medici.tvで
1995年パリ・オペラ座バレエ団、ルドルフ・ヌレエフさんによる「ロミオとジュリエット」を拝見しました。
「ロミオ」か「ロメオ」か気になってWikipediaで調べてみました。
イングランドの劇作家 ウィリアム・シェイクスピアさんによる戯曲で、14世紀イタリアが舞台(イタリアのヴェネト州西部の都市ヴェローナ)でイタリアに起源を持つ作品なので、Romeoには古くから「ロメオ」の表記が用いられていたそうです。『ロミオとジュリエット』(または『ロメオとジュリエット』、Romeo and Juliet )は、
Gustavo Dudamel - Tchaikovsky: Romeo and Juliet, Overture
グスターボ・ドゥダメルさん指揮 ベルリン・フィルハーモニー演奏によるBerlin Waldbühne [ベルリン・ヴァルトビューネ]での野外コンサートです。
グスターボ・ドゥダメルさん指揮 ベルリン・フィルハーモニー演奏によるBerlin Waldbühne [ベルリン・ヴァルトビューネ]での野外コンサートです。
近年は英語読みで「ロミオ」と表記されるコトが多いそうです。クラッシック音楽、バレエの分野では現在も慣習的に「ロメオ」の表記が用いられているのだそうです。
入れ替わり立ち替わり出演者も多く、お衣装も豪華でゴージャスでした。マイムも多く、段々ウトウトとしてきて、エアコンを消してみたり、姿勢を正したりがんばってみたのですが2幕の途中で
また今度見直そう。。。
とうとう寝てしまいました。
すみません。。。
Sergei Prokofiev / Rudolf Nureyev: Romeo and Juliet - Dance of the Knights
ハッと目が醒めると2幕の後半で、チョットよくわからなくなったまま3幕へ。
ジュリエットはMonique Loudières[モニク・ルディエール]さん。ロミオはManuel Legris[マヌエル・ルグリ]さん。おふたりの踊りはもちろんですが、演技、マイムに引き込まれてしまい、最後は号泣してしまいました。。。
悲劇です。
「I’m convinced that Renaissance Verona and Elizabethan London, in a society divided between old superstitions and a hunger for the new world, had sex and violence in common; which, oddly enough, links them to our times. – Rudolf Nureyev」※Romeo and Juliet by Nureyev, music by Prokofiev - medici.tvより引用し以下に試訳したものを記載いたします。
「ルネッサンス・ヴェローナ(ルネッサンス時代のイタリアの都ヴェローナ)とエリザベスタント・ロンドン(エリザベス朝時代のロンドン)は、古い迷信と新しい世界への渇望との間で分裂した社会の中、セックスと暴力が共通しており、奇妙なことに、私たちの時代にそれらが関連付いていると確信しました。ルドルフ・ヌレエフ」
深いですね。
途中、眠ってしまったので、よくわからない部分も多かったのですが、なんともせつない気持ちで、おふたりがご一緒にカーテンコールで出て来てくれてホッ。としてしまう程入りこんでしまいました。。。
ハッピーエンドの多いバレエ作品ですが、たまには悲劇を観てみるのもイイかもしれませんね。心の準備が必要です。
2/28にボリショイ・バレエ in シネマで「ロミオとジュリエット」が上映されるので心して拝見しようと思います。
Special thanks | beatuful headline photo: Andreas Lischka Free for commercial use, No attribution required. ヴェローナのバルコニーです。お写真の底辺部にジュリエットの銅像の頭部がチョコっと見えています。