
かわいいチビッ子たちの仕草や会話を「今日は何があるかな?」と、いつも楽しみ
にしています。
先日、クラスを終える前に、みんなでまぁ~るく輪になって、足の裏と裏を合わせて座り、少し前屈してストレッチをしていました。
このポーズは、ヨガでは合蹠[がっせき]のポーズ(Baddha Koṇāsana バッダ・コーナ・アーサナもしくはバッダ・コナーサナとも。英語では"Bound Angle Pose" Baddha=Bound, Koṇā=Angle, Asana=Poseです。)と言われます。合蹠は、あまり聞きなれないですが、両手を合わせるのは「合掌」両足の裏を合わせるコトを「合蹠」を一つとして「合掌合蹠」にすると覚えやすいです。※蹠=足の裏、足底の意。
すると、私の斜め前辺りに居る子が急に
「わぁーーーーん!!」
と、泣き出したのです。
ビックリして駆け寄り
「どうしたの」
と聞くと
「痛い。」
と、涙を流しながら言うのです。
お隣に座っている子がクールに
「このストレッチ苦手なのにがんばっちゃったから痛くて泣いちゃったの。かわいいね。」
と、説明してくれました。
2人共かわいい…。
「そんなに痛くなるまでがんばらなくていいからね。」
と、伝えました。
みんなはズル?手加減しながらやっているストレッチを、その子は自分の限界までがんばってやってみたら痛くて泣いてしまった様なのです。
私もそうですが、割と「この位かな。」と、無意識に自分の限界を自分で決めてしまっているコト、てあると思うのです。
意識しながら、吐く呼吸に乗せて、力を抜いてやってみると、いつもより少し深くストレッチ出来ると思うので、是非トライしてみて下さいませ。
呼吸を止めたり、力んだりせずに、必ずゆったりと呼吸をしながら、ストレッチは行いましょうね。
ひとりでヨガをやっている時、「自分で自分の限界を決めない。」と、頭の片隅に置きながら練習してみたら
「あれ?ここまでいくのね。」
と、ポーズが深まりました。
頭もカラダも柔軟に動いていけるとイイですね。
でも、泣かない程度に
ね。



Special thanks | unlimited headline photo: caramello © daniel sandoval 腕を組んでいる様にも、脚を組んでいる様にも見えますね。正解は脚デス。