昼下がり
まどろみをさえぎって
心に響いてくる 懐かしい調べを
くり返し聴いていると
過去に 置いてきた 数々の
シーンが 走馬燈のように
ぐるりぐるりと めぐっては消え
あの時
私は 正しかったか
あの時
待っていた正義は
行われたか
あの時 私は 許したか
あの時 私は 許しを乞うたか
その問いに 答えるのは
その後の私の 生き方であり
その後のかかわりであり
答えの出ないことは
常に 継続中で
行きつくところまで
連れ添うことなのだと
溢れる想いに・・
知らぬ間に 頬をつたう涙を
拭うことすらせず
思いにふける 午後なのです
完成したジグゾウパズル