とにもかくにも

人には　人それぞれの想いがあり

それぞれの　生活圏にあった生き方があり

互いが　なんとなく認め合って

容認すれど　干渉せず




ある時は　ともに笑い

ある時は　ともに泣き

とにもかくにも

自分ができることは　惜しまず

たすけを必要とするときは

臆せず　素直に　受け入れて

人の情けに　甘んじる素直さ



いつになく　

自分自身の　生き方を顧みるとともに

去るものは追わず

くるものは拒まず

それですべてよしと　おしはかる　

自己中心のいきかたについて

自問自答する時間が

たくさんある




一年の始まりとしては

上々の　数日だとおもう

完成したジグゾウパズル

未来を見つつ

成人の　つどい華やぐ　そこ ここ に

はかり知れない　未来を見つつ




ともに笑み　ともに涙す　節の日に

父母（ちちはは）の声　なき子もまじり




父なくも　母すら臥せる　きびしさを

笑顔でくるみ　涙かくせり

**************
華やかな成人式の　晴れ姿に手を貸す身であれば
晴れやかな顔の裏側まで　知ることになり
胸いっぱいの　日々が　嵐のように過ぎ去りました

完成したジグゾウパズル
　

わたしの 奴隷

ちっぽけな　固体でしかないわたし

一生懸命生きているわたし

自分の世界を作り上げて

その中で　プリンセスとして

君臨する　わたし



”一人じゃないよ”　って

何処かで　声がする

上から　右から　左から・・？

同じ声　違う声　いっぱいの声



それでも　

足りないと思えるときは

さみしい



さみしさを振り払うように

小さな世界で　走り回り　

狂ったように　

日常のノルマをこなす



わたしは　

わたしの　

奴隷なのかもしれない

完成したジグゾウパズル

無礼なのだよ

道しるべのない人の世に

迷彩服の男女が

右往左往する



没個性を　個性と捉える輩は

大声で　きょうも

うたをうたう



あるいは、

たまさかに

出くわした人の後ろを

無防備に　ついていく



すべてが　病んでいる

こんな時代には

コツコツとひたむきに

足元を見つめて歩く者は

滑稽と見えるのだろう



その他大勢の中の一人として

すごすことの　安穏を

疲弊した目で　笑うのは

無礼なのだよ

完成したジグゾウパズル

とおい記憶の中

とおい記憶の中に

ひっそりと　存在する夢のような出来事

幾度となく　とりだして

記憶の　ページをめくり

そのとき確かにあった　熱い息吹

ひるむことを知らない　まっすぐな心



辿ることを拒まない　記憶の住人

離れることすら　否まない寛容

密かに　自覚なく作り上げた　

人生というドラマのシナリオを

折節に　紐解く執拗な執着



わたしは　何処へ行きたいのか

年月を経ても　

答えはみつからない



これで　いいのだろうか

完成したジグゾウパズル

ワクワク感

思い立ったら　

すぐにでも取り掛かってしまう

それが　どんな小さなことでも

どんなに　大変なことでも

ものともしない




わたしの中の　こまったチャンが

ごそごそ　動きだすと

待てしばし　がない



やりきったという　達成感が

わたしを　無上の幸せに運んでくれるから・・




2019年9月　初旬

長年暮らした　二階建ての一階部分を

大々的に　リノベーション計画勃発

今まで生きてきたほどの年月を

これから先

生きる予定はないけれど・・




消費税が上る前に　滑り込みを

目論んではいたが　あっさり却下




それでも　リノベーション熱は冷めることなく

設計　現状調査　打ち合わせなど

仕事の合間を縫って　

猛烈に　動き回った挙句

2月10日　解体着工がきまり

あとは　その日を待つだけ

トムとチィに　少しでもストレスにならないように

工事中の　身の置き所も確保




この　ワクワク感が　

わたしを元気にしている



以上

こまったチャンの近況報告

完成したジグゾウパズル

すこしの躊躇い

尋ねていけば　

想いを受けとめてくれるだろうか

すこしの躊躇いが

大きく心をひきとめる




自信たっぷりな　あなたと違って

鷹揚に　かまえて入るように見えるだけで

気遣いだけは　しっかりともち

躊躇いつづきの　

生き方をしていること

わかってほしい




小鳥のようだと

笑ってもいいよ

完成した
ジグゾウパズル

きみは愉しんでいるようだ

すべてを　委ねるそのひとみ

その信頼は　何処から来るのか

裏切りにあったことはないのか



期待はずれということすら

感じたことは無いのか



君は　君を傷つけるすべてを

許すというのか



だれかを　

責めることはないのか



沢山の課題をなげかけておいて

愉しんでいるように見えるよ

完成した
ジグゾウパズル

意味などない

あの日の　夢はどこだろう

夢見た里は　どこだろう

手のぬくもりは　だれだろう

やさしく伝わる　ぬくもりは

やさしい心の　ひとのもの




振りほどいた手の　名残だけ

心を強く　ひきとめる

一緒に夢見る道行は

ぬくもり残して　消え去れば

きびしい　消耗感だけが

年月経ても　よみがえる




振り返ることに　

意味などない

完成した
ジグゾウパズル

なつかしき・・

なつかしき　電話の向こう　顔浮かぶ

一年ぶりの　音信うれし




ふるき友　電話のみにて　つながれる

年月わすれ　幼名よびて

完成した
ジグゾウパズル

素敵な大人の男

50歳を過ぎた息子に

80歳を過ぎた老父が　

小言する態度は　

十数年前も今も変わらない



親はいつまでたっても　親であり

子は親から見れば　子のままだと

苦笑しながら語る　中年のナイスガイ



素敵な大人の男に　なったね

完成した
ジグゾウパズル

ひそかに決めた

振り返ることより

すこし背伸びしてでも

遠くを眺めて　暮らそうと



ひそかに　決めた心の中に

それでも・・と　

つぶやく　もう一人のわたしが

過去を引きずって　追いかけてくる


人は　簡単には変われないもの


なにかの　きっかけが

心を　とらえるとき

大きな　変身が　できるのだろうな



凡人のわたしには　

おこりそうにない



今年も代り映えしない　毎日が

続くの　だろうか



ふと　さみしくなる

完成したジグゾウパズル

細石（さざれいし）の・・

あたらしき　こころのままに　時を読む

きみのこころの　いずこにありや




細石（さざれいし）の　いわおとなりき　言づてに

日々の気持ちを　誰に問わんや

昨夜の
完成したジグゾウパズル

心ぞいとし・・

新しい始まりの日に　花束をあなたに！

初日の出　ながめる東の　空のもと

きみのひとみも　かがやける朝




いろいろの　課題をこなし　いきるひと

そのたゆみなき　心ぞいとし

完成した
ジグゾウパズル