ウィークエンド・カフェ・デ・サイエンス (WEcafe)

国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータによるサイエンスカフェWEcafe公式ブログ

WEcafeシンポジウム 「科学・技術広報って?~体験談からキャリアパスまで~」11月11日開催!

2012年10月27日 | WEcafeイベント

WEcafeでは、2010年、2011年とサイエンスコミュニケータのキャリアを考えるシンポジウムを開催してきましたが、「サイエンスコミュニケータ」という職業はなかなか存在しないようです。

そこで今年は、具体的な仕事について深く理解するために「科学・技術広報」というお仕事にフォーカスします!

その特徴や求められる能力、キャリアパスについて、大学・研究機関や企業などの第一線で活躍されている方の生の声を聞けるチャンスです。

一緒にサイエンスコミュニケータのキャリアについて考えてみませんか?

 

【話題】

★今のお仕事の内容は?やりがいから大変なところまで、実情を聞いてみよう!

★公的研究機関、民間企業、メディア…各現場での科学・技術広報職の特徴とは?

★科学・技術広報職に至るまで、どのように進路を選んできたか?

★科学・技術広報職として活動するうえで、必要とされる能力は?

 

【パネリスト】(五十音順)

▼内田史彦さん 株式会社日立製作所 研究開発本部CIO 技術統括センタ長

▼倉田智子さん 基礎生物学研究所 広報室 特任助教 広報・科学コミュニケーション担当

▼山本佳世子さん 日刊工業新聞社 論説委員兼科学技術部編集委員

▼吉戸智明さん 筑波大学 計算科学研究センター 広報室 主任研究員

▼ファシリテータ: 蓑田 裕美 化粧品メーカー研究所勤務/ウィークエンド・カフェ・デ・サイエンス(WEcafe) 事務局 代表

 

【日時】 2012年11月11日(日) 13:00 - 14:30 (12:45開場)

【会場】 産業技術総合研究所臨海副都心センター別館 11階 会議室1(東京・お台場)

【地図】 http://unit.aist.go.jp/waterfront/access/index.html

【アクセス】
新交通ゆりかもめ テレコムセンター駅 徒歩約5分
船の科学館駅 徒歩約10分
東京臨海高速鉄道りんかい線 東京テレポート駅 徒歩15分

【参加費】 無料

【定員】 60名(事前枠、当日枠 各30席を予定)

【申込方法】 お申込みフォームよりどうぞ (事前登録にご協力ください)

