知人にQさんとLさんという人がいて、二人は同い年。
Lさんは古い知り合いなんです。
子供の頃は家もそばだったし。
Qさんは、勤めた会社で知り合ったから、さほど古い知り合いでもないけど、
まあ、大体のことは知っている仲なんです。
Qさんとは、数か月に一度くらい☎で話をする仲で、Lさんとは、1週間に一度くらい、私が☎をして話す仲。
でね、この二人、話して面白いのはLさん。
もぉ~どうしてそんなに変なことばかりあるわけ?
というようなエピソードが富士山よりも渦高くあるような人。
だから、話していて退屈はしないのです。
それに比べて、Qさんは何もない;;
それどころか、自分から☎をよこしておきながら、☎の向こうで飼い猫の相手をしていたり、
スマホの会話アプリを立ち上げていて、アプリが喋っていたりもするのです。
二人とも、私よりは年上だから、私がお相手仕りまする、みたいな?
で、まあ、適当な時間話したら、☎を切るんだけど、
不思議なことにね、
☎が終わって、なんかほのぼのした気分になって充足感があるのは、Qさんの方なんですよ。
Lさんは、物凄くたくさんのことを話しているのに、空虚感があって、
物足りなさが残りまする;
これなんなんでしょうね、、、と思っているんだけど、
もしかしたら、本音で話をしているQさんは☎であっても、人に伝える何かがあるし、
Lさんは、私に住所も教えないくらいだから、どこかに隠したいことがあるのかもしれなくて、寒々しさだけが残るのかなあ~と。
☎だから大丈夫だ、なんて思って、適当なことばかり言っていると、
あの人、嘘つき、なんて思われかねないですよね。