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2015年8月3日(月)
真昼岳 標高1059.4m
登山口(秋田県、赤倉登山口) 約310m
標高差 約749.4m
メンバー:2名(トシちゃん、sanae)
コースタイム:
赤倉登山口10:35~石台11:45~
真昼ぶな林12:03~トシちゃん離脱12:26-29
~稜線(分岐)13:22~真昼岳山頂13:45-14:15
~分岐14:28~トシちゃんと合流15:25-35?
~登山口16:30
(所要時間 約6時間・・休憩込み)
駐車スペース:10台くらい置けそう?
トイレ無し
前夜に盛岡のさんさ踊りを見た後、
涼しい場所を・・・と移動したのですが、
結局道の駅なかせん(秋田県大仙市長野)に。
夜は暑かった~と暑がりトシちゃん。
朝食は昨夜余った餃子やら串焼きやら
ぼんいぢさん達に頂戴しまして
(いろいろご馳走様でした(^^ゞ)
元気モリモリ!?
さて今日はどうしようかと相談ですが、
私は以前から行き損ねている神室山が
気になっていました。
が、コースタイムが長いため毎度
拒否反応のトシちゃん^^;
どこか観光がよさげな雰囲気ですが、
ウダウダしている間に刻々と時は過ぎ、
神室山はもう無理だね、となりまして、
それじゃ真昼岳はいかが?と
コースタイムを計算。
四年前の時は和賀岳か真昼岳をチョイスして両方登れず、
和賀岳はようやく二年前に登って、真昼岳は
車窓から眺めながら通過したのでした。
今回地図とコース計画は用意して来なかったのですが、
東北の山のバイブル『東北百名山地図帳』によると
登り2時間らしい(^^♪
今回岩手側からは通行止めの所があるようですが、
秋田側からは大丈夫そう!
地図のコピーはとれなかったのですが
GPSがあれば大丈夫でしょう。
2時間なら行けるかな~とトシちゃんも
やっとその気になりました。
本心はあまり気乗りしてないようでしたけど^^;
着替えと準備を整えてから登山口へ。
コンビニが無くて肝心な食糧調達が
できなかったのですが、飲み物も食料も
あるもので間に合いそう。
ナビにセットして登山口へ。
車で鳥居を潜って進みますが、
秋田県立自然公園なんですね。
登山口までは細い林道で
すれ違いが厄介そうですが、
それは無くて幸いでした。
車の日よけをしている間に
登山口の百合を撮ったりして。
車はこの先にも少し置けそうです。
先行者の車が1台。
前を走っていた軽自動車はUターンして
引き返してしまいました。なぜかな?
準備して歩き出すとすぐ登山口ですが
あら大変!山頂まで2時間40分ですと。
どうしましょう、トシちゃん・・・
ん?行きますか?
写真撮りながら余裕ですが
ホントに大丈夫?
ソバナ?
実は初っ端からヘビが出そうで
ビビっていたのです^^;
そして実際、ヘビやらトカゲやらが
目の前を何回か横切って、
「先行く?」と譲られますが
「いっ、いいです・・・^^;」
沢沿いで岩ゴロだったり急登でロープがあったり、
登山道がドロドロだったりで
実際、大丈夫かいな・・と最初は思ったのですが、
ようやく安心して歩ける道になってホッ!
気持ちの良い素敵なブナ林になりました。
時折吹く風が爽やかです。
でも1時間たって、まだ半分来てないの?・・・
と、ぶつぶつトシちゃん^^;
でもガクアジサイの花が丁度見頃できれいでした。
数は少なかったのですが
クルマユリやオカトラノオも。
あと何キロという、この数字に敏感に反応、
ため息つきながら行くトシちゃん。
すてきなブナ林なんですけどね~♪
この、いかにもまたヘビが出そうな草薮を前にして
トシちゃん離脱宣言!
「此処で待ってるから」と、
さっさと食料分けて渡されました^^;
トラバース気味にだいぶ歩いてきてはいましたが、
まだまだ先は長そう。
だって樹林の間から見えた山頂方面は
まだだいぶ高かったですよ!
私も早池峰の疲れが足にきてましたけど、
ここで帰ったらこの山もう二度と
登らないだろうし(トシちゃんが・・・^^;)
頑張って先に進みます。
「さようなら~」と嬉しそうなトシちゃん、
「行ってらっしゃい~だろが!(-"-)」
ここから一人旅♪
案外平気なのよね、私。
またまたガクアジサイがきれい♪
前に歩いた和賀岳への稜線かな・・・と
眺めながら、でも未確認^^;
ここがやせづる尾根というらしいです(^^ゞ
ようやく和賀岳方面への分岐。
あと500m、あと少し・・・でもないか・・
花はホツツジみたいだけど何だろう?
