著者の主張は、日本の政治家、官僚、マスメディアは、馴れ合い関係に成っているということ。
ぼんやりと、そうかもしれないと思っていましたが、本書ではっきり述べられると合点がいきました。
日本の三権分立、衆参2院制、検察、さえも監視機能が弱いという。
日本国民はお上のやることに間違いはないと思っているところがあるが、
それが権力者を甘えさせることになる。
また、マスメディアのフィルタで、恣意的に情報が曲げられていることを知る必要がある。
他に、なるほどと思ったことは、
「アメリカは、うそには厳しいが、ミスには寛容だ。
日本は、逆だ。」
著者が、小沢一郎氏を評価しているのが、新鮮だった。