劇団四季の創立に参加し、浅利慶太、蜷川幸雄らと共に演劇界を革新した照明デザインの第一人者・吉井澄雄の初の著書。手がけた舞台の数は千五百を超える。
劇作家や演出家にくらべ、照明家にスポットライトがあてられる機会は限られているが、〈光〉と〈時間〉を自由に操作できる照明家という存在は、舞台芸術において非常に重要な役割を担っている。
将来なんて考える暇がないくらい、ただ舞台がおもしろかったのだろう。
浅利さんと高田馬場駅で声を掛け合った若いころのエピソードがうらやましかった。
今は当たり前のようになっている業界や職業にも創世記があった。道を切り開いた人がいた。
そんな話をもっと読みたいと思った。
劇作家や演出家にくらべ、照明家にスポットライトがあてられる機会は限られているが、〈光〉と〈時間〉を自由に操作できる照明家という存在は、舞台芸術において非常に重要な役割を担っている。
将来なんて考える暇がないくらい、ただ舞台がおもしろかったのだろう。
浅利さんと高田馬場駅で声を掛け合った若いころのエピソードがうらやましかった。
今は当たり前のようになっている業界や職業にも創世記があった。道を切り開いた人がいた。
そんな話をもっと読みたいと思った。
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