鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

志太泉酒造を見学 2

2010-02-23 00:04:44 | 
志太泉酒造を見学 1』からの続きでございますヽ(´ー`)ノ

プロ集団の職場だからこそ慎重に丁寧に、気を付けて仕事をされておられるんですね、
要所要所に注意が喚起されています。
 

精米した米→洗米→浸漬(吸水)→蒸し→麹まで画像を追って来ました、この麹の仕事は
引き込み・床もみ・囲いなど他にも多くの行程を経て蒸し米のデンプンに麹カビを付け甘い糖にします。
麹によって作られた糖を今度は酵母(酵母)が二酸化炭素とアルコールに変えます、小さな微生物の
バトンリレーでお酒が育って行きます。

酵母が活躍するのがタンクの中です普通酒のタンクを覘かせて頂きました、醪(もろみ)から出る
プチプチとした泡は炭酸ガスです液面からフチには炭酸ガスが溜まっています、
低酸素の環境で細心の注意をはらう必要がある危険な現場です。
  

タンクから取り出された醪(もろみ)を袋に入れて絞ると御馴染みの酒になり袋に残った物は
酒粕で漬物や甘酒の材料になります。
志太泉さんで使っている絞る道具の一つが写真の佐瀬式の槽(ふね)です、
作業をしていらっしゃいました御疲れ様です、ペチャンコな袋ですので袋を積み替える
槽直しとか袋直しって呼ばれる作業かもしれません。


他にも絞る機械があります空気圧(だと思う)でアコーディオンの親玉みたいな蛇腹を作動させて
絞るヤブタと呼ばれる機械です。


この日、ヤブタで絞られていたのは普通酒でした、絞られた酒が出てくる『ふなぐち』には、
正真正銘の“絞りたて”が溜まっています、望月社長が柄杓で汲んでくれました!いよいよ試飲です!


心の中ではスキップしつつ事務所兼売店に戻りますが、試飲は『志太泉酒造を見学 3』へ
続きますですヽ(´ー`)ノ

※私の怪しい知識で解説まがいをやってます、間違いがありましたら御教示を賜りますと
 心から感謝いたします、どうか宜しくお願いいたします。
コメント (4)
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