明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの愉しみ(37)女子ゴルフ、ツアー選手ウェア対決!

2020-09-07 10:29:00 | スポーツ・ゴルフ
第一組 前田陽子、酒井美紀、サイ・ペイイン
全員ロングパンツか半パンツで、ウェアも特にこれと言って見るものなしだ。前田陽子などは「ゴルフでもない普通の格好」である。しかし酒井美紀が随分飛距離アップに成功していて、こっちの方に興味が湧いた。やっぱり相当「筋トレ」してるんだろうか。それにしてもキャディの姉は普通体型なので、酒井のおデブちゃんぶりは不思議である(何かの病気の可能性もあるから、こう言う体型いじりは注意が必要だが)。3年連続フェアウェイキープ率1位っていうのもある意味凄いけど、あんまり有り難くはない称号。やっぱゴルファーなら、絶対飛距離1位のほうが嬉しい。

第二組 福田真未、笠りつ子、全美貞
全や笠は相変わらずのショートパンツだが、福田もあんまり見慣れないショートパンツなので「へぇー」と思った。スカートじゃないと「あの富永一朗描く」ところのキーポッポ体型が気にならないのも面白い。色は上が黒シャツで、パンツがグレーのシックなペイズリー柄で「おとなしめ」だ。福田ももうお姉さんグループに入っているので、派手な格好は逆に「浮いちゃう」のだろう。こないだ大山志保がレインウェアに登山帽みたいな格好で試合をやっていたが、「あそこまで酷い」と放送事故レベルと言えそう。普通の視聴者には、とても選手がやってるとは思えないので考えものである。実際私は大山をテレビで見た時には、しばらく「コースメンテナンスの職員」かと思っていた。

第三組 臼井麗香、セキ・ユウティン、藤田さいき
藤田さいきは普通の黒スカート。年を重ねるにつれて逆に飛距離が伸びてるというから凄い。やっぱ才能なんだろうか。真似したいけど無理かなぁ。臼井麗香は数々の批判にもめげず「しぶとく」お嬢様キャラを貫いているみたいだが、最近は流石に特攻服は止めたみたいである。きっと契約メーカーからスタイリストでも派遣されてるに違いない。今日はブルーのリボンにお揃いのとスカート、それに黒に白いライン入の膝上ソックスで「まあまあ」の出で立ちだ。リボンがなければ「普通じゃん」である。まあ、下からプラチナ世代が猛追して来て、本人も格好つけるより「スコアが大事」という気になったんだろう。良いことである。その点、このところトレーニングに余念がないセキ・ユウティンは、飛距離もグングン伸びて「流石プロ」としての自覚が素晴らしい!。臼井麗香などは足元にも及ばない「可愛さ」で比べるのも烏滸がましいが、こちらは全身純白の眩しいほどのウェアで「リボンがまた超可愛い」から困っちゃう。昨日は上下「真っピンク」の度肝を抜くファッションでファンを喜ばせたが、カラーコーディネートのセンスは抜群と見た。セキ・ユウティンはショットの前に「チラッと目標を見る表情が可愛い!」と評判である(私だけ?)。なお、藤田・セキともに1番バーディ発進で、いい感じでスタートした。セキのやることなすことが、ついつい目を引くのはそもそも可愛いから為せる技で、小兵の臼井麗香なんかには、悔しいけど追いつかない境地であろう。ちなみにドライバーの飛距離でも20ヤードは置いて行かれていたようだ。臼井麗香、撃沈!

第4組 濱田茉優、福山恵梨、宮田成華
濱田は今季好調でどっしりと風格も出てきた。福山は相変わらず地味な控えめの性格で存在感影薄い感じだが、「意外と内面は勝負師」の気もする玄人好みの選手だ。福山のウェアは上はピンクだが、下はいつもと同じグレーのショートパンツと地味である。それに比べて宮田はこのところCSの企画で「ひとりゴルフ」に出演するなど、露出も増えて余裕が出てきている。上下黒のウェアだが、ミニスカートには「小さいハートを散らした柄」で、ちょっとアイドル癖が抜けてないのがご愛嬌だ。プロフィールによればもう23才という年齢で、そろそろ本腰を入れる頃だろうと思われるから、来年が勝負である。スイングは柄に似合わず豪快で、飛距離も十分出ているから楽しみ。

第五組 但馬友、東浩子、下川めぐみ
この組は何れ劣らぬ「ずんぐりむっくり体型」のプロ集団であるから、ウェアがどうこう言うレベルでは無いので、パスだ。まあ歌手で言うなら「バックボーカル」という位置づけだろうか、主役ではないが必要な存在という感じ。本人たちもそれは自覚しているので、出過ぎず目立たず前に出ず、という燻銀キャラに収まっている。

