今日は3月28日、私の誕生日である。とうとう70歳の大台にまで後少しと迫ってきたわけだ。昔で言ったら「おじいちゃん」の年齢だが、私自身には少しも自覚がない。困った。いつになったら落ち着いて人生を達観できるようになるのだろうか?。てな事を考えながら、というわけでは無いが今日は私の注目したニュースをいくつか取り上げてみたい。
1トランプ大統領がロシア疑惑を払拭
最近音楽を聴くだけではなく、ネットラジオで「FOXNEWS」を聞く時間が増えた。勿論音楽は今もずっと聞いているが、ゴルフの練習に行くときや通勤の行き帰りなどには時々「英語のしゃべくり討論」などを聞いて、アメリカンネイティブの「素の会話」を聞き取れるような「英語耳」を作ろうと言うわけである。1週間も聞いていると「だんだん耳が慣れてくる」。だがそもそも英語自体が分かるわけではないので、聞いていても内容は「曇ガラスを通して遠くの景色を眺める」のと大して変らない。まあ、BGMである。で、最近のFOXNEWSの話題と言えば、トランプ大統領の「ロシア疑惑、一辺倒」なのだ。FOXはトランプお気に入りのメディアだったと記憶しているが、トーク番組に出演したトランプの「機関銃のようなしゃべくり」は意気軒昂で滑舌も良く、嵐のようにまくしたてるトーク術は大統領という職業に「しゃべる能力」は不可欠だ、というのを通り越してもはや「武器」である、とすら感じられた。まあ、喋っているのが英語なので、抑揚にパンチとリズムも加わり「聞いているだけで乗せられてしまう」迫力があった。これじゃオハイオ辺りの田舎のおっちゃん達は「イチコロ」である。やることが行き当りばったりだとか、外交が思いつきでコロコロ変わるだとか、考え方が幼稚でモノを知らないとか、色々バッシングされていて「日本ではアホ大統領」みたいに思っている人が多いようだが実は、大金持ちで遣手の企業経営者であり、交渉術にめっちゃ巧みな「カリスマ」というのが本当の姿ではないだろうか。彼の話しぶりを聞いていると「凄い大統領」なんだ、というのが実感できるのである。トランプ批判をしているメディアを鵜呑みにしている方は、是非FOXNEWSを聞いて「生トランプ」を体験してみることをお勧めする。きっと今までのネガティブなイメージが「クルッと180度変わる」ことをお約束したい。とにかく自分の耳で、彼の「自信に満ち溢れたグイグイ来るマシンガントーク」を聞くべし!
2メイ首相がEU離脱と引き換えに辞任
いよいよ後34日で3月末の期限を迎えるが、イギリスのEU離脱は混乱を極めていてまるでまとまらず、メイ首相が「クビを掛ける」事態にまで追い込まれた。このような行き詰まりを招いた原因が「民主主義の原点である国民投票」だった、というのはイギリス社会が相反する勢力の間で互いに決して譲らない「綱引き状況」にあることを示している。イギリス自体がイングランド及びウェールズと、スコットランドまたはアイルランドの4つの国家からなる連合体であり、元々のイギリス人に大陸からやってきたフランス・オランダ人たち、それに新たにやって来たバイキングの子孫と、最近急激に増えてきた「アフリカや東ヨーロッパや中東の移民」という、古くから住んでいるアングロサクソン系の人々からすれば「よそ者」である彼等が社会を変えてゆくことに不満をつのらせていることが問題の底にある。イギリスに限らず多くの国に於いては「移民」は経済を活性化させる存在であり、いろいろとニュースを賑わせている「難民」とは本来は別なのであるがどうしても一緒になってしまって、この問題が多くの人を「離脱するほうに投票」した、というのが今問題になっている。つまり「気分に乗せられた国民投票」である。何しろ国民投票という「民主主義での最高の意思決定方法」で離脱に決まったのだが、「経済の事をすっかり忘れていた」と今更騒いでいるのが実態である(民主主義発祥の国イギリス国民も大した事ないね)。比較的裕福な暮らしをしている人達は「残留」、カツカツの収入で不満が溜まっている低所得者層は「離脱」と、真正面からぶつかって「何とか妥協点を見つける」ことすらできそうもない。もう一度EUに泣きついてドイツ・フランスの下に格が落っこちても経済を優先して残留するのか、はたまたかっての大英帝国のプライドを高く掲げて決然と離脱するのか、私は「有識者」ではないので離脱とか残留とか予想がつかないが、どちらにしても大ニュースなことには違いはない。言わば「3億人の大消費市場」に縋り付いて何とか今の生活を維持するがしかし、移民の増大で社会がグローバル化していくことを受け入れるのか、離脱して英国伝統の歴史を守って「小さいながらも偉大な英国」としてホソボソと生きる道を選ぶのか、2つに1つである。