明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

2024ゴルフ練習日誌 (48)5番ウッドを打つ

2024-01-17 14:54:00 | スポーツ・ゴルフ

こないだ柏でゴルフ仲間の飲み会に参加した時、友人のSN氏が「最近は俺もハンドファーストだぜ」とインパクトの格好をして、「左肩をグッと入れれば簡単だよ」ってな調子で得意気にハイボールをあおり、ニッコリ勝利宣言した。彼は私のブログを読んでくれていて、遅々として進まない私のハンドファースト熱に「油を注ごう」と言うのだ。そう言われると逆に何クソと炎がメラメラ燃え上がるのがゴルフである。SN氏に一歩先を越されたかと思えば内心は穏やかじゃないが、専門家に聞くと「出来る人」は特に難しくも何ともなく簡単に出来ちゃうのがハンドファーストだそうだ、悔しいねぇ(こちとら一年以上もかけてひたすら練習したってのに、まだ完全には出来ていない)。まあ、ゴルフ歴も実戦経験も私とは段違いのSN氏だから、ハンドファーストに打つのぐらいは朝飯前なのだろう。私は未だに「最後の一歩」が出来ていない(ああ、私の猛練習は何だったのだろうか?・・・)

とにかく他人はどうあれ私は私と気を取り直して、計画通り「ウッド」の打ち込み練習をする事にした。アマチュアにとってウッドを上手に使えれば、スコアが格段に良くなって90切りも夢じゃない。アイアンが卒業というわけではないが、そろそろウッドに本腰を入れないと90切る前に「私の体力」が終わってしまう、と言うのもある(切実な問題だ)。この年になるとゴルフの上達も時間との勝負だ(早くしないと間に合わないよぅ〜)。で、去年同じくゴルフ仲間のST氏が使って老化による体力の低下防止に効果があったという「7番ウッド」を持っていった。まず最初は「ミート中心」に練習するつもりである。ブランドはタイトリストのVG3で、シャフトはタイト・オリジナルのVGF、スペックは「R」だ。3番ウッドに入っている「スピーダーエボリューションⅢのS」と比べると段違いに軽い。

で、今回の練習では気を付けるポイントはいつもの通りだが、その上に「インパクト・ゾーンのスピード」をMAXに上げる、を追加した。今までゆっくり振ってスイングを「理想形に持って行く」を主眼としていたが、ウッドを振るからには「しっかり」振ってスイングのスピードも上げようという魂胆です。全体的にウッドの場合、スイングはインパクトより「回転主体の動き」の方が合ってるんじゃないか、と考えました。さて練習の成果はどうなったか・・・

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慎重にアドレスし、力強く気負って振った一発目は「悲しいかなトップ」だった。あれ?と思って振った2発目はモロに「ダフり」です。コノヤローで3発目は「チョロ」。うーん、全然当たらない・・・。その後も余りいい球は出ず、お得意のシャンクも出る始末(何だかなぁ)。何とか8発目で「やや芯に近い」当たりが出て100ヤード越えのナイスショットが出た。

しかし、ウッドが全然当たらないのもある意味無理は無いと思う。一昨年からのハンドファースト一辺倒でアイアンしか練習してなかったせいか、スイングが別物という程変わっていて、いよいよウッドを打つという時に「どうやって打てばいいか」やり方が分からなくなっていた。ウッドはハンドファーストに打つ必要はないのだが、アイアンと同じく「スイング改造」の必要が出て来たかも。まあ1年もウッドを握っていなければ、全然当たらないのも「当然と言えば当然」なのだが。やっぱりゴルフは14本満遍なく練習して、得意不得意の差をなるべく減らすのが正解だと今更ながら反省しました。その上でドライバーからウェッジまで、長さの違いがあるにしても「インパクトの打点のブレ」を出来る限り少なくできれば最高です(・・・これ、理想です)。

まあ正直な事を言うと今インパクトの打点のブレと言ったが、現状はそんなレベルではなくて「まず球に当たらない」のである、全然!(以前からまともな当たりは出てなかったのを忘れている・・・)。他人から見れば「何を偉そうに夢なぞ語っている?」と突っ込まれて終わりだ。100年早いぜ!って話である。

ということで、とにかく練習して「まず当たるようにする」のが先決と反省した次第です。そこで今週は「ウッドの軌道」から見直すことにしました。

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1、頭を動かさない
まずボールの位置を見直しした。一応ウッドなのでセオリー通りにボールを左足踵から球1個、もしくは1個半分右にセットする。これは長い事アイアンばっかり練習してたので随分左に感じる位置ですね。頭の位置については YouTube の堀川未来夢の動画を参考にしました。彼は別に当たり前の事しか言ってないのだが、連続素振りをして見せると「頭が全く動かない」のである。この映像にはやはりプロは違うと感心した。プロだから当然じゃないかと思うかもしれないが、実際にやってるのを見るとアマチュアには真似が出来ないレベルで、やっぱり凄い。まるで頭だけ画面に張り付いたように止まっているのだ。これならヘッドも「当たり前だが毎回同じところ」を通るよね〜、です。やっぱり最後は頭なんだ・・・。

2、インパクトの形を作る
ヘッドの左右の打点のズレは「頭を動かさない」ことで解消できそうである(これも練習は相当必要だけど、やるしか無い)。問題は前後、つまり「遠いか近いか」です。これがずーっと私にとっては大問題だった。というのも今から2年程前にシャンク病にかかってから、アドレスでどのくらいボールとの距離を取ったらいいか分からなくなくなっていたのです。一時はボールよりだいぶ手前にヘッドをセットすることでシャンクを防止していましたが、ハンドファーストを練習し出して「軌道が体の近く」を通るように変化したために、また元のような距離に戻したという経緯があります(まだ安定していませんが)。それがアイアンではなく「ウッド」でも同じようにある程度「体の近く」を通せるようになってくれば、上手く打てるんじゃないかと考えました。それにはウッドでのインパクトの形(アイアンよりはハンドファーストの角度が小さくなった感じ)をしっかり作っておいて、その位置に球を置くことではないかと考えています。つまり、前傾姿勢と「右腕の曲げ具合」がポイントになりますね。これはこの先何回かゴルフパートナーに行って徐々に決めて行きたいと思っています。

3、振り遅れ
最後にアイアンとウッドの違いでスイングを変えることにしました。ウッドはシャフトが長いだけではなく、打ち方もハンドファーストの程度が小さいなどの違いがあります。だからインパクトのタイミングを少し早めるほうが良いのでは、と考えました。ところが、最近 YouTuber を見ていて思ったのですが、私のスイングはクラブが身体の回転に「ついて行けて無い」と気が付いたわけです。というよりは、両肩がダウンスイングの早い段階で「正面」を向いちゃってるのだ、モロに・・・。正しくはハーフウェイダウン辺りまでは、まだ胸は「右後ろ」を向いていなければ駄目なんじゃないだろうか。勿論これは意識的に後ろを向くというよりはより強いインパクトをする為に力を溜めている結果として「後ろを向いたまま」になっている、というのが本当らしい。そうする事によってインパクトの姿勢が劇的に良くなる、そういう気がして来た。

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これは今日ゴルフパートナーに行く予定なので早速試してみたい。



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