第六組 川満陽香理、田中瑞貴、植竹希望
田中と植竹がロングパンツ、川満がショートパンツである。何かショートパンツが多いような気がするが、流行ってるんだろうか?。川満陽香理はGOLF5のホステスプロで、ティーイングエリアに立った姿はいかにも引き締まったアスリート体型で、好感が持てる。結婚しているそうだが、それを感じさせない「ほのかな色気」を漂わせているのは頼もしい。やっぱ和風の顔立ちが効いているのだろうと思うが、顔は大事だよねぇ。川満陽香理は脚も長くて洋風体型だから、意外と若く見られるが33才である。このくらいの年齢の「しっとり美人」が試合をリードしてゆくと、ツアーも見応えあるんだがなあ。

第7組 原英莉花、沖せいら、辻梨恵
原英莉花はプロゴルファーというより、「サッカー選手」を思わせるアスリート感が半端ない。手足は長いし顔は小さいし、贅肉が1gもないような身体で「ドライバーはツアー4位」という飛ばし屋だから魅力的である。いかんせんパターがイマイチなので「松田鈴英」同様、上位には顔を出すが勝ち切れる雰囲気が全然出てこない。鈴木愛にしても申ジエにしても、彼女たちが上位に来るだけで「またやられるんじゃないの?」という恐怖感を選手に起こさせるオーラが漂っている。それが原英莉花には、まだ無いのだ。ここ2、3年は素材の良さで話題にはなっているが、笹生優花なんか見ていると「やっぱり骨格が違う」気がする。原はゴルファーというよりも跳躍系のスポーツ、例えばバスケットのような「相手のある競技」の方が向いているんじゃないかと密かに思っている。まあ本人次第だがね。というより、ウェア対決に戻るとこの組では、辻梨恵の柔らかめの色の組み合わせのコーディネートが、感じが良かった。体型もほんわかとしていて、この辺は女子ゴルフの醍醐味である。沖は色気も何も素っ気ない、黒白のロングパンツスタイル。見どころは唯一「ちゃごる理論ばりの、クラブをコトンと寝かせるスイング」が目を引く。腕力が足りないので飛距離は出なかったが、スイングの形は「理想」に近いのではないか。もうちょっとトップで左側屈が入ると、もっとボールに力が加わると思われるのが惜しい点だ(いっちょ前に解説者めいたことを言っちゃった!)。

第8組 竹山佳林、菊地絵理香、永井花奈
竹山は黒白の幾何学模様のシャツに白のショートパンツ。個人的には好きな組み合わせである。出来ればキャップもパンツに合わせるともっと良かったと思う。菊地絵理香はダサダサの長ズボン。人気者ゆえの「普段着スタイル」なのは余裕の現れか。彼女に一番似合うのは、実は「ゴルフには余り見かけない、シャツドレス」ではないかと思うのだが、スタイリストにはウェアメーカーの制約があって難しいのかも。背が低いだけに「カッコいい!」というファッションにはちょっと縁が遠い。もう一人、顔が可愛いのに残念な体型で損をしているのが永井花奈である。香妻琴乃とそっくりな「寸胴むっくり体型」である(惜しい!)。肩幅も相当あるので、これは男性骨格なんだろう。上下揃えたセットアップのミニで可愛いのだが、惜しいことに胴回りが明らかに「太い」。まあプロゴルファーなのでこの辺は良しとしよう。中々上位に上がれないが応援している選手の一人である。何せ、カメラに向かって手を振る時の笑顔は「ピカイチ」なんだから。

第9組 古江彩佳、葭葉ルミ、山下美夢有
古江は背が低いが実際以上に筋肉は付いている。青の縞模様のシャツに赤のショートパンツというスタイルだが、「ウェストで蝶結びに結んだパンツと同色の「ひも」は全くいただけない。いかにもファッションセンスのない感じが出ていて、都会慣れしてない素朴な田舎育ちを思わせる(田舎をバカにしているわけではない)。こういうところは周りの大人が見てあげなければいけないな、と思った。とにかくプロゴルファーは皆、表彰式とかファン感謝祭なんかで出てくる時の「私服のドレスアップ姿」を見ると、芸能人とかと並んだ姿は「これが同じ人間?」かと思うほど、筋肉バッチリのプロレスラー体型なのである。葭葉なんか、ゴルフ場でみる分にはまだスリムに見えるが、町中では間違いなく「ゴリラ?」と指さされる部類の「似合う洋服が見当たらない女子」なのだ。これも職業と言ってしまえばそれまでだが、何とも因果な職業である。特に葭葉は何を着てもダサい。下半身が短い上に鍛えていて筋肉モリモリなのはしょうがないとして、白のフレアー気味のスカートに「幼稚園児御用達」の白の普通のソックスという、考えられないほどの「変態オジサン的ファッション」を平気で身に付けて出てくる。このソックスは、いつも葭葉が気に入って履いているもので韓国プロゴルファーにも多く見かける格好だが、ハッキリ言って「何でそんな格好してんの?、意味わかんない」という最低レベルのファッションである。小学校の徒競走やってんじゃないのだから、もう少し考えてやってもらいたい。もう、こんなソックスは速攻止めて、韓国を真似するにしてもせめて「コ・ジンヨン」みたいなバリバリのアスリート系ウェアで攻めてもらいたいと思うのは私だけでは無いだろう。案の定、スコアも伸びないのはファッションセンスのせいではないだろうが、それにしてもダサ過ぎる!

