「ねえ、パパ」
「なあに?」
「3年1組って、教室で凄いもの飼ってるんだよ、なんだかわかる?」
「凄いもの?」
「うん、凄いもの。」
「トカゲとかヤモリとか?」
「違うんだなぁ。でも爬虫類」
「わからないなぁ」
「正解は・・・、アオダイショウ」
「えっ!あのヘビのアオダイショウ?」
「そう、ヘビのアオダイショウ。それでこの前そいつが逃げたんだ」
「ええっ!見つかったの?」
「うん、中庭にいたらしい。休み時間に3年1組が必死で探したんだってさ」
「そりゃあ、担任の先生は校長先生に怒られただろうね」
「みんなには内緒にしましょうって言ってたらしいよ」
「君はどうして知っているの?」
「だって、うわさになっているもん」
「あ、そう・・・」
「ボクの6年1組は何を飼っているでしょう?」
[凄いやつ?]
「ううん、ふつう」
「亀とか?」
「ザリガニでした。でね、そいつの背中にカビが生えてるんだ」
「えっ?カビ?そりゃあ普通じゃないねぇ」
「で、そのカビ付きザリガニが脱走したんだよ」
「また?」
「そいつは初めてだよ」
「見つかったの?」
「隣の隣の6年3組の教室を歩いてたんだって」
「よかったじゃないか」
「でもね、女の子が驚いて踏んづけちゃったんだ」
「死んじゃったの?」
「ぐちゃって・・・」
「・・・・・・」
学校っていろいろあるようです。
「なあに?」
「3年1組って、教室で凄いもの飼ってるんだよ、なんだかわかる?」
「凄いもの?」
「うん、凄いもの。」
「トカゲとかヤモリとか?」
「違うんだなぁ。でも爬虫類」
「わからないなぁ」
「正解は・・・、アオダイショウ」
「えっ!あのヘビのアオダイショウ?」
「そう、ヘビのアオダイショウ。それでこの前そいつが逃げたんだ」
「ええっ!見つかったの?」
「うん、中庭にいたらしい。休み時間に3年1組が必死で探したんだってさ」
「そりゃあ、担任の先生は校長先生に怒られただろうね」
「みんなには内緒にしましょうって言ってたらしいよ」
「君はどうして知っているの?」
「だって、うわさになっているもん」
「あ、そう・・・」
「ボクの6年1組は何を飼っているでしょう?」
[凄いやつ?]
「ううん、ふつう」
「亀とか?」
「ザリガニでした。でね、そいつの背中にカビが生えてるんだ」
「えっ?カビ?そりゃあ普通じゃないねぇ」
「で、そのカビ付きザリガニが脱走したんだよ」
「また?」
「そいつは初めてだよ」
「見つかったの?」
「隣の隣の6年3組の教室を歩いてたんだって」
「よかったじゃないか」
「でもね、女の子が驚いて踏んづけちゃったんだ」
「死んじゃったの?」
「ぐちゃって・・・」
「・・・・・・」
学校っていろいろあるようです。