明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

2024ゴルフ練習日誌 (49)練習して何か分かったかも

2024-01-20 14:13:36 | スポーツ・ゴルフ

昨日予定通りゴルフパートナーでウッドを練習しました。持っていったのはスピーダー・エボリューションⅢのSシャフトが入ったタイトリスト907F3です。まあまあ難しいクラブです(何でこんなん買ったんかな、もう)。体力も落ちスイングスピードが落ちてきたのでそろそろ新しいのにしようと思っているのですが、まずはスイングを固めてからと考えている所です。まあ、買うならTSRシリーズの軽いモデルと決めてはいますが、何しろ最新モデルなのでチト高い。そこでスペックを年齢の高いアマチュア向きに今一段易しくした旧型「VG3」モデルもいいかな?と視野に入れています。とにかく、今は「振り切るスイング」作りが先決ですね。

行く前に色々考えてから臨んだ練習だったのですが、結果は思ったようには当たらなくて散々でした。2時間の練習でちゃんと当たったのは二回だけです(これじゃゴルフ辞めた方がいいかも・・・)。こんな事でくじけてはいられませんが、相当に酷い状態だったのは間違いなしでした。この程度でテレビで見る女子プロの練習みたいに、真っ芯に当たったナイスショットを連発する日が「下手っぴ全開」の私なんかにもやってくるんでしょうか?(間違いなく来ないと思うけど)

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そんなこんなの私でしたが、練習で少しだけ「分かった事」があったのでそれを書いてみたいと思います。

1、アドレスで正しい位置にスタンスを取る・・・まず当てなきゃ話になりません

① 左右のズレ(ダフリ・トップ)
これは何よりも「頭を動かさない」ことに尽きると思っています。私はバックスイングの初動で「右にスエー」する癖があるので、自分としてはむしろ「そっくり返る」ぐらいの感覚で、上体を「アドレスの位置に留めて置く」ことが重要と思いました。最初はなんとなく上手くいくのですが、気を抜くとすぐ忘れるので毎回実行できるように反復練習が絶対必要だと思います。特に練習時には「声に出す」くらいのことも必要じゃないでしょうか。

② 前後のズレ(スライス・フック)
私のショット映像を見ると、殆どがフェースの「ヒール寄り」に当たっていた(シミュレーターはこういう時に便利である)。多分、ちゃごるTVをやりだしてからインパクトが外側にズレるようになり、シャンクも出たりして悩んでいました。今はアドレスでボールよりヘッド一個分手前にセットしています。これでスイングすると丁度いい感じに当たる訳です。しかしこれからは前傾姿勢を維持してクラブ軌道を手前に引き付け、遠心力で外側にブレすのを防いで「正しい軌道」でボールを打てるようにしようと思っています。大事なのはシャフトではなく「ヘッドの通り道」ですね。これは上体を残す事で解決しました(後で出てきます)。

● 頭は固定して右にスエーを止める
● その場で上体をねじる
● 軌道を手前側に通す
● ヘッドの位置を意識する

2、切り返しで目標方向を意識する・・・ボールに意識を向けると手打ちになる

切り返しでは左に踏み込むことが必須だと思いますが、真っ直ぐ左に踏み込むとアドレスより「腰が前に出て」しまいます。そこで、目標方向より左に踏み込んで「右足が目標方向に向かう」ようにすると上手くいくと思います。これを実行するには左脚を「大袈裟に曲げて」低い姿勢から右足を思い切って蹴ると、思ったよりもスムーズに回転出来て真っ直ぐ体重移動が出来ると思いました。なお、右足を蹴る為には「爪先に重心を掛ける」と上手く蹴れます。右足が目標方向に正しく蹴れていれば、前傾姿勢が崩れて腰が前に出ることは無くなりますし、それによって「クラブ軌道も正しく手前側」を通すことが出来ると思います。

