みなさまこんにちは。
少し前のお話しですが、恵比寿の東京都美術館ホールさんで上映されていました「ホライズン」を拝見いたしました。
こちらが映画のチラシです。
キューバ国立バレエ団の伝説的な盲目のプリマ。アリシア・アロンソさんのドキュメンタリー映画です。
恥ずかしながら私はこの方を知りませんでしたが、90歳を過ぎた今も国立バレエ団の芸術監督としてご活躍なさっていらっしゃいます。
21歳の頃から徐々に視力を失い始め、失明に近い状態となっても踊り続け、映画ではその頃、舞台に立たれている映像がありましたが、しっかりと踊っていらして素晴らしかったです。観ている方々は、視力を失っているとは気付かないと思います。
今でもリハーサルに立ち会われているシーンでは、ダンサーへのアドバイスはまるで全て見えているかの様に的確で、カラダで感じるコトの大切さを思い知らされました。
ダンサーの足音、音楽、空気感、息づかい全てを、ご自身の肌で感じながらご指導なさっているのです。
鏡を背にして、鏡に頼らずレッスンするだけでも、だいぶ感覚は違いますよね。
ヨガの木のポーズから目を閉じると、ポーズをキープするのが難しくグラグラしたりして、普段いかに視覚に頼っているかを実感しますが、ポーズだけではなく、目を閉じて視覚に頼り過ぎず、カラダを感じる時間を毎日取り入れていきたいなぁ、と思いました。
そんな時間はココロにもきっと良い影響を与えると思います。
機会がございましたら、みなさまも是非ご覧になってみて下さいね。