ウィークエンド・カフェ・デ・サイエンス (WEcafe)

国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータによるサイエンスカフェWEcafe公式ブログ

【WEcafe vol.1】 ある日曜日のWEcafeスタッフ

2009年08月22日 | WEcafeイベント
今日は小笠原カフェの打ち合わせです。
(小笠原カフェの様子はこちらから)

WEカフェ事務局と武田計測先端知財団のメンバーが
都内の青いビルの5階に集まりました。
日曜日のAM10時とは思えない雰囲気です


小笠原カフェの内容、当日までに準備する物、
配布資料やお土産、係り決めなど
話し合うことはたくさんあります。
でも、そんな話よりも調査の様子や
小笠原の生き物の話が一番盛り上がります

小笠原の調査団は、ヘルメットをかぶって、
背中に約20キロの荷物を背負いながら岩山を登り
草木をかき分けます
はテントで過ごして、
調査が終わるころには真っ黒に焼けて、
白かったTシャツも茶色に変わってしまいます。

研究者というよりも探検家みたい!
この雰囲気を味わってもらいたくて
カフェ中に調査グッズを披露するアイディアが生まれました



ドライプルーン、魚肉ソーセージや
ドライサラミをエネルギー補給用に食べるんだって
意外と庶民的だね

そんな会話がきっかけでカフェの休憩時間用に
南硫黄島調査隊の昼食メニューをお茶受けとして用意しました。




カフェ中に「ドサッ」という音を立てながら
壁からはがれて迷惑をかけてしまったパネルたちも
小笠原を感じてもらいたくて考え付きました。





話が小笠原の生き物や研究に移ると、疑問はつきません。
どんな生き物が住んでいるの?カタツムリは何種いるの?
海に囲まれた島にどうしてカタツムリが住み着いているの?
どうして小笠原諸島は進化の研究に適しているの?

そして、一度はメジロ(陸鳥)に食べられて消化されたはずのカタツムリが
メジロの糞から見つかった話は驚きで大興奮でした

当然ながら打ち合わせ時間内にすべての議題は話しつくせませんでした
が、カフェの準備はこのようにしてスタッフ自身が
楽しみながら進めていくのでした
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