山口屋~活動日誌~

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電光掲示板の作業ペース(4)

2005-10-25 23:50:01 | 電子工作
電光掲示板に使うマイコンのプログラムを今日から書き始めた。とは言っても、今日書いた部分は、マイコン本体のレジスタ設定のプログラムではなく、2バイトの配列を1つ渡し指定されたビットが0か1かを返す関数のプログラム。

<マイコンのタイマに関するメモ>

マイコンで、周期を固定して割り込み要求を発生させる場合、割り込み要求発生周期は、(タイマカウンタ入力周波数)÷(ジェネラルレジスタの値)となる。

現在製作している電光掲示板は、シフトレジスタ・ラッチを使って16×16ドットマトリクスを制御するものである。タイマ出力のための割り込み要求発生周期を計算する。人間の目の残像現象の効果は約100msec(10Hzに相当)、1マスあたり16列、シフトレジスタのシフト回数が16回、トグル出力の反転が2回。以上から最低でも10×16×16×2=5120(Hz)で割り込み要求が必要ということになる。

AKI-H8-3664Fマイコンを使用し、これをピッタリ満たす設定は、
・内部クロックφ=16MHz
・16ビットタイマを使用
・タイマカウンタはフリーランニングカウンタとして使用
・タイマカウンタはφをカウント
・ジェネラルレジスタはシフト用=3125、ストア用=50000として「+=」で反復使用。