さざなみ日記

日々思うこと、懐かしいことなど、つらつらと…

お話のかいに行ってきました!

2022-01-22 23:22:32 | 本・マンガ
新年に、やりたいことを書きましたが、今年一年ゆっくりかけて、始めるつもりでしたが、結局1月中に、ほとんど全部に手をつけていて、自分のせっかちさに、びっくりです。

今日は、民間のボランティアの方が、毎月地元の図書館でやっている、お話の会を、聞きにいってきました。
本当は、誕生日過ぎてから、あるいは秋くらいから、ゆっくりのぞきに行こうかと思っていたのですが、家で、今週あまりに寒くて、どこかに出かけたかった(ひとのぬくもりがほしかった?)ため、試しに、お話の会の代表の方に電話したら、すぐつながって、「土曜日のお話の会に、よかったらきてください」とお誘いされたので、早速行ってきた次第です。

コロナがひろまってきているので、控えめに、来られた親子連れも、まばらでしたが、やなせたかしさんの絵本など、心の琴線にふれる絵本もあって(「やさしいライオン」という絵本です)、心に潤いを得られ、満足しました。会員の方も、まあ、年上の方ばかりでしたが、皆さん優しく、2月から、月に2回の勉強会にも、参加しようかな、と考えてます。楽しみです。

ママ友とも、ランチには行けませんでしたが、うちにきてもらって、おしゃべりする機会も、もつことができたし、よかったです。

なんだか働いてないと、家にいても、寒さがこたえるのですが、なんとかこの寒い時期を乗り越えたいと思います。
(雪国の方、ごめんなさい。香川の気温を見たら、これは寒くないといわれそうですが。私、本当は寒さにだいぶ弱いです。こども園の赤ちゃんのお昼寝のお部屋なんて、冬でも暑いくらい、ポカポカだったなあ。小さい子って、寒さ知らずですよね。どんなに寒くても、薄着で、外で遊んでる…)

今年読んで面白かった本

2021-12-04 01:20:28 | 本・マンガ
12月に入りましたね。大掃除は、急にひまになってしまった11月中に、だいたい済んだので、今日は、今年読んで面白かった本について書きたいと思います。といっても、仕事で使っていた子どもの本以外は、あまり読んでなかったので、「今年読んだ本」というのが、ほんとうのところかな。

1冊目: ぼくのおとうさん
(新潮社 2021年刊行)

漫画「大家さんと僕」で大変話題になった、お笑い芸人カラテカの矢部太郎さんが、あたたかい言葉とタッチで、ご自身のお父さんについて描いた漫画です。
太郎さんのお父さんは、太郎さんが生まれたときには、会社をやめていて、お母さんがかわりにお勤めに行き、お父さんは、家事をやったり、絵の仕事をしたりしていたようです。そんなお父さんに、太郎さんは少々不満を抱えていたようですが、手作りのおもちゃを作ってくれたり、山にたくさん山菜を取りにいったりというような、質素でのどかであたたかな暮らしは、ゆっくりとときの流れる、得難い時間だっただろうなと、読んでいて、じわーっと、染みてきました。
ちょっと話がそれますが、太郎さんのお父様、やべみつのりさんの作品は、紙芝居などを、太郎さんのお父さんと知らずに、仕事先のこども園で、何度も読ませてもらっていました。ガイコツのほねほねマンとガイコツ犬ほねほねが、活躍する(ずっこける?)紙芝居でしたが、子どもたちには、非常に受けがよかったです。子どもの心がわかる、子どもの心を持った方なのだなあ、と感じていました。


2冊目: ヴィオラ母さん
(文藝春秋 2019年刊)

2冊目は、映画「テルマエ・ロマエ」の原作の漫画で知られるヤマザキマリさんの、破天荒なお母様のお話です。
ヤマザキマリさんのお母様は、実は、札幌交響楽団の設立当初のヴィオラ奏者として、関東から親の反対を押しきって、単身で北海道に渡り、そこで出会った夫ととも死に別れて、母ひとりで、北の大地で、子どもを育てながら、ヴィオラ奏者やバイオリンの先生をしていたすごい方なんです。その独特な子育て法と、お母様の激しい気性に、マリさんも少々不満を感じつつも、母の生き方にどこかで影響を受け、ご自身も、未婚で母になったり、その後漫画家として大活躍し、またイタリアの人と結婚して、世界中を渡り歩いたり、なかなか激しい人生を歩まれたようです。(以前、安住さんのラジオにマリさんがゲストで出られていて、かなりの迫力と話術の巧みさに、大笑いさせてもらいました。余談ですが)
マリさんのお母様の子育ては、今では、ネグレクトともとられかねない部分も、ありはしますが、自分の価値観をしっかり持ち、夢に向かってまい進する後ろ姿に、子どもたちは、何かを学んだのでしょうね。
子育てって、なにが正解とかではない、親もひとりのひととして生きているし、その後ろ姿から、子どもは、なにかを感じとるんだな、と思いました。

