SHUREのSRH1540、フラグシップモデルと言っていい精巧なヤツである。実は私はBOSEのクワイエットカムフォート15(私は長いことQC35だと思いこんでいたが、会社のM氏に言われてやっと気がついた)を持っていて、ヘッドフォンはBOSEが最高だと思って疑わなかった。しかしBluetoothモデルが出てきて、その快適な使い心地が癖になってしまい、有線接続のBOSEでは物足りなくなっていたのだ。そこでBluetoothのイヤホンや完全ワイヤレスイヤホンやノイズキャンセラー付きBluetoothヘッドフォンとかを買いまくって見たのだが、M氏の持っているSONYのBluetooth・ノイキャンの最新型ヘッドフォンの「レベルの高さ」には対抗できず、ヘッドフォン選びに悶々としていたのである。良いのは分かっているのだがM氏と同じのは買いたくないし、かと言って「今の選択肢ではSONYかBOSE」の2択しかない(M氏いわく)状況では、どうしてもBOSEを選ばざるを得ない。
しかし結局BOSEのBluetooth・ノイズキャンセラーモデル(QC35)にするのでは芸がない、と言うことだけは確かだ。どうしようかと迷っている時に、ふとネットで「TIME紙のヘッドフォンランキング」を見て恐ろしい衝撃を受けた。Appleでお馴染みの「Beats」は17位、Amazonでコスパ最高と言われている「Koss」が15位なのはしょうがないとして、「BOSE」が12位の「Unsound(音ではない)」とランクされていたからである。ちなみに9位の「オーディオテクニカ」は「Sound Good(良い)」とランクされているので、BOSEの評価は「いささかやり過ぎ」と言えなくもないが、それにしても超ガッカリした。長年愛用のBOSEが「音ではない」と酷評されたのだからガッカリしたのも当然である。じゃあどんなメーカーのヘッドフォンが「良い音」とされているのかと言うと、有名どころの「ゼンハイザー」は7位、一部のファンに絶大な人気の「AKG」は6位、M氏の「SONY」は5位、そのSONYより上に「パイオニア」で4位である。パイオニアって、そんなに良かったっけ?
そして注目のベストスリーは「Klipsch」3位、「Grado」2位、そして栄えある1位は「Shure」だった。SHURE?Grado?Klipsch?聞いたこと無いぞ!。私の知っているオーディオ機器メーカーには、そんな名前はなかったのである。私が知らなかっただけなのだが、このTime紙のランキングは「私のヘッドフォン観」を根底から覆すことになった。SONYがいいのBOSEがいいのと言ってはいられないのだ。そこで私はAmazonでヘッドフォンのレヴューを片っ端から読んで勉強をし始めた。Bluetoothでノイズキャンセラーつきのヘッドフォンは上記の「ベストスリーのメーカーからは出ていないか少ない」のである。相当な時間(1週間くらい)をかけて結局は、「利便性」を取るか「音質」を取るか、という事だと「私は結論付けた」。本当は色々考えなければいけないのだが、勝手に「範囲を狭めた」のである。あれもこれもと比較の俎上に載せると収拾がつかないので、勝手に線引きしたわけである。
で、結局Bluetoothとノイズキャンセル機能は捨てて、「音質のみを追究」することにした。ただ音漏れは流石に周囲に迷惑がかかるので「密閉型」にして、後は有線の「従来のスタイル」を選ぶことにした。Bluetoothモデルはまだ音質重視とまではいかないのである(M氏いわく)。そしてようやく「価格は3万でも5万でも構わないから最高に音が良い」ヘッドフォンを買う「決心」がついたわけだ。答えは明確である、ランキング1位の「SHURE」を買うことにした。Amazonで該当モデルを眺めると、密閉型でスタジオモニターの用途に耐えるレベルの高音質・分離性能・原音に忠実という2万から5万のモデルは「SRH1540」しかないことが分かった。ユーザーレビューを読んでも殆どが「星5つ」である。星4つ以下のものも「側圧が痛い」だとか「ヘッドバンドが壊れやすい」とかで、「音そのもの」に関する批判は「一つもなかった」のが、安心して「注文した」理由である。4万5千円という価格は、正直言って「全く気にならなかった」。これが現金だったら多少は躊躇したのだが、そこはクレジット払いの便利さで「何事も無かったかのように」ポチッと注文までしてしまったのだ。簡単である。ネット通販とは「悪魔のように買ってしまう」システムなのである。
で、冒頭の「とうとうSHUREがやって来た!」になったのだ。Amazonのバカでかい箱を開けて本体を取り出し、添付のコードを差し込んで「早速自分のスマホ」からミケランジェリのモーツァルトピアノ協奏曲20番を流してみた。
何という豊穣な音空間だろう!。一つ一つの音が「まるで生きているように私の耳を包み込む!。ああ、至福の時よ!。
てな訳で、しばらくSHUREの奏でる音楽の美しさに酔いしれていた。もうヘッドフォンで迷ったりしない、だって「最高の名機」を手にしたんだから・・・という「お買い物の喜び」物語を十分に満喫した次第である・・・。私はこのSHUREのSRH1540を「5年くらいは大事に使っていこう」と思っている。月で割れば「800円弱」である、めっちゃ安いではないか。中途半端なものを買っては満足できずに次々と買い変えていくなんて不幸なことを考えれば、「最高の音」を買っておいたのは「正解」である。ゆくゆくは「バランス接続」で「ポータブルアンプ」につないで、「ハイレゾ音源」なども試してみようかと思っている。もちろんSRH1540は「ハイレゾ対応」では無い。だがハイレゾ音源にも十分絶えられるだけのポテンシャルは持っていると「Amazonレビュー」には書いてあった(書いてある内容には疑問が残るが、まあいいだろう)。それに私の趣味が「古くてハイレゾ音源がない」昔のクラシックが中心ということなので、まあゆっくりと進化についていければいいと思っている。2・3年もすれば、SHUREだって「ハイレゾモデル」を出してくるに決まっている。それから買っても遅くはないだろう。
それまでは、この名機と共に「音楽の王道」を歩いていこう、私の体の一部のように肌身離さず持ち歩いて・・・と自慢たらたらに見せびらかすのが私の悪い癖である。
しかし結局BOSEのBluetooth・ノイズキャンセラーモデル(QC35)にするのでは芸がない、と言うことだけは確かだ。どうしようかと迷っている時に、ふとネットで「TIME紙のヘッドフォンランキング」を見て恐ろしい衝撃を受けた。Appleでお馴染みの「Beats」は17位、Amazonでコスパ最高と言われている「Koss」が15位なのはしょうがないとして、「BOSE」が12位の「Unsound(音ではない)」とランクされていたからである。ちなみに9位の「オーディオテクニカ」は「Sound Good(良い)」とランクされているので、BOSEの評価は「いささかやり過ぎ」と言えなくもないが、それにしても超ガッカリした。長年愛用のBOSEが「音ではない」と酷評されたのだからガッカリしたのも当然である。じゃあどんなメーカーのヘッドフォンが「良い音」とされているのかと言うと、有名どころの「ゼンハイザー」は7位、一部のファンに絶大な人気の「AKG」は6位、M氏の「SONY」は5位、そのSONYより上に「パイオニア」で4位である。パイオニアって、そんなに良かったっけ?