ヤブミョウガ??違うような?
アキノキリンソウ
あっ!小屋が見えてきた!山頂かな?
少し先に行ったら、小屋のピークの先にもピークらしき・・・
あっちだったらショック・・・なんて思いながら^^;
重い足を引きずっていくような感じでした。
ミヤマシャジン?
ゆっくり判定するゆとりなく
写真だけ撮って進みます。
小屋は避難小屋にもなっている三輪神社でした。
そして真昼岳山頂!
この時の嬉しさったら、
もう最高な気分でしたよ~♪
此処まで誰にも会わず、
登山口の車の人はどこ?
小屋の中に居るのかしら?・・と
チト不安なので小屋の中は
見ませんでした^^;
取りあえずトシちゃんに電話。
(こんな山奥で便利じゃのう(^^ゞ)
1時間か!、けっこう時間かかったね、
と言ったトシちゃんは
少し下った場所でお昼寝中だったようで、
ゆっくり下りておいでと優しいお言葉(^^ゞ
少し休んでから下りるつもりでしたが
ホットドリンクを2杯飲んで30分ほど
ゆっくりしてしまいました。
この後同ルートを戻ります。
ヨツバヒヨドリが沢山咲いていて、
アサギマダラがすぐそばにいたのですが
残念ながら写真が撮れず。
登るときは山頂ばかりに目がいって
気付かなかった足元にはフウロの花が
いっぱい咲いていました♪
二年前に歩いた和賀岳はどの辺りかな?
GPSで確認するのも大変なので
未確認(^^ゞ
分岐に戻り赤倉口方面へ。
和賀山塊の山並みを眺めて
一気に下りますが、
この時笹薮の窪みに足をとられ、
右足を挫いてしまいました^^;
登りも下りも合わせて5,6回ヘビを見ていたので
足元には気をつけていたんですけどね、
油断でした^^;
大丈夫だろうとそのまま下りて行ったのですが
下山後見たらくるぶし辺りが腫れてました^^;
紫陽花の所までくれば
トシちゃんが待つ所まであと少しですが、
もう少し下へ移動してました。
「着いたよ~」と私。
登山道わきに寝ていて
寝ぼけ眼なトシちゃんです(笑)
寝ている所を撮らなかったけど、
行き倒れ状態な感じ^^;
人が誰も通らなくて良かったです。
かなりビックリされると思いますよ~^^;
改めて「ただいま~」(^^ゞ
ここでしばし一休み。
ホットコーヒーを淹れて
トシちゃんの眠気覚まし(笑)
ツクバネソウ
爬虫類が気になって足元ばかり見ていたものですから
登りで気づかなかったウバユリ。
まだ新鮮なウバでした(^^ゞ
泥んこ道も岩ゴロもロープの場所も
心配したよりは大丈夫でした。
冷たい沢水を飲むトシちゃん。
この時一人の男性が下りてきました。
登山口にあった車の持ち主でしたが
真昼岳の先の、兎平か女神山の方まで
行っていたのだとか。
それにしてもザックも持たず、
小さなウエストバックだけ。
飲み物、食料は持っていたのかしら?
トシちゃんが水補給の間に
その人はどんどん下りて行きましたが
トレランだったのでしょうか?
無事に下山。
とっても嬉しい瞬間でした、バンザーイ!
トシちゃんは和賀岳といい、真昼岳といい、
和賀山塊には縁がなかったですね(^_^;)
この日は車の中の暑さが嫌だと言って、
急遽横手のビジネスホテルをとりました。
素泊まりなので食事は近くの食堂で。
素泊まりですが二人で5700円!
安くないですか?
クーラー付きで天国でした♪
翌日は移動日。
更に南下です。
相変わらず仲睦まじいです事!
トシちゃん一人できっと寂しかったことでしょう。
それでもsanaeの希望は全部受け入れて・・・
ところで足首大丈夫でした?
貼れていたようですが・・・
この界隈 さっぱり解らないジィ~ジです。
登山道沿いで寝てしまうトシちゃんですから
寂しいなんて感傷は皆無かもです(笑)
捻挫はたまに痛みますが、日常では大丈夫です。
ご心配いただきありがとうございます。
東北は山が多いですから、私も知らないところが多いですよ~(^^ゞ