
高速道路脇に 群生するきみたちの
その結束の強さと
有無を言わさぬ 生命力を
たたえるしかない
無意識に 菜の花や女郎花に対するような
安らぎの気持ちを 寄せてしまうのは
こちら側の勝手なので
きみたちを 誹謗する原因にはならない
だが しかし・・・
きみたちの生涯で その生命力の源の
花粉撒散の仕業が
私たちを 脅かしていることを
知っているだろうか
私たちは 優しいものには
優しく尽くす 生来の素養を持ち合わせるがゆえ
風土の景色のひとつとして
意識の中に きみたちは根付いてしまった
その さりげなく美しい君たちが
アレルギーの素因であることを知るまでは
いや
それを 知った今も
きみたちを 忌み嫌う気持ちにはなれない。
その結束の強さと
有無を言わさぬ 生命力を
たたえるしかない
無意識に 菜の花や女郎花に対するような
安らぎの気持ちを 寄せてしまうのは
こちら側の勝手なので
きみたちを 誹謗する原因にはならない
だが しかし・・・
きみたちの生涯で その生命力の源の
花粉撒散の仕業が
私たちを 脅かしていることを
知っているだろうか
私たちは 優しいものには
優しく尽くす 生来の素養を持ち合わせるがゆえ
風土の景色のひとつとして
意識の中に きみたちは根付いてしまった
その さりげなく美しい君たちが
アレルギーの素因であることを知るまでは
いや
それを 知った今も
きみたちを 忌み嫌う気持ちにはなれない。

セイタカアワダチソウ
花言葉 元気、生命力、唯我独尊

人の優しさや 暖かさは
生来のものなのか
私の中の優しさ的要素は
優柔不断 自信のなさなど
マイナスの要素からなる
ソフトイメージでしかないのだけれど
決断力のなさや
いつまでも引きずって生きることを
こころよしとはしない私もいるので
人とは 本当に複雑な存在だと
心底思う
自分を許せない時
人もまた 許せないと固執する心を
懐柔する心がもたげることもあるし
何気ない仕草や 無邪気な行動を
難なく受け入れてしまう
無防備な心ももっている
楚々としていきて
人に迷惑をかけず
いつか 懐かしさをもって
思い出してもらえる存在になりたいと
思いながら
野の草のように 人知れず
静かに生きて
心を解放して 素直であることを
何よりも大切にしたい
生来のものなのか
私の中の優しさ的要素は
優柔不断 自信のなさなど
マイナスの要素からなる
ソフトイメージでしかないのだけれど
決断力のなさや
いつまでも引きずって生きることを
こころよしとはしない私もいるので
人とは 本当に複雑な存在だと
心底思う
自分を許せない時
人もまた 許せないと固執する心を
懐柔する心がもたげることもあるし
何気ない仕草や 無邪気な行動を
難なく受け入れてしまう
無防備な心ももっている
楚々としていきて
人に迷惑をかけず
いつか 懐かしさをもって
思い出してもらえる存在になりたいと
思いながら
野の草のように 人知れず
静かに生きて
心を解放して 素直であることを
何よりも大切にしたい

ソバナ
花言葉 清らかな愛

夢見がよかった朝
眠りから覚めると
かつてなかったような
心楽しい想いが
胸に満ちていて
すべてのものに
機嫌よく 挨拶をしたくなる
おはよう
おはよう
今日はきっと いい一日だよ
小犬たちは
その気持ちを感じ取って
足元に絡みつき
ぐるぐる回り
ありったけの 可愛さで
いつもは気難しいわたしに
歓心をかおうとまといつく
眠る前の呪文と
夢の中の
うれしい出来事で
すっかり上機嫌で
目覚めたあとまで
いいことがありそうな気がする
一日の始まりに
小犬たちの
嬉しさの表現が
何にもまして幸せな時間と
空間を 作ってくれる
この子達の
無邪気な振る舞いに
いくども
救われてきたのを
忘れない
眠りから覚めると
かつてなかったような
心楽しい想いが
胸に満ちていて
すべてのものに
機嫌よく 挨拶をしたくなる
おはよう
おはよう
今日はきっと いい一日だよ
小犬たちは
その気持ちを感じ取って
足元に絡みつき
ぐるぐる回り
ありったけの 可愛さで
いつもは気難しいわたしに
歓心をかおうとまといつく
眠る前の呪文と
夢の中の
うれしい出来事で
すっかり上機嫌で
目覚めたあとまで
いいことがありそうな気がする
一日の始まりに
小犬たちの
嬉しさの表現が
何にもまして幸せな時間と
空間を 作ってくれる
この子達の
無邪気な振る舞いに
いくども
救われてきたのを
忘れない
-再掲載-