私は(良くわからないが)、「後者で離脱」になるんだろうと想像している。大きな市場のEUの中で経済を発展させようという人達は「イギリスを捨ててEUに移り住む」だろうし、古き良きイギリスでのゆったりとした生活を選んだ人は「EUから干渉されない自由さ」を満喫していく、ということになりそうである。そうなった時に離脱した英国人は「貧しくとも高潔であれ」とかなんとか言って、王室と芸術と歴史の中で「静かに暮らして行く」だろうと思う。7つの海に冠たる大英帝国よ、永遠なれ!、だ。しかしこれは何も他人事ではなく、いずれ日本が選ばなければならない「二者択一」の問題でもある(まだ、だいぶ先だが)。果たしてどっちに決まるのか、もう少しこのゴタゴタを愉しみながら結果を待つこととしよう。
3癌を破壊するウィルス
岡山大学病院副病院長・岡山大学大学院医歯科薬学総合研究科消化器外科学教授の藤原俊義先生が研究している「テロメライシン」がそのウィルス療法である。今日のテレ朝ワイドショーで「玉川氏のそもそも総研」が取り上げたウィルス療法は、東大が研究中の脳腫瘍を治す薬であり、名古屋大学では悪性黒色腫や膵臓ガンを対象とした治療が研究されている。それぞれ特徴があるが、癌を打ち破るには「身体本来の免疫作用」の活性化が不可欠だ。2015年にアメリカで「T-VEC」というウィルス療法の治療薬が承認され道が開けて以来、世界中で開発が進んでいるという。ウィルス治療とは、患者の細胞を取り出して遺伝子改変を行い、それを患者の体内に戻して治療する遺伝子治療法において、その遺伝子を患部の細胞内に「運ぶ役目(ベクター)」をウィルスが担うので名前がついたらしい。そのベクターがアデノウィルスである。テロメライシンは癌細胞の特長として「細胞内のDNAが活性化」していることに着目し、ターゲットを癌細胞だけに特化して、増えるアデノウィルスを患部にピンポイントに注入することで治療する(らしい)。東大のは癌細胞を「破壊する」ウィルスを直接癌細胞に注入する、と説明していたように思うが、とうとう癌も「おでき」みたいな、ちょっと悪い出来物で入院治療が必要ではあるが、確実に「治る病気」になる日も近い!と感じたのである。こういう医学の進歩に努力している人達には正直「感心するばかり」である。我々は健康だからそれほど気にならないかも知れないが、今現在癌で闘病中の患者にしてみれば、藁にもすがる思いであろう。早いとこ厚生省が認可して、一人でも多くのがん患者が助かることを望む。翻って医療の研究に関わる予算のことを考えると、日本は先進国の中では「だいぶ少ない」のではなかろうか(ホントは全く知らないのだが・・・)。東京オリンピックなんかに国家予算を3兆円も使うくらいなら、医療の研究に少し回したらどうなんだろう。東京オリンピックがどのくらい稼ぐのか未知数だが、後々の施設の利用とか維持とかを考えても「ペイしない」という気がしている。スポーツで浮かれるより、いま苦しんでる人を治療して救うことのほうが「大事」だと思うんだけど、どうですかねぇ。
4新元号が騒がしいが
ここのところワイドショーで取り上げられている「新元号」だが、私はとんと興味がない。テレビによると世間の反応はマチマチだが、公務員などの「実務経験者」には元号使用など「早くヤメてもらいたい」らしい。そりゃ事務作業をしている人からすれば「何でこんな面倒くさいことをわざわざやらなくてはいけないの?」という話である。第一に元号が明治・大正・昭和・平成とあってそれだけでもややこしいのに、さらにもう一個加わって「期間の計算」がめっちゃ大変なのである。西暦なら1918年から2018年までは100年だと「一瞬」で分かるが、大正7年から平成30年は「何年間」と聞かれて即座に返事できる人は「そうは居ない」のではなかろうか。おまけに「元号が切り替わるのは年度の途中」というのだから、「バカにしてるにも程がある」と思わないか?。私の母は大正生まれだが、大正が12月で終わりになったせいで、昭和元年は12月だけという中途半端になった。それで同じ年の12月28日生まれの人は「昭和生まれ」で、12月1日生まれの人は「大正生まれ」になってしまったのである。元号廃止とか官公庁その他の文書類は西暦とか、言いたいことは山ほどあるが、「せめて改元は1月1日」に出来なかったのか?。いま振り返っても腸が煮えくり返るような思いでニュースを見ていたのである。やっぱり元号を推進している「元老達」は揃いも揃って「頭が江戸時代」なんだろうな、と思ってしまう。この問題は首相が平成生まれの時代にでもならなければ、治らないのではなかろうか。つまり後50年である。あっ、失礼。平成生まれではなく「2000年生まれ」と言うべきであった、元号問題は根が深いなぁ。
