ごめんください

いろいろな花が咲き出して、
花の名前を知らない私が最近気になっているのがこの木の花です。

遠目で見ると「えっ？キリンソウが咲いているの？」と思いましたが
近くで見るともっとふわふわしていて、輝いている黄色の花です。

これが「アカシア」なんですね。

アカシアは大木が多くて、なかなか花そのものを接写できないのですが
通りがかりのお庭に手が届く高さのアカシアがありました。
ところが、そこのお家の方が見当たりません。

まさかインターホンを「ピンポーン」と鳴らして
「ごめんください、アカシアがきれいですね。写真を１，２枚撮ってもいいでしょうか？」と
声をかけるのは、いかんせん怪しいでしょうねぇ。
悩んだ末、やめました。

結局別の大木のアカシアを見上げて、遠くから撮りました。

近いうちにあのお家の人にお許しをいただきましょう。
それともお花屋さんで背の低い木がありましたので
それを買ってきたほうが早いかな？

にぎやかになってきました

我が家の庭に咲いている玄海躑躅（げんかいつつじ）でしょうか。

花が咲くまでは何の木かまったくわかりませんでしたが、
開いた花はきれいな薄紫色で、つつじのような花でした。
つつじというと低い木の印象が強かったのですが
調べてみるとこれもつつじのようです。

その隣のかいどうもそろそろ咲きそうです。
我が家の庭もだいぶにぎやかになってきました。

よく似合います

以前の記事で、我が家の柊（ひいらぎ）が、
白い花を咲かせたのをご紹介しましたが
今日、公園で黄色い花を咲かせている柊を見つけました。
初めは葉っぱが黄色くなっているのかと思いましたが
よくみるとたくさん黄色い花をつけていました。

調べるとこれは柊南天と言うそうで、割合と花はよく咲かせるようです。
柊の白い花もきれいでしたが、春にはこの黄色がよく似合いますね。

ハプニング

前日からの雨が残ると覚悟していましたが、
一夜明けると青空が広がっていました。
が、「春一番だってこんなに強くはなかったよねぇ」
というような強風が吹き荒れる春の嵐とともに次男の卒業式が始まりました。


我が家では最後の小学校の卒業式で、
朝から親のほうが妙に落ち着きませんでした。
この小学校は私の母校であり、上の子の時からのかかわりなどで
ことさら思い入れが強いのです。

式が始まり「卒業生入場」の声が講堂に響き渡るとすでに目頭が熱くなり、
「いかんいかん」と思いながらビデオを握り締めていました。

１０６人の「卒業証書授与」が終わり、校長先生のお話の時、
ちょっとしたハプニングが起きました。
校長先生が「卒業生の皆さん、ご卒業おめでとう」と挨拶した後、
しばらく（１０秒ぐらいでしょうか）言葉につまり、無言のまま時が過ぎました。
会場がざわざわし始めました。
なんと、校長先生は壇上で泣いていたのです。

妻によると、この校長先生はほとんど校長室にはいなくて、
普段から子供とよく触れ合っていたそうです。
作業着を着て校庭を掃除しているので、
よく用務員のおじさんに間違われるほどだそうです。
実は校長先生もこの学校３年目の今年、卒業生とともに定年退職なのです。
あの涙にはそんな理由があったようです。

そんな涙に誘われて、子供たちの卒業の言葉や歌の時には、
ファインダーの映像がよく見えなくなっていました。

校歌斉唱の時も、これからはあまり歌う機会はないと思うと、
思わず大きな声で歌ってしまいまわりの父兄に白い目で見られてしまいました。
結局は私の卒業式でもあったのかもしれません。

家に戻ってくると、
もう出番のないランドセルがポンと置いてありました。


今日は感傷的な気持ちのまま一日が過ぎていきました。

寂しいよぉ

我が家の５ワンのうちの「娘管理」の３ダックス、nana、banbi、ladyのお話です。

とある事情で、娘とnanaさんだけ２週間留守をしています。

この、「娘とnanaさんがいない」というのが微妙な状況になっています。
飼い主の娘がいなくても3ワンが揃っていれば
そこは多頭飼いのありがたさで、
ワンコたちはそれほど寂しがりません。
普段より待遇が良くなったりしますから。

ところが今回は「nanaだけ連れて行った」ので、
残された２匹の嫉妬とショックはかなり大きく、
はじめの１，２日は餌もほとんど食べないほどでした。

ワンコには「ちょっとのお出かけ」と「長期の不在」が直感でわかるようです。
さすがに３日目頃から、あきらめたのか忘れてしまったのか
餌も食べるようになりましたが
２匹ともとても甘えん坊になってしまいました。
ましてやladyがヒート中なので散歩も夜遅くにしか行けないので
２匹のイライラはピークに。

ついついおやつも多めにあげてしまって、
ちょっと太ってきてしまったかなぁ。

あともうちょっとの辛抱だからね、banbiさん、ladyさん。

元気をください

3月になってあちらこちらで黄色い花を見かけるようになりました。
千葉県民としては、県花の「菜の花」をアップしないと。

菜の花というと「一面の菜の花畑」とすぐ思い浮かべますが
こうしてひとつの花を見てもとてもきれいです。

タイミングよく花アブでしょうか、飛んできてくれました。


春の日差しを浴びて輝く黄色に
元気をもらったような気がします。
だって花言葉は「豊かさ、財産」。

「菜の花や　月は東に　日は西に」　　与謝蕪村

おくての花

我が家の「おくて」の沈丁花もようやく開いてきました。
庭の隅であまり日の当たらないところにあるので
ちょっと心配していましたが
ようやく咲いてくれました。


花の奥に見える黄色がかわいい。

でもあまり香らないのは
鼻が詰まっているからかなぁ。
花粉症？

寒いから・・・

きれいな満月でした。

何日か前に「きれいな物を撮るには寒くないと・・・」とか
「冬の寒さがなつかしい」などと言ったものだから
今日の寒さは、仕方がないでしょうか。

梅が咲いて桜ももうすぐというのに
冬のような寒さでした。

だから月もきれいでした。

花見酒

私が行っているテニスクラブはスポーツクラブにもかかわらず、
夕方になると,めいめいが持ち寄ったお酒やおつまみで酒盛りが始まります。
そのためにかなり遠方にもかかわらず、
自転車で来る人が多いのです。
決して健康のためではなく、お酒のためです。


この日も、梅を見ながら飲もうという話でしたが
「やっぱり面倒だ、ここで飲もう」ということで、
コートの隣に咲いている「馬酔木　あせび」を見ながらの酒盛りが始まりました。


そこで出されたのがこのお酒です。


物知りの年長者曰く
ラベルの「あらばしり」というのは、
普通はお酒をしぼるとき、醪(もろみ)というものを酒袋という袋に詰めて
圧力をかけて清酒と酒粕に分けるそうですが
圧力をかけなくても自然の重みでしぼられ、
袋の中から最初に出てくる清酒のことを荒走り(あらばしり)と呼ぶそうです。

とろっとしていて、フルーティなので口当たりがいいお酒です。

この日は素敵なグラスも持ってきてもらって、おいしくいただきました。
幸せでした。


次回は梅か桜でぜひ・・・

区別はできませんが

「雑草」といわれている草や花も
春になって美しい姿を見せてくれています。

この花も「仏の座」か「姫踊子草」か
私には区別が付きませんが
とっても不思議でかわいい花だと思います。

名前を調べるのも楽しいですが
小さな宝物を見つけたうれしさも
春の贈り物でしょうか。