていると言うから呆れるばかりだ。もう、いい加減にして欲しいと思うし、私は4回目は打たないつもりでいる。大体、今のコロナにワクチンが有効かどうかの検証もしないで、ただ「打て打て」と言うだけの政府対策では、これから起きてくるであろう「新しいウィルス」に対抗することは出来ないと思う。最近そろそろマスクを外そうと言う話も出てきているが、この際どっかの市区で「3週間くらいマスクを外してテスト」してみたらどうなのか。1万人くらいの小規模の町で「マスク無し」の生活をしばらく続けて見て、新規感染者が「どのくらい出るか」を見るのである。そのパーセンテージが「マスクを常時付けている」他の地区と「大差ない」のであれば、もうマスクを完全撤廃しても問題ないと言える。もし、そう言う実験を「柏市」がやってみたいと言うのなら、私は両手をあげて大賛成だが「反対する人」は必ず出てくるだろうね、残念だ。

しかし「ゼロコロナ」が難しいことは、中国の例でも分かっている。十分に準備をしてからなのは勿論だが、時には「エイヤっ」と一歩を踏み出す勇気も必要だと思うよ。


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