日本ではコロナは全滅の噂も囁かれているくらいに新規感染者数が激減してるけど、これがワクチンを打ったせいかというと「そうじゃない」という話。
1、英国
11月初めに政府のコロナ担当部署であるUKHSA(英健康安全庁)が、40歳以上ではワクチンを打たなかった人より「打った人の方」がコロナの感染率が「2倍位高かった」、という統計を発表した。これは「これじゃワクチンが効かない」という「誤解」を人々に与えるとONS(統計局)がクレームをつけて、渋々計算をやり直した結果の数字である。ONSが発表した別の統計でも今年4月以来の死亡者数で、非接種者より既接種者の方が「多い」という結果が出た(注:コロナに限らない全死亡者数)。田中宇氏が推測するに、ワクチン接種によって「免疫力全般が低下」したことで、死亡者数が非接種者を上回ったのだろうと言っている。
2、スウェーデン
ウメオ大学の医者たちが、スウェーデンではワクチン接種後2週間以内の死亡率が、通常の死亡率より20%高いという論文を発表した。これはワクチンの副作用による死亡や、ワクチンによる免疫低下で「他の病気への抵抗力が落ちて死亡する」可能性が高まった結果ではないかと田中宇氏は想定している。
3、ドイツ
国内16州の直近4週間の死亡率を学者たちが調べた所、ワクチン接種率が高い州ほど「超過死亡率」が高いという結果が得られた。これもワクチンが、死亡者数を押し上げているということを示している。ドイツはワクチン接種率がそれほど高くはないが、それでも50%以上ある筈なのに「過去最大の感染者数」を出しているし、死亡者も急増しているのが何よりワクチンの効果を疑わせる、と田中宇氏は想像している。
4、ジブラルタル
ジブラルタルはワクチン接種率100%、アイルランドは93%だが、いずれの国でも「感染者数が急増」している。ジブラルタルでは、クリスマスの催し物を中止した。これもワクチンが一過性の効果しか無いことの事例。
5、アメリカ
11月12日、コロナ最高権威の CDC のファウチが接種率の高いイスラエルの統計を参照し、ワクチンが感染を防げないだけでなく「重症化も防いでいない」と認める発言をした(日本では何故か報道されていないようだ)。田中宇氏はむしろ、ワクチンが逆に「感染や死亡の可能性=リスク」を高めているのではないかと疑っている。マイクロソフトのビル・ゲイツもワクチンが効果がないことを認めたらしい。この辺の報道は日本ではほとんどニュースにならない。
6、アフリカ
ワクチン接種もPCR検査も少ししか行われず、都市閉鎖もやっていないのに「感染者数も死者も少ない」状態が続いている。以前は欧米諸国に比べてアフリカの「ワクチン供給」が遅く、このままでは感染爆発するから何とかしないと大変なことになる、と言われていたのに実際はそれほどでもなかったので、専門家の間では「謎」だと言われているそうだ(アフリカは欧米諸国に比べて赤道に近いから、ウィルスがそれほど活発ではないのかも。但し、ブラジルとアルゼンチンは感染者数が非常に多い)。アフリカはその上「超過死亡率」も高くないので、本当はコロナで死亡したのを他の死因と間違えてカウントした、という可能性もないと思われる。アフリカは若者が多いのでコロナが蔓延しないのだという説もあるが、そうだとすると逆に「若者にワクチン接種は必要ない」ことになる(これは高齢者の感染者数をワクチン接種者と非接種者で比べないと分からないと思うが)。
7、オーストリア
コロナ第5波で感染爆発が起きているので、外出禁止やワクチン旅券制度を厳格にして、再度ロックダウンを市民に強要した。そしたら「3日後」に感染者数が急増したという(これは陰謀論的な数字だとも言えるが)。このコロナ対策施行前の週末である11月20日には、欧州各地で反対デモが開かれたがマスコミは報じていないらしい。とにかくワクチン接種が進んでいるはずの欧州で感染爆発してるのは事実である。
8、オーストラリア