1トランプ大統領がロシア疑惑を払拭
最近音楽を聴くだけではなく、ネットラジオで「FOXNEWS」を聞く時間が増えた。勿論音楽は今もずっと聞いているが、ゴルフの練習に行くときや通勤の行き帰りなどには時々「英語のしゃべくり討論」などを聞いて、アメリカンネイティブの「素の会話」を聞き取れるような「英語耳」を作ろうと言うわけである。1週間も聞いていると「だんだん耳が慣れてくる」。だがそもそも英語自体が分かるわけではないので、聞いていても内容は「曇ガラスを通して遠くの景色を眺める」のと大して変らない。まあ、BGMである。で、最近のFOXNEWSの話題と言えば、トランプ大統領の「ロシア疑惑、一辺倒」なのだ。FOXはトランプお気に入りのメディアだったと記憶しているが、トーク番組に出演したトランプの「機関銃のようなしゃべくり」は意気軒昂で滑舌も良く、嵐のようにまくしたてるトーク術は大統領という職業に「しゃべる能力」は不可欠だ、というのを通り越してもはや「武器」である、とすら感じられた。まあ、喋っているのが英語なので、抑揚にパンチとリズムも加わり「聞いているだけで乗せられてしまう」迫力があった。これじゃオハイオ辺りの田舎のおっちゃん達は「イチコロ」である。やることが行き当りばったりだとか、外交が思いつきでコロコロ変わるだとか、考え方が幼稚でモノを知らないとか、色々バッシングされていて「日本ではアホ大統領」みたいに思っている人が多いようだが実は、大金持ちで遣手の企業経営者であり、交渉術にめっちゃ巧みな「カリスマ」というのが本当の姿ではないだろうか。彼の話しぶりを聞いていると「凄い大統領」なんだ、というのが実感できるのである。トランプ批判をしているメディアを鵜呑みにしている方は、是非FOXNEWSを聞いて「生トランプ」を体験してみることをお勧めする。きっと今までのネガティブなイメージが「クルッと180度変わる」ことをお約束したい。とにかく自分の耳で、彼の「自信に満ち溢れたグイグイ来るマシンガントーク」を聞くべし!
2メイ首相がEU離脱と引き換えに辞任
いよいよ後34日で3月末の期限を迎えるが、イギリスのEU離脱は混乱を極めていてまるでまとまらず、メイ首相が「クビを掛ける」事態にまで追い込まれた。このような行き詰まりを招いた原因が「民主主義の原点である国民投票」だった、というのはイギリス社会が相反する勢力の間で互いに決して譲らない「綱引き状況」にあることを示している。イギリス自体がイングランド及びウェールズと、スコットランドまたはアイルランドの4つの国家からなる連合体であり、元々のイギリス人に大陸からやってきたフランス・オランダ人たち、それに新たにやって来たバイキングの子孫と、最近急激に増えてきた「アフリカや東ヨーロッパや中東の移民」という、古くから住んでいるアングロサクソン系の人々からすれば「よそ者」である彼等が社会を変えてゆくことに不満をつのらせていることが問題の底にある。イギリスに限らず多くの国に於いては「移民」は経済を活性化させる存在であり、いろいろとニュースを賑わせている「難民」とは本来は別なのであるがどうしても一緒になってしまって、この問題が多くの人を「離脱するほうに投票」した、というのが今問題になっている。つまり「気分に乗せられた国民投票」である。何しろ国民投票という「民主主義での最高の意思決定方法」で離脱に決まったのだが、「経済の事をすっかり忘れていた」と今更騒いでいるのが実態である(民主主義発祥の国イギリス国民も大した事ないね)。比較的裕福な暮らしをしている人達は「残留」、カツカツの収入で不満が溜まっている低所得者層は「離脱」と、真正面からぶつかって「何とか妥協点を見つける」ことすらできそうもない。もう一度EUに泣きついてドイツ・フランスの下に格が落っこちても経済を優先して残留するのか、はたまたかっての大英帝国のプライドを高く掲げて決然と離脱するのか、私は「有識者」ではないので離脱とか残留とか予想がつかないが、どちらにしても大ニュースなことには違いはない。言わば「3億人の大消費市場」に縋り付いて何とか今の生活を維持するがしかし、移民の増大で社会がグローバル化していくことを受け入れるのか、離脱して英国伝統の歴史を守って「小さいながらも偉大な英国」としてホソボソと生きる道を選ぶのか、2つに1つである。私は(良くわからないが)、「後者で離脱」になるんだろうと想像している。大きな市場のEUの中で経済を発展させようという人達は「イギリスを捨ててEUに移り住む」だろうし、古き良きイギリスでのゆったりとした生活を選んだ人は「EUから干渉されない自由さ」を満喫していく、ということになりそうである。そうなった時に離脱した英国人は「貧しくとも高潔であれ」とかなんとか言って、王室と芸術と歴史の中で「静かに暮らして行く」だろうと思う。7つの海に冠たる大英帝国よ、永遠なれ!、だ。しかしこれは何も他人事ではなく、いずれ日本が選ばなければならない「二者択一」の問題でもある(まだ、だいぶ先だが)。果たしてどっちに決まるのか、もう少しこのゴタゴタを愉しみながら結果を待つこととしよう。
