明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

岩手県を今すぐロックダウンせよ!

2020-04-18 20:40:56 | ニュース
そこで私は人を追うのでは無く、「地域を追う」方法でコロナ対策を作り上げるのが適切だと提案したい。

1、コロナ感染は人でなく地域でやるべきだ
感染者は人から人へと伝染っていく。だからコロナ感染者から「芋づる式」に追っていけば、感染の「全体像がつかめる」というのが「クラスター潰し」作戦である。だが、この方法は感染者が症状が出て、病院でPCR検査を受けて初めて辿ることが出来る方法だ。感染者が「無症状」のまま伝染っていけば、どんなにクラスター班が優秀であっても「辿れない」のである。それがコロナの特長だ。そこで代替案として、感染者が「どこで感染したか」にフォーカスして、追求していく方法を考えた。勿論、感染者が「どこで感染したのか」が分かれば一番いい。しかしコロナの場合は、「無症状」の時が一番感染しやすいという特長がある。そのために「感染場所」を特定するのは難しいのだ。そこで代替処置として「感染者の住所」を感染場所とする。そうして「感染場所」を地図上の「点」で表示していけば、表示を日毎にコマ送りしていくと「その日の感染状況」が「波」のように広がっていくのが見て取れるはずである。私がよく見る「花粉飛散情報の時間ごとの伝播状況地図」と同じようなものだ。それを全国に広げた図になる。政府のコロナ対策室がどういうデータを基に「戦略を練っているのか」私には不明だが、この方法でコロナウィルスを追っていけば、最初に横浜や札幌で感染が始まり、次第に全国に広がっていく様子が「コンピュータ画面上」で日を追って見ることが出来る。つまり「花粉が飛ぶように」ウィルスが人を介して伝播していくのである。これを「コロナウィルス伝播状況図」と呼ぶことにする(そのまんまじゃないか!)。要するに「ウィルスの動きを目で見る」。そうすれば今、ウィルスが自分の所に近づいているかそうじゃないかが目に見えるので、自粛するのでも「より意識が明確」になって来る。東京のウィルスが「風に乗っていきなり島根にやって来る」ということは、絶対に無いのである。そこには必ず「運ぶ人」がいる。

2、コロナ対処法の誤り
コロナは「ウィルス」による病気だから、ウィルスがいなければ「絶対にかかることは無い」。それと日本が島国だということを考えれば、当然ウィルスは「空港か港」から侵入し、観光地やビジネス中心地を経由して全国に伝播していく(と想像される)。感染者を地図上の点に表わし、日毎に追っていくことで、ウィルスが「どのようにして」広がっていったかが見えてくる。そしてそれらの点は「逆戻りすれば」どこかの空港か港に辿り着く。だから感染症対策は「出来るだけ早いうちに」感染者が出た地域を封鎖する事にかかっている、とも言えるのだ。今回は無症状の「ステルス感染者」がいるということに気付くのが遅かったので、「症状が出た人」を追いかける「クラスター対策」という「誤った対処法」を取ってしまった。それがために、結果的にコロナが「全国に蔓延」してしまったのは事実である。これはコロナウィルスという未知のウィルス防御に関しての「重大な教訓」だ。クラスター方式は「全員を追い詰める」事で成立する。しかしコロナは「無症状者が伝播させていく」感染症なのである。クラスター方式では対処に限界がある。思えば横浜で「初めて感染者が出た段階」でロックダウンを決行していれば、あるいは1、2ヶ月で終息していたかも知れない。勿論、そんなことは「どんな首相でも」決断はできないであろう。だが今回のウィルスによる大打撃を考えれば、「次回には」考えるべき対処法の一つに上がってくるのは間違いない。今回は中国一千万都市「武漢の封鎖」という、民主国家日本では「信じられない処置」を中国共産党は実行した。それほど恐ろしい感染力を持ったウィルスだという認識が中国中枢には既にあったのである。それを聞いていながら、曖昧な水際作戦とクルーズ船の不手際で「初期対応を誤った」政府の判断ミスは「途轍も無く」大きい。政府はその後悔をハッキリと言葉に表し、今改めて「どうすれば良かったか」を再検討することが絶対必要である。そうすることで初めて「次回、コロナのような感染症に対する最上の対処法」を作り上げることが出来るのだ。それは安倍首相の「義務」でもある。

3、岩手県のロックダウン
我々に取って最後の希望があるとするなら(今からでは遅いかも知れないが)、感染者が出ていない「岩手県」を外界と完全に遮断して、ウィルスが入ってこない「ロックダウン状態」にする実験をやってみる価値は、十分あると思う。ロックダウンは都市封鎖であるが、岩手県の場合はウィルスが「まだ県内に入っていない」のであるから、県民保護の見地からの「逆封鎖」である。外部の県と交通する空港・港・駅・そしてすべての道路を「完全遮断」し、人っ子一人通らない「完全密閉」のシェルター状態にするのだ。勿論、県民は普段通りに「ウィルスを気にせず」、飲み屋もサッカーもコンサートも愉しめば良い。コロナどこ吹く風で「大いに市民生活を謳歌すれば」良いのだ。但し、県境を「ネズミ一匹通さぬ態勢」で、完全防護服を着た自衛隊員が銃を携帯して封鎖するのである。これは実験だ。こうすることで、コロナが収束するまで「県ぐるみで巣篭もり」しながら、じっと耐え抜けば「感染者ゼロ」の完全試合を成し遂げられる。まさに「コロナに勝利した唯一の県」という栄誉を勝ち得ることが出来るのだ(というか、出来る「かも」知れない、である)。これはトライしてみる価値があると思うけど、岩手県知事は「どう思っている」のかな.一遍聞いてみたいよね。要するに、日本も早い段階で「感染者が出た場所」をロックダウンし、人の移動を完全に止める「地域防御策」を積極的に推進していれば、これほどの騒ぎにならずに済んだかも知れない、という仮説である。これは言ってみれば「仮説の実験・検証」を岩手県を使ってやってみようというアイディアである。岩手県で「ウィルスを遮断する」ことが上手く行けば、来年以降の未知の感染症に対する戦略として、この地域防護策は非常に役に立つ筈なのだ。そしてロックダウンした時の「経済」とか「他県との物流」とか「精神的孤立」などの色々な問題も、同時に「具体的なデータ」が集められて、今後の研究に参考になると思う。

結論 : コロナをどうやって収束させるかは勿論大事なことだが、ウィルスを「伝播させない方法」についても「実験しておくべき」であると考える。岩手県知事と安倍首相は提案を検討し、是非とも「実験を実施」して貰いたい。やってみたら「全国民が注目する一大イベント」になるのは間違いないよね。岩手、最高!

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