● 左脚を深く曲げる
● 左尻を後ろに引く
● 右足を目標方向へ蹴る
● 右足爪先重心

3、切り返しのタイミングは右足を蹴ってから・・・相当長い間トップのままで我慢が必要です

今迄は腰を回転させた時と「同時」に切り返していました。腰が回った後のタイミングだと「さらに一段階腰を捻らなければ」ならなくて、意外と難しいと思っていました。切り返しのタイミングがゆっくりな人とキュッと素早く切り返す人と二種類いると思いますが、以前は私も「同時に回転」するタイプだったと思います。ところが今回「下半身を回す」ことに専念した結果、上体をトップの形にしたままで「右足が蹴れる」ことを発見したのです。意外と私は「可動域が広いな」と思いました。実際は上半身とくに肩と腕に力が入っていないと、意外と楽に回せます。上半身を分離して「下半身だけ回す」練習をしたら捻転差が生まれて「飛距離が思ったよりも出る」ことも分かりました。これは朗報です。コツは「目標方向に背中を向けた状態で」右足を蹴る、です。最初はどうしても右に傾いてスエーしてしまいますが、ここで頭を動かさないように踏ん張って色々試行錯誤していくうちに何とか出来るようになる筈です。ポイントは「左広背筋の張り」を意識し続けることでしょうか。上半身を右に向てけて左尻を後ろに思いっきり引くと「切り返しの形」が出来ます。それとダウンスイングでは「右足の外側に振り下ろす」ことです。ここでの注意点は「左腕を伸ばして引き下ろし、右手は脱力して脇腹にくっ付ける」事だと思います。なお、振り下ろす時に上半身はまだ「立てた姿勢のまま」が良いように感じました。右肩を下げないためです。

● 左腕をしっかり伸ばし、小指に力を入れて引き下ろす
● 右手はインパクトまで脱力したまま
● 右肘を脇腹にくっ付ける
● 右太腿の右外側に振り下ろす
● 振り下ろすタイミングは右足を蹴ってから
● 途中まで上体は立てておく
● 胸は目標方向に開くが軸は下を向く

4、インパクトで目線をちょっと下げる・・・縦回転でインパクトするには必要な動作ではないかと思ってます

私のスイング映像を見ると大概インパクトで少し起き上がっています。本来は逆に少し沈み込むぐらいの動きがあると良いのですが、どうも上手くいかないなと思っていました。そこで試しにインパクトの時に顎を引き、それまでボールを下目で見ていたのを「上目遣い」ぐらいの気持ちで「頭を下げて」見るようにしたら、まあその事が原因ではないと思うが、案外とうまく行ったわけです。これにより、インパクトで「左肩の下に右肩を潜り込ませる」のがやり易くなった気がします。顔が下を向いているので「自然と縦回転になる」理屈ですね。実際は左肩はインパクト時にクラブを引っ張り続けるので動きとしては「やや後ろに引き上げられる」というのが正しいと思いますが、打ち手の目線から言えば「縦回転=軸回転」になります。これでインパクトで力を入れても「横殴りにならず」にボールを横から押す事ができると思ってます、ちゃごる理論ですね。右手は左手の「上ではなく下を通る」のが正解だと思っています。

● インパクトで目線を「手前・下向き」にして少し沈み込む
● 右手は左手の内側・下を通る

5、インパクトで右手を曲げたまま左腕で引っ張る・・・あくまで体の回転で打つ

縦回転で打つのは当然として、もしインパクトで「右腕を伸ばし」てしまったらその時点で「体の回転が止まって」しまうことになり、手打ちになってしまいます。回転を止めずに振り切る為には「左腕は引っ張り、右腕は曲がったままインパクト」というのが鉄則だと私は思っています(勿論諸説ありますが、私の個人的な考えです)。その方がフェースも安定するし、多分「飛ぶ」んじゃないかと思ってます(実際はまだまだ飛んでません、ガックシ!)。しかし打とうと思うと「どうしても伸びて」しまうのが本能ですね。これはアマチュアの殆どが陥る問題じゃないかと考えています。そのインパクトの悪い癖から抜け出す為には、右腕を伸ばさず「ずっと曲げたままでボールを打つ練習」が必要だと思いました。クラブを持って「ゆっくり振り」、まず「そのまま右手の角度を変えないで」当てる練習をします。勿論飛びません。飛びませんが「思ったより飛びます」。それが思うように当てられるようになったら今度はスピードを上げて同じように当てる練習をしていきます。そして最後に「当たった後」に引っ張って飛ばす練習です。これを「毎回30分行った後」に普通の練習をするというルーチンにすれば体を温めるのにも丁度いいし、インパクトの質が変わるんじゃないかと思っています。

● 右手は脱力したままでインパクト
● 左手を小指側に力を入れて引っ張る

以上です。なお、次回の練習時には「切り返しのタイミングをどれだけ遅らせられるか」をポイントに頑張ろうと思っています。

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今回の成果:下半身を目標方向に動かすことによって前傾姿勢が維持され、クラブ軌道が正確になりました。それと切り返しのタイミングを「めっちゃ遅らせた」結果捻転差が大きくなり、腕に力を入れてないにも関わらず飛距離が出ました。運動神経の良い人は自然に出来ちゃう動きらしいのですが、どんくさい「運動音痴」の私は相当努力しないと難しいです。しかし腕を「脱力する感覚」は覚えたので、これからも「ゆっくりスイング」して飛ばす、を目指します。



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