3癌を破壊するウィルス
岡山大学病院副病院長・岡山大学大学院医歯科薬学総合研究科消化器外科学教授の藤原俊義先生が研究している「テロメライシン」がそのウィルス療法である。今日のテレ朝ワイドショーで「玉川氏のそもそも総研」が取り上げたウィルス療法は、東大が研究中の脳腫瘍を治す薬であり、名古屋大学では悪性黒色腫や膵臓ガンを対象とした治療が研究されている。それぞれ特徴があるが、癌を打ち破るには「身体本来の免疫作用」の活性化が不可欠だ。2015年にアメリカで「T-VEC」というウィルス療法の治療薬が承認され道が開けて以来、世界中で開発が進んでいるという。ウィルス治療とは、患者の細胞を取り出して遺伝子改変を行い、それを患者の体内に戻して治療する遺伝子治療法において、その遺伝子を患部の細胞内に「運ぶ役目(ベクター)」をウィルスが担うので名前がついたらしい。そのベクターがアデノウィルスである。テロメライシンは癌細胞の特長として「細胞内のDNAが活性化」していることに着目し、ターゲットを癌細胞だけに特化して、増えるアデノウィルスを患部にピンポイントに注入することで治療する(らしい)。東大のは癌細胞を「破壊する」ウィルスを直接癌細胞に注入する、と説明していたように思うが、とうとう癌も「おでき」みたいな、ちょっと悪い出来物で入院治療が必要ではあるが、確実に「治る病気」になる日も近い!と感じたのである。こういう医学の進歩に努力している人達には正直「感心するばかり」である。我々は健康だからそれほど気にならないかも知れないが、今現在癌で闘病中の患者にしてみれば、藁にもすがる思いであろう。早いとこ厚生省が認可して、一人でも多くのがん患者が助かることを望む。翻って医療の研究に関わる予算のことを考えると、日本は先進国の中では「だいぶ少ない」のではなかろうか(ホントは全く知らないのだが・・・)。東京オリンピックなんかに国家予算を3兆円も使うくらいなら、医療の研究に少し回したらどうなんだろう。東京オリンピックがどのくらい稼ぐのか未知数だが、後々の施設の利用とか維持とかを考えても「ペイしない」という気がしている。スポーツで浮かれるより、いま苦しんでる人を治療して救うことのほうが「大事」だと思うんだけど、どうですかねぇ。
4新元号が騒がしいが
ここのところワイドショーで取り上げられている「新元号」だが、私はとんと興味がない。テレビによると世間の反応はマチマチだが、公務員などの「実務経験者」には元号使用など「早くヤメてもらいたい」らしい。そりゃ事務作業をしている人からすれば「何でこんな面倒くさいことをわざわざやらなくてはいけないの?」という話である。第一に元号が明治・大正・昭和・平成とあってそれだけでもややこしいのに、さらにもう一個加わって「期間の計算」がめっちゃ大変なのである。西暦なら1918年から2018年までは100年だと「一瞬」で分かるが、大正7年から平成30年は「何年間」と聞かれて即座に返事できる人は「そうは居ない」のではなかろうか。おまけに「元号が切り替わるのは年度の途中」というのだから、「バカにしてるにも程がある」と思わないか?。私の母は大正生まれだが、大正が12月で終わりになったせいで、昭和元年は12月だけという中途半端になった。それで同じ年の12月28日生まれの人は「昭和生まれ」で、12月1日生まれの人は「大正生まれ」になってしまったのである。元号廃止とか官公庁その他の文書類は西暦とか、言いたいことは山ほどあるが、「せめて改元は1月1日」に出来なかったのか?。いま振り返っても腸が煮えくり返るような思いでニュースを見ていたのである。やっぱり元号を推進している「元老達」は揃いも揃って「頭が江戸時代」なんだろうな、と思ってしまう。この問題は首相が平成生まれの時代にでもならなければ、治らないのではなかろうか。つまり後50年である。あっ、失礼。平成生まれではなく「2000年生まれ」と言うべきであった、元号問題は根が深いなぁ。
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