京都の旅。大好きな大原の「三千院」さんへお伺いました。
三千院さんをのーんびりお散歩。緑がキラキラと美しい。
お寺に詳しいワケではないのですが、好きなお寺Best3に入る位「三千院」さんが好きなので、今回お伺いするコトが出来て良かったです。
美しくて、気持ち良いのです。
のんびり歩いていると、たんぽぽの様に紫陽花がたくさん咲いていていました。あんなにたくさんの紫陽花が咲いている様子を見るのは初めてで感動しました。
ぜーんぶ紫陽花です。色んな色の紫陽花たち。
近くで見れば紫陽花なのですが、遠くから見ると色んな色の小さなお花がポンポンポンと、たくさん咲いている様に見えました。
美しい!
何も知らずにお伺いしたので本当にラッキーでした。
いつも思うのですが、三千院さんではお坊さんが気さくに声をかけて下さり、色々教えて下さるのも嬉しいです。
今回は、虹の描かれた襖のお話しをして下さいました。
伝教大師(最澄)作の薬師瑠璃光如来 様が安置されており、歴代天皇の御回向(ごえこう:仏事供養する意)の場、宸殿(しんでん)の正面に向かって、右側にある「虹の間」そして、その奥にある「玉座の間」。
東より日輪(天皇)に照らされる虹を表現されている様です。良く見ると、虹がふたつありまして、二重の虹が架かっています。
玉座の間の床(とこ)には「鵞」の大きな一文字の掛け軸がかけてありまして、仏様の手の指と指の間には水かきの様な網があり、数多の人々を救う意があるそうで、ガチョウ(鵞鳥)の水かきに似ているコトから仏教では仏様を「鵞王」とも言うそうです。
調べたところ、仏様の水かきは「手足縵網相(しゅそくしまんもうそう)」と言われ、足の指にもあるみたいデス。
三千院さんも天台宗デス。
虹の間にて正座し往生極楽院へと続くお庭を眺めてみたり、新緑の青モミジたちを日の光とともに、参道の行き来で愛でながら、ゆったりと時を過ごすコトが出来ました。
青々とした緑の季節の大原、大好き。
瑠璃色のとても綺麗な御守りも必見です。