私も、けっしてよい母親でもありませんが、子どもたちがなにかを感じて、すくすく育ってくれたら、嬉しいです。
そして、最近思うのですが、昔、親のこんなところ、ちょっと嫌だな、と思っていたところが、年月を経て、自分も似てきているところがあって、ドキッとすることがあります。



私の仕事熱心でかなり独特だった母も
、亡くなって丸2年が経ちました。天国で元気にしてるかな。




ベビーシッター・ギン!

2021-02-13 01:12:19 | 本・マンガ
久しぶりに、「ベビーシッター・ギン!」を読み返しています。作者は、前に紹介した「イシュタルの娘」と同じ、大和和紀さんです。「はいからさんが通る」「あさきゆめみし」の著者といえば、皆さんご存じかと思います。

あー、おもしろい。すごいおもしろい。

主人公のベビーシッター、ギンさんは、実は男ですが、女性顔負けの母性を持ち、愛情深く、シッターの技術もたくみで、たくさんのママと(ときどきパパと)子どもたちを、笑顔にしていきます。この、愛にあふれた、パワフルで、ぶっ飛んだギンさんは、私の保育の理想かな。全くおんなじようにやってたら、勤めている園で、怒られてしまいそうですけど。

なかなか理想どおりいかない、保育のお仕事ですが、久しぶりに「ベビーシッター・ギン!」を読んだら、すっきりしました。

来週も、がんばろ。

こどものとも

2020-12-07 22:42:08 | 本・マンガ
自分のとこの子どもは、絵本を読む年頃は過ぎてしまいましたが、園の子どもたちに読んであげるためと、自分の趣味とで、福音館書店の「こどものとも 年少版」と、「ちいさなかがくのとも」を毎月購読しています。今日、その2冊が届いたので、少しご紹介しますね。

私が、今回いいなと思ったのは、鎌田歩さん作の「パワーショベル!」という絵本。「ちいさなかがくのとも」の方です。パワーショベルが、どんどん先端のアタッチメントをかえて、古い家屋を解体していくおはなしです。

鎌田歩さんの絵本は、前からときどき読ませていただいていて、乗り物の描写が、絵も実にこまかく描かれていて、すごいなあ、と思っていました。こまかすぎて、ちょっと子どもたちには、むずかしいかな、という絵本もありましたが、今回届いたものは、内容もむずかしすぎず、でも驚きもあって、ちょうどいいな、と感じました。乗り物好きの男の子たちが、喜びそう。子どもたち、喜んでくれるかな。

寒くなってきて、外遊びでは、毎日子どもたちとおいかけごっこをしています。
アラフィフの身には、ちょっとしんどいですが、寒さも忘れますね。

昔していたお仕事のこと

2020-07-10 01:05:55 | 本・マンガ
以前、出版社で勤めていた話を、少し書きましたが、20代前半で担当していたのは、「人間の記録」というやや大げさなシリーズ名の、日本人の自伝のシリーズでした。といっても、一冊一冊書き下ろしてもらったわけではなく、他社で昔出されたものの再録です。(もちろん、著作権者に許可はとってます)
再録ですが、明治時代の本とかもあり、表記を直したり、あらたに写真をお借りして掲載したりというのは、私の仕事でした。社長に相談したりしながらですが、一巻から百巻までの人選も、ほぼ私がしてました。
自分が女性ということもあり、他の似たようなシリーズの中では、女性が多いのが、特徴だと思います。女の人の先駆者的な人の自伝は、私には、面白かったのです。たとえば、服飾の学校の「ドレメ学園」の杉野芳子さんとか、栄養学の香川綾さんとか…。
他にも、興味深い人物は、まだまだいるのですが、今は、この仕事をはなれ、別の仕事についてしまっていて、頭が切り替えにくいので、この話は、またそのうち、ゆっくり書こうかな。

ちなみに、この会社は、「日本図書センター」といいます。まだ仲間が、頑張ってます。
最近出たものでは、「こども孫子の兵法」「こども菜根譚」など、面白かったです。(2016年刊行。齋藤孝先生の監修みたいです。)

興味があられる方は、ホームページをのぞいたり、書店でお手にとってくださいね。