みなさまこんにちは。
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2018/19
今回は「ラ・バヤデール」
を拝見しました。
ニキヤ役はマリアネラ・ヌニェス、ガムザッティ役をナタリア・オシポワが演じていました。逆の役を演じるコトもあるそうで、そちらも拝見してみたいと思いました。
ソロル役のワディム・ムンタギロフ、今回も美しかったです。テクニック、動きはもちろんなのですが、お顔がとても小く、立っているだけで王子でした。
王子を演じるダンサーは、王子を演じるために生まれてきた様な方が多くて不思議です。
ラ・バヤデールはインドの舞姫の意味なのですね。古代インドが舞台なので、上・下の分かれているお腹の見えるデザインのお衣装があり、とても美しかったです。
1877年にサンクトペテルブルクで初演されたそうで、インドとタイと日本がミックスした様な印象が面白かったです。
毎回楽しみなインタビュー。
ナタリア・マカロワがご指導なさるリハーサルのシーンは見逃せないわと、バタバタな休憩時間でした。
インタビューでナタリア・マカロワは、振付家になりたい訳ではなく、マリウス・プティパを伝えるために全幕に関わることにした、とおっしゃっていました。
カーテンコールでは、ナタリア・マカロワにダンサー全員が拍手を送り、頭を下げていました。
こういうカーテンコールは初めて観ました。こうして歴史が受け継がれていくのですね。貴重なご指導を受けるコトができたダンサーたちは心からの拍手で感謝の気持ちを伝えていました。
次回は、2/1〜「くるみ割り人形」が上映されます。今月末1/30にはボリショイ・バレエ in シネマでも「くるみ割り人形」が上映されるので、どちらも拝見したいわ、と思っています。
ご都合良ければみなさまも是非足を運んでみて下さいね。