【主催】 ウィークエンド・カフェ・デ・サイエンス(WEcafe)事務局、一般財団法人 武田計測先端知財団

※当日は、記録・広報のために撮影・録音をいたします。また、ご発言内容を、個人が特定できない形でレポートとしてまとめ、WEB等へ掲載させていただく場合があります。

※本イベントはサイエンスアゴラ2012の一環として開催いたします。

※お送りいただいた個人情報は、本イベントおよび当事務局からの今後のご案内にのみ使用いたします。


17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダイヤモンドシンポジウム (播磨科学技術者)
2019-04-21 23:37:48
 機械の摩擦における革命がCCSCモデルという名で進行中ですね。しかし系統的な科学技術広報が行われていそうにありませんね。
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世紀の夢(パウリ) (まりも研究者)
2019-05-02 05:15:02
 とにかく「いい考えは自然と広まる」という世界建設がネット社会では出来ないのでは。だれかが扇動しているような気がします。
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同感(世紀の夢) (トライボケミカル)
2019-05-07 23:03:11
 境界潤滑に理論がなかったのはトライボロジー分野の人間が自覚している。ほんと一種のブレークスルーといっても大げさではない。
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トライボロジーの奥深さの理論化 (ティモシェンコ2世)
2019-05-09 20:31:52
 コロンブスの卵なのかもしれませんが、なぜ見落とされていたのかという視点も捨てきれません。ただナノとなるとなかなか難しかったのはわかりますが。
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ラマン分光ファン (プラントメンテナンス技術者)
2019-05-16 18:37:00
 CCSCモデル=炭素結晶の競合モデルですね。ダイセルの久保田博士が提案なさっているようですが、メンテナンスにもラマン分光が活躍しそうなヒントをもらいました。
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実験も大切 (先端材料強度関係者)
2019-10-19 12:41:15
 ボールオンディスクの権威者といわれてきた久保田邦親博士ですね。まあ境界潤滑のメカニズムを知らないとそうは言われないでしょうね。
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トライボ素形材に新風か? (兵庫県立大生)
2020-02-29 03:03:35
ダイセルのリサーチセンターの方ですね。内燃機関シンポジウムの「境界潤滑現象の本性」を読ませていただきましたが、極圧添加剤の効果を結晶論で説明するとは画期的ですね。
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ラマン分光 (材料屋)
2020-07-02 08:50:55
 ラマン分光は素晴らしい。
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マルテンサイト (SLD-MAGICファン)
2023-06-06 21:24:56
日立金属ってプロテリアルに名前が変わったんですね。混ぜ物なしのパラフィン油でボールオンディスクのバラツキを減らすことができるという情報はありがたかったですね。
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日本経済新聞読んで (福岡の京都)
2023-07-04 23:03:27
それにしても今の新社長、外国人の経営者の方、なんかものすごく自社の主力工場である安来工場のものづくりをけなしているのは、アルミと高級特殊鋼の製造のハードルの違いわかってないんじゃないのかな。米国アルミ企業6位(ヒンダルコに買収)経験はこのさい通用しないとみるべきだと思う。
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グラファイト層間化合物 (プロの魂)
2023-08-19 07:15:42
ルパン三世のマモーの正体。それはプロテリアル安来で開発されたSLD-MAGICという高性能特殊鋼と関係している。ゴエモンが最近グリーン新斬鉄剣と称してハイテン製のボディーの自動車を切り刻んで、またつまらぬものを斬ってしまったと定番のセリフ言いまくっているようだ。話をもとにもどそう、人工知能の解析などを通じて得た摩耗の正体は、レジリエンス性も説明可能な炭素結晶の競合モデル/CCSCモデルとして各学協会で講演されているようだ。
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マルテンサイト千年グローバル (サムライ鉄の道リスペクト)
2024-09-23 12:43:04
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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信頼性工学的視点 (鉄鋼材料エンジニア)
2024-11-02 06:07:08
私の場合「材料物理数学再武装」を読んだのが非正規分布系の確率密度関数に興味を持ったからだ。品質工学かんけいの怪しげなサイトで「ドミノ理論」なる政治的なにおいのぷんぷんする内容が大体的に語られていたころだった。破壊力学的な確率密度関数がそれにあたるが、ワイブル関数も一つの近似形態だという認識だったのは感動した。あと等確率の原理から微分方程式により正規分布を導出あたりも新鮮だった記憶があります
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ことしのノーベル賞 (AI革命の旗手リスペクト)
2024-11-02 06:25:08
日経クロステックの記事に今年のノーベル賞は「「AIの父」ヒントン氏にノーベル賞、深層学習(ディープラーニング)の基礎を築いた業績をまとめ読み」と題して紹介されていましたが、物理学賞、化学賞ともにAIがらみあったんですね。しかしながらブラックボックス問題の解明には至っていないようです。
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焼入れ性半冷時間 (潤滑機素設計関係)
2024-11-02 13:31:31
「材料物理数学再武装」なつかしいですね。私なんかは特殊鋼の熱処理の焼入れにおけるマルテンサイト変態の際、重要となる焼入れ性評価に用いるTTT曲線の均一核生成モデルでの方程式の解析をPTCのMathCADで行い、熱力学と速度論の関数接合論による結果と理論式と比べn=2~3あたりが精度的にもよいとしたところなんかがとても参考になりました。
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AI革命の旗手リスペクト (製鉄機械関係)
2024-11-02 13:59:17
「材料物理数学再武装」ですね。熱処理時マルテンサイト変態をさせる時のの冷却速度の指標となる半冷時間を導出する際の非定常伝熱工学の基礎方程式(鋳造工学ではクボリノフの式と等価)が実は、確率分布の正規分布と等価であり、その根源は等確率の原理にあるとする部分は目からウロコだったのを覚えています。
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タイムプリズム (ものづくり)
2024-11-02 14:21:20
「材料物理数学再武装」なつかしいですね。トライボロジーにおけるペトロフ則とクーロン則を関数接合論でつなげてストライベック曲線を作成する場合、関数の交点近傍でなくても繋げることができる関数としてAI技術の基礎となるシグモイド関数が出てくるあたりがとても印象的でした。
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