頭の中が 空っぽで
何も浮かんでこない よどんだ時間を
ただ 一点を見つめて 思考の停止を
楽しむかのように すごして いた時
風の音の向こうから ひたすら呼びかける
人の声に似た ざわめきが 近づいてきて
すぐ近くで 止まったようで
確かめようと 周りを見回しても なにもなくて
それが 私の心の 空白を 奪い取った ように
行き交う車の音が 急に 現実の世界に
私を 呼び戻して
そして・・・
私は 大きく ため息をついてしまった。
こんな午後は 暖かいスープをのんで
好きな音楽でも 聴きましょう。
見つめていた 1点の先には
時々 飛んでくる 山鳥が 少しの間
羽を休める 木の枝が 木枯らしに揺られて・・・
寒そうな 風景が あるのです。
何も浮かんでこない よどんだ時間を
ただ 一点を見つめて 思考の停止を
楽しむかのように すごして いた時
風の音の向こうから ひたすら呼びかける
人の声に似た ざわめきが 近づいてきて
すぐ近くで 止まったようで
確かめようと 周りを見回しても なにもなくて
それが 私の心の 空白を 奪い取った ように
行き交う車の音が 急に 現実の世界に
私を 呼び戻して
そして・・・
私は 大きく ため息をついてしまった。
こんな午後は 暖かいスープをのんで
好きな音楽でも 聴きましょう。
見つめていた 1点の先には
時々 飛んでくる 山鳥が 少しの間
羽を休める 木の枝が 木枯らしに揺られて・・・
寒そうな 風景が あるのです。