自分の頭で考える

最近、外山さんの著書を続けて読んでいます。
読んでいるとモヤモヤと感じていたことを明快に代弁してくれる感じがあって、
すっきりします。


目次

忘却は「力」である
頭と体の活性化
談論風発の楽しみ
人間関係について
手紙のたしなみ
スポーツと頭脳
不熱心な読者の告白
なぜ外国語か
古典の誕生
エスカレーター人生
朝、予定を立てる
謙虚さということ
翻訳と日本人
歴史を疑ってみる
文学とは何か


「相手が迷惑と思うだろうから病院には見舞いに行かない」
「『長』のつく肩書きはもたないようにする」など
著者なりの理屈のある信条がおもしろい。私も同感することがいくつかあった。

ウォーキング、おしゃべりの会、手紙など
健康や知的生活維持のために
実践できるヒントがあった。

	自分の頭で考える (中公文庫)
	外山 滋比古
	中央公論新社