千日紅
花言葉 色あせぬ愛

目を閉じれば
迷い込む 虚実の世界
三度目の秋が来て
あの時みた紅葉の
色とりどりの 山の景色は
季節の移り変わりをつげ
現実の世界では
生真面目な わたしの
かわり映えしない ルーティンが
繰り返される
心のそこから
変わりたい 変えたいという
望だけは 生きつづけ
日ごとに 大きく育っていく
この秋に わたしのマークをつけて
おくり出し 知らぬふりでやり過ごして
いつかまた 同じ秋に出会ったら
やあ! といい
やっぱりかわり映えしないねと
互いを指さし 笑ってやろう
あなたナイズされた私が居たら
目を閉じて ただ、
よかった! と言おう
迷い込む 虚実の世界
三度目の秋が来て
あの時みた紅葉の
色とりどりの 山の景色は
季節の移り変わりをつげ
現実の世界では
生真面目な わたしの
かわり映えしない ルーティンが
繰り返される
心のそこから
変わりたい 変えたいという
望だけは 生きつづけ
日ごとに 大きく育っていく
この秋に わたしのマークをつけて
おくり出し 知らぬふりでやり過ごして
いつかまた 同じ秋に出会ったら
やあ! といい
やっぱりかわり映えしないねと
互いを指さし 笑ってやろう
あなたナイズされた私が居たら
目を閉じて ただ、
よかった! と言おう

ピラカンサ
花言葉 美しさはあなたの魅力、愛嬌、燃ゆる想い

私の 思いの彷徨いは
時間や 場所を選ばず
突然と始まる
夢の中に現れた人に
急に会いたくなり
雲に乗って 見知らぬ街を徘徊する
珍しいものを見つけると
急降下して
地上の人になり
行き会う人に 語りかけ
エトランジェ風に 探求心を満足させる
最初に見つけたものは
ハート形の 思い出の箱
そこには 愛の言葉が無数に詰められていて
小さな 銀色のカギがかかっている
ときめく 鼓動の高鳴りが
かすかに 聞こえてくる
マスターキィを 探して
辻々を 尋ねて歩くが
エトランジェに 真心で答える人はいない
たいていは 首をかしげて
怪訝な顔で 追いやられる
あきらめの悪い私は
来た時の 雲を呼んで
上空から 鳥瞰図の街を見下ろし
再び 夢の中の人になる
思いつきの旅は
いつでも始まり
いつでも 成果なく終わりとなる
時間や 場所を選ばず
突然と始まる
夢の中に現れた人に
急に会いたくなり
雲に乗って 見知らぬ街を徘徊する
珍しいものを見つけると
急降下して
地上の人になり
行き会う人に 語りかけ
エトランジェ風に 探求心を満足させる
最初に見つけたものは
ハート形の 思い出の箱
そこには 愛の言葉が無数に詰められていて
小さな 銀色のカギがかかっている
ときめく 鼓動の高鳴りが
かすかに 聞こえてくる
マスターキィを 探して
辻々を 尋ねて歩くが
エトランジェに 真心で答える人はいない
たいていは 首をかしげて
怪訝な顔で 追いやられる
あきらめの悪い私は
来た時の 雲を呼んで
上空から 鳥瞰図の街を見下ろし
再び 夢の中の人になる
思いつきの旅は
いつでも始まり
いつでも 成果なく終わりとなる

アイビー
花言葉 永遠の愛