心から感謝。今までありがとう。。

この時季は、寂しいニュースが流れます。
『引退』
まだまだできるだろうと見ているファンは期待をしてしまいます。
プレーをしている選手は違います。
自分の引き際を自分の体が一番に教えてくれるんだと思います。

「もう限界です。」
阪神タイガース：片岡篤史選手のスピーチ。

ストレートな言葉に、片岡選手の今までの野球人生が現れていました。
野球にもファンにも真っ直ぐに接していました。
日ハムに在籍しビックバン打線の中核を担う。
ずっとハムの選手だと思っていたときの阪神への移籍。
会見では涙を流していました。
その涙を訳を今更ながらいろいろ考えてしまいます。
ＰＬ高校に入学し甲子園で活躍。
高校時代一緒にがんばってきた立浪選手の前で２安打で締めくくりました。
最後はその甲子園球場でユニフォームを脱ぐ。
本当にお疲れ様でした。
ハムと虎での縦縞のユニフォーム姿。忘れません。


『バントの名手』
プロ野球の最多犠打記録をもつ中日：川相昌弘選手。

巨人に入団当初は、細くて小さくてプロでやっていけるんだろうかと思うほどの体格。
長打を期待できない分、自分に何ができるだろう・・・。
本気で悩んだ時期があったそうです。
自分の仕事は何なのか。確実にランナーを得点圏に進め１点をとる！
その役目こそ川相選手が見出した最高の仕事でした。
川相選手がバントのかまえをすれば、安心感がもてました。
敵であってもあの徹底した仕事ぶりはさすがだなと思いました。
今日１０/１５が引退試合。
最後の花道はどのようなカタチで締めくくってくれるのでしょう。
本当にお疲れ様でした。
素晴らしい職人技を忘れません。


『いぶし銀』
この言葉がぴったりのスワローズ：土橋勝征選手。
眼鏡をかけなんとなく銀行マンっぽいなというのが第１印象でした。
華麗な守備と渋いヒットでファンを沸かせてくれました。
粘りのスワローズには無くてはならない存在でした。
今年の５月。札幌ドームでの交流戦では元気な姿を見ることができました。

2006.5.27＠札幌ドーム
その時は全く想像できなかった事です。
神宮での引退試合は今日。
思いっきりいぶし銀の魅力を出し切って欲しいです。
本当にお疲れ様でした。
二遊間での素晴らしいプレーを忘れません。


『スワローズの左腕』
山部太投手。

９０年代を代表する左腕と言ってもおかしくないと思います。
入団２年目でチームトップの勝ち星をあげます。
先発→リリーフと役目は変わりました。
プレッシャーに打ち勝ち、アウトを１つ１つ重ねていく。
数々のピンチを救ってくれました。
神宮での引退試合は今日。
１球に思いを込めて、最高の試合にして欲しいです。
本当にお疲れ様でした。
バックナンバー１９→３０　左腕の投球を忘れません。


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