マーベル屈指の破天荒ヒーローの活躍を描いた新作映画『デッドプール2』が6月1日より公開され、興行通信社が発表する土日2日間(6月2日~3日)の全国映画動員ランキングで初登場1位を獲得。公開初週から7週連続1位を獲得していた『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』の快進撃を止めた。
『デッドプール2』は、“第四の壁”(フィクションと現実との境界)を突破してスクリーンから観客に話しかけてくる、不死身のスーパーパワーを持ったヒーローの活躍を描く話題作の続編。公開直前となった先週には、デッドプール役のハリウッドスター、ライアン・レイノルズが初来日。ジャパンプレミアなど精力的にPR活動を展開し、話題を呼んだ。
観客の反応も上々で、同作の公式Twitterにはデッドプールのキャラのノリで「クソ最高だった!」といった声が続々。“スーパーヒーロー”の枠にとらわれない自由すぎるデッドプールの言動や、ディズニー作品もイジり倒すアブないジョークにハマる観客が続出しているようで、すでに「2回観た」などリピーター宣言も数多く寄せられている。おバカなノリはそのままに、実はファミリーの絆をめぐる感動的なストーリーも展開する本作は、日本でも共感を呼びそうだ。
一方の『名探偵コナン』は、1日に公開された、山田孝之と長澤まさみ共演のラブストーリー『50回目のファーストキス』に次ぐ3位。しかし、先々週の土日2日間(5月26日~27日)時点の累計成績は、興収75億円、動員580万人を突破。興収80億円の大台越えも目前で、来週以降の巻き返しによっては、1位に返り咲く可能性もありそうだ。※引用しました!