切り株

日々、思ったこと気がついたことを形にして残した日記です。

親バカ

2005年09月01日 | Weblog
我が家の次男は、小さいよちよち歩きの頃は親が「天才か?」と思うほどボールをけるのが上手で(実はその頃の子供はみんなそうらしいですが・・・)妻と「Jリーグに入団させて、それから・・・」などと話すほどでした。
しかし、サッカー教室へ連れて行ってもボールを追っかける途中にバッタでもいようものなら、練習時間のほとんどを虫取り作業に割いて、お金を払って昆虫採集をしているようなものでした。

小学校のサッカー部に入っても練習よりも、友達と一緒にいることが楽しいといった感じで、それなりに一生懸命練習はしますがベンチを暖めることが多く、周りからもいじめられるようなことがたびたびあったようです。本人はサッカーが好きだということでしたが、特に今の小学校では好きだということと、うまいということのギャップは計り知れないほどあるようです。コーチにもよるでしょうが、露骨に下手な子は試合には使わないというところもあるようです。

我が家も彼が試合に出るとハラハラどきどき。相手の得点はすべて我が子の責任のように思えてきます。
そんな彼が先日公式戦で初ゴールを決めました。
親は涙が出るほどにうれしかったですが、試合後本人が無表情でさらっと「得点、決めたよ」(彼は私が見ているのは知らなかったようですが)というのでこちらも「あ、そう。よかったね」とさらっと返事をしました。でも我慢できずに彼の頭をゴシゴシこすって「よくやった!よかったなぁ」といってしまいました。

しまった、と思いましたが横にいる妻も涙目になっていました。
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なんちゃって黒ラブ

2005年09月01日 | ワンコ
この子は12月の寒い日、へその緒がついたまま兄弟7匹と一緒に捨てられていました。我が家に来た時には、私の手のひらにすっぽりと隠れるほどの大きさで、お医者さんからは育てるのは難しいと言われましたが、家族交代で2時間おきにミルクをやったり、綿棒でおしりを刺激してウンチをさせたりして、無事成犬になりました。そんな風に育てたので、本人が自分は人間ではないんだ、と自覚したのは恐らく最近になってからのようです。

小さい頃は、真っ黒な体におなかの部分と足の先だけ(まるで足袋を履いているように)白でした。大きくなるにつれて、散歩で出会う人たちから「黒ラブ?かしら・・・」とか「黒ラブ?よねぇ?」と声をかけられました。耳の形がちょっと違うようで、大きさも中型犬程度で止まってしまいました。なんとなく中途半端なワンコです。

この写真は2年位前のものですが、今は顔の半分がゴマ塩のように白くなって、5歳には見えないほどふけ顔です。

甘ったれはいくつになっても直らずに、いまだにひざの上に抱っこされるのが大好きな「なんちゃって黒ラブ」またの名を「黒ラブもどき」、本名johnでした。
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