たった9人の陽性者が出ただけの北部準州で、厳重な都市閉鎖が行われ、軍隊が出動して、陽性者と濃厚接触者(計38人)をハワードスプリングスのコロナ病院に強制収容した。オーストラリアはどうもコロナ対策が「感染状況に比べて、ちょっと過激過ぎる」ような気がする。それに比べて日本はロックダウンなどしていないのに「それほど感染爆発せず」に沈静化ができているのは、何か特別な理由があるのかも(これは私の疑問)。
最後に田中宇氏は、記事名を「効かないワクチンを強制して市民に反対される」とした理由を書いているが、氏の政治的な深読みとは別として、私の感想は「やっぱりワクチンは効いてないかも」である。
以上は、田中宇国際ニュース解説から得た知識を「かいつまんで」書いたパクリ記事でした(いつものやつやん!)。
これを踏まえて、今日本で起きている「感染沈静化」について私の感想を言うと、どうもコロナが下火になったのは「ワクチンのせいでは無い」という、漠然とした疑問である。実はワクチンを打ってからというもの、「何となく体全体の具合がずっと悪い」のだ。この「具合が悪い」ということとワクチンの因果関係が「ある」というわけでは決して無いが、たまたま時期的に重なっているのかどうか、については「多少は疑って」いる。これはワクチン接種がかなり進んで来た頃に「第5波」が来ている、ということから疑いを持ち始めたのは事実だ。まだ高齢者中心とはいえ、8月初めには2回目のワクチンを打った人が相当数いるのにも関わらず、その後「過去最大の感染爆発」が起きたというのが、どうにも解せないのである。減るならまだしも爆発するなんて「何とも変」ではないか?
コロナ感染者数を見ると、まだワクチンを打っていない去年の方が「感染者が少ない」のだ(今年の8ー9月の感染爆発は、ワクチンの抗体値が減少する前である)。それにウィルス感染症というのは過去の大規模流行の例を見ると、ある程度多くの人が罹ってバタバタ死者が出ると「しばらくして」、大体沈静化していなくなる。これを季節的に繰り返して対応するワクチンや治療薬が出てくる頃には、それほど重症化もしないで「普通の風邪」みたいな病気に落ち着くのが普通だ。ところが今回のコロナに関しては、ワクチンを打っているのに「過去にないほどの感染爆発が起きた」ことである。そしてワクチンの抗体価が半年で減少するから3回目の「ブースター接種」が必要だという(半年で効果がなくなってしまうワクチンなんて、余り聞いたことは無いが)。もし3回目を打ってまた感染爆発が起きたら、「4回目も打つ」ことになるのだろうか?・・・そして5回目も・・・。これじゃ永久に半年ごとにワクチンを打つ羽目になっちゃうけど、どうなの?
確かに欧米人の間で「感染爆発」してるように見える。それが文化の違いだか DNA の違いだか何だか分からないが、中国の撲滅の例やインドの収束の例を見ると、人口15億とか13億とかの国で「コロナがコントロールされている」のを見れば、何かワクチンとは「違うアプローチ」を考える時期なのかもしれないな、と思った。感染予防に血道を上げるよりも、発症した人を重症化させないで「治療する特効薬」を優先して開発すべき、と思う。インフルエンザもそうして克服した。これからは3回目のワクチンをどうこう言うよりは、マスコミはもっと「治療薬開発・承認のニュース」を国民に届けるべきであろう。
今朝、いつも聞いているラジオ「森本毅郎スタンバイ」で言っていたが、コロナに負けないための方策は「手洗い・マスク・換気」が一番じゃないか?、と言う基本的な防御法だった。私も滅多にない飲み会では「マスクと換気」をまず確認した。ただ、ワクチンは免疫力を弱める副作用がありそうだから、コロナと言わず「病気全般に注意」したい。これは蛇足だが、私の場合は好む好まざるに関わらず「独りで家に籠もってじっとやり過ごす」ことにならざるを得ないので、不本意だがこのまま続けることになると思う。
勿論、ワクチン3回目は「打たずに様子を見る」つもりだ。
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