第10組 吉川桃、岡山絵里、宮里美香
この組も三人ともショートパンツと、女子ツアー全体で大流行である。ウェアの違いはシャツの違いしか無いが、宮里はオレンジで彼女のお気に入りカラーと思われる。PGAではリッキー・ファウラーがオクラホマ州立大スクールカラーのオレンジを着用して有名だが、彼女は母校がオクラホマってことはないだろうから、単に好きっていうだけと思う(当然だ)。それにしても岡山と宮里はベテランの味を出していて、ツアーをそれなりに盛り上げているのは見事である。ウェアで派手さを出すよりは、プレイで実力を発揮というところか。

第11組 吉本ここね、イ・ミニョン、渡邉彩香
吉本ここねは可もなく不可もない「黒のシャツに赤の模様が入った白のスカート」で、白のキャップとバランスが取れている。イ・ミニョンはピンクのシャツが一見ド派手に見えるが、本人が一向に「商店街の八百屋のおばさん」といった体の、外見無視の性格なので、そのギャップがある意味凄い。まあ、私の嫌いな韓国ということで、ウェア対決は対象外だ。渡邉彩香は白のシャツに赤のミニ。いつものフアッションなので見慣れた感じだが、何より「ドライバーがオレンジ」という異色のギアに驚いた。早速ネットで調べると、去年はブリジストンスポーツの「今を時めく TOUR B JGR」のプロト9.5度を使用していた筈。だが今季は同じブリジストンでも、「J015」という旧モデルにスイッチしている。シャフトはディアマナのDF60Xから、グラファイトデザインの「TourAD・PT6Xで44.5インチ」だという。何でだろう?。特筆すべきはウッドをピンの410にした点である。これがどうなのか、今後の試合で結果がでるかも。ピンは友人のSY氏が使っているので、今度試打させてもらおう。飛距離は流石に驚くほど飛んでいて、他の選手の遥か前に着弾していた。肩幅はそうでもないが、太ももの太さが「異常に太い」から、多分パンツは市販のサイズでは履けないと思う。以前、パンツルックを見たことが有るが、その時は「ジャージっぽい素材」の太ももが緩いタイプだった。そうだろう、そうだろう。笹生優花と勝負できるポテンシャルを持っているのは、私の見たところ「素材的には渡邉彩香ただ一人」である(衝撃の事実だ!)。この二人、もはや女子ゴルフという枠には収まらない迫力が感じられるではないか!

最終組 蛭田みな美、比嘉真美子、小祝さくら
蛭田みな美は黄色のシャツにオフホワイトのミニと、如何にも真面目そうな印象である。民放の「ゴルフサバイバル○○月の陣」に出ていたので、見ていた人も多いかと思うが実力はある。それがトップツアーで優勝争いをしているから、このところのツアーは下剋上が激しいわけだ。比嘉はブルーのシャツにに白のショートパンツと白のキャップ。タイガーの最終日「赤黒の戦闘服」と比べると、勝利への意欲を内に秘めた「静かな闘志」を感じさせて、こちらも怖い存在である。そしてお待ちかね、堂々最終日のトリを取ったのは、「黒と黃」のウェアに身を包んだ「小祝さくら」である。黒・黃のカラーは往年のバイク世界選手権を席巻した「ヤマハ」のイメージカラーでもあるから、バイク好きの私にとっては親近感が湧くカラーリングである。そう言えば黄色というのは案外目立つ色彩のようで、何を隠そう「実は私も黄色のパンツを履いている」のだ!(関係ないだろ!)。顔はまだまだ幼さを残してはいるが、ショットに入る時の「獲物を見据えた眼光」は、さすが首位に立つだけの鋭いものがある。

以上、私の独断と偏見によるウェア選手権でしたぁ。で、表彰台に登ったのは、
3位は大人の色気で川満陽香理、
2位は若いのに貫禄を見せた小祝さくら、そして
1位は「やっぱりセキ・ユウティン」となりました。パチパチパチ。

編集後記:とにかく疲れたの一言です。一部、ウェアというより「体型いじり」になってしまったのは反省しています。というかこの企画、3組目あたりから「やるんじゃなかった」と後悔しきりでした。なにしろ出場人数が多すぎるのだ!(そんなこと、分かりきってるだろうに)。

というわけで、最後は死ぬ気で書き終えました。こういう企画は十分考えてから書くべきですね、しばらくは反省して海の底に沈んでいる事にします。

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