そして注目のベストスリーは「Klipsch」3位、「Grado」2位、そして栄えある1位は「Shure」だった。SHURE?Grado?Klipsch?聞いたこと無いぞ!。私の知っているオーディオ機器メーカーには、そんな名前はなかったのである。私が知らなかっただけなのだが、このTime紙のランキングは「私のヘッドフォン観」を根底から覆すことになった。SONYがいいのBOSEがいいのと言ってはいられないのだ。そこで私はAmazonでヘッドフォンのレヴューを片っ端から読んで勉強をし始めた。Bluetoothでノイズキャンセラーつきのヘッドフォンは上記の「ベストスリーのメーカーからは出ていないか少ない」のである。相当な時間(1週間くらい)をかけて結局は、「利便性」を取るか「音質」を取るか、という事だと「私は結論付けた」。本当は色々考えなければいけないのだが、勝手に「範囲を狭めた」のである。あれもこれもと比較の俎上に載せると収拾がつかないので、勝手に線引きしたわけである。
で、結局Bluetoothとノイズキャンセル機能は捨てて、「音質のみを追究」することにした。ただ音漏れは流石に周囲に迷惑がかかるので「密閉型」にして、後は有線の「従来のスタイル」を選ぶことにした。Bluetoothモデルはまだ音質重視とまではいかないのである(M氏いわく)。そしてようやく「価格は3万でも5万でも構わないから最高に音が良い」ヘッドフォンを買う「決心」がついたわけだ。答えは明確である、ランキング1位の「SHURE」を買うことにした。Amazonで該当モデルを眺めると、密閉型でスタジオモニターの用途に耐えるレベルの高音質・分離性能・原音に忠実という2万から5万のモデルは「SRH1540」しかないことが分かった。ユーザーレビューを読んでも殆どが「星5つ」である。星4つ以下のものも「側圧が痛い」だとか「ヘッドバンドが壊れやすい」とかで、「音そのもの」に関する批判は「一つもなかった」のが、安心して「注文した」理由である。4万5千円という価格は、正直言って「全く気にならなかった」。これが現金だったら多少は躊躇したのだが、そこはクレジット払いの便利さで「何事も無かったかのように」ポチッと注文までしてしまったのだ。簡単である。ネット通販とは「悪魔のように買ってしまう」システムなのである。
で、冒頭の「とうとうSHUREがやって来た!」になったのだ。Amazonのバカでかい箱を開けて本体を取り出し、添付のコードを差し込んで「早速自分のスマホ」からミケランジェリのモーツァルトピアノ協奏曲20番を流してみた。
何という豊穣な音空間だろう!。一つ一つの音が「まるで生きているように私の耳を包み込む!。ああ、至福の時よ!。
てな訳で、しばらくSHUREの奏でる音楽の美しさに酔いしれていた。もうヘッドフォンで迷ったりしない、だって「最高の名機」を手にしたんだから・・・という「お買い物の喜び」物語を十分に満喫した次第である・・・。私はこのSHUREのSRH1540を「5年くらいは大事に使っていこう」と思っている。月で割れば「800円弱」である、めっちゃ安いではないか。中途半端なものを買っては満足できずに次々と買い変えていくなんて不幸なことを考えれば、「最高の音」を買っておいたのは「正解」である。ゆくゆくは「バランス接続」で「ポータブルアンプ」につないで、「ハイレゾ音源」なども試してみようかと思っている。もちろんSRH1540は「ハイレゾ対応」では無い。だがハイレゾ音源にも十分絶えられるだけのポテンシャルは持っていると「Amazonレビュー」には書いてあった(書いてある内容には疑問が残るが、まあいいだろう)。それに私の趣味が「古くてハイレゾ音源がない」昔のクラシックが中心ということなので、まあゆっくりと進化についていければいいと思っている。2・3年もすれば、SHUREだって「ハイレゾモデル」を出してくるに決まっている。それから買っても遅くはないだろう。
それまでは、この名機と共に「音楽の王道」を歩いていこう、私の体の一部のように肌身離さず持ち歩いて・・・と自慢たらたらに見せびらかすのが私の悪い癖である。
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