月遅れのお盆、8月14日は実家の墓参りに行く。
久しぶりの墓参りだ!
ところがこの日、この時間に申し合わせがなかったのに兄弟4人が
同じ時間で一緒になった。
こんなこともあるのかと兄貴が言っていた。
「おふくろがそうしてくれたのだろう」って言っていた。
墓参りはやっぱり先祖様がかかわっているんだとつくづく感じた。
この後は実家で一休み。
みんなで久しぶりでいろんな話をしてそれぞれ別れた。
上の兄たちは日立へ、下の兄は自分に家のいわきへ、そして私と姉たちは福島へ。
今はゆっくり実家で泊まって酒飲みながら話しをすることなどできない。
「このままここに居たいね」という義姉の言葉がつらい。
早く除染して、早く帰ってくることが出来ればと思う。
「復興」なんて言葉が出回っているが、何が復興だ!
「復興」の言葉はみんなが帰ることが出来るようになったら云ってもらいたいものだ。
何も手つかずの地域があり、避難している人たちが6万人もいるのですから。
希望している公営住宅も工事が進んでいないのです。
こんな状況に偽政者は本当に目を向けているのか、それとも出来ない事情あるのか
こんな思いが強く感じた27年の夏です。