羅保派

信頼を取り戻す

155. 別れの大切さ

2017年03月10日 | 英語学習
"Parting is such sweet sorrow" is from Shakespeare's Romeo and Juliet. But parting is also a wonderful moment in life. Beautiful parting will bring us the joy of meeting again. 

英語の世界では別れの台詞が面白い
Let's agree to disagree and part friends.
It's cheerio from me.

バンスキー 西岸良平
They say you die twice. One time when you stop breathing and a second time, a bit later on, when somebody says your name for the last time.

日本のアニメでも
山の向こうに沈んでいく夕陽を見ながら、ハイジがおじいさんに「おじいさん、どうして夕陽はあんなに美しいの」と尋ねた。おじいさんは「それはね、別れが美しいからだよ。」と答えた。人には別れが来る、そして、最後の印象を心に抱いて、人はその人の思いを胸にしまう。良い別れをしたから、また、次にその人とさわやかに出会える。その人と別れるときには、少しでもいい印象で「じゃあまた明日ね」って別れることは大切だ。楽しい一日を友人や恋人と過ごしていたのに、ついケンカしてしまうこともあるだろう、でも別れ際に「でも、今日はいろいろありがとう」と言える人になろう。そしたら次に会う時はお互いに冷静に謝れたり、気持ちよく再会できる。あるいは君たちがお母さんになった時に、子供と言い争いになることもあるだろう。でも寝る前には必ず「おやすみ」は優しく言おう。また、旦那さんや子供が会社や学校に行く時にも優しく送り出して欲しい。ささいな瞬間でも、別れ際を大切にして欲しい。沈む夕日のように雄大で、昇る朝日のごとく力強く美しいそんな出会いと別れが大切だ。
自然は我々に大切なことを語りかけてくる。

西岸良平の漫画の中で、亡くなった人が次々と現れる場面がある。その人達はいう、私たちはまだあなたの記憶の中で生きている。人間はには二度「死が訪れる」という。一度目は肉体的な死であり、二度目は人々の記憶の中から消え去ってしまった時、あなたが覚えてくれている限り、私たちは生きている。私たちのことを忘れないでくれ、と語りかけている。別れはくる、でも忘れないでいよう。その人との大切な時間、大切な思い出を。



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場所東京大泉学園 忘れ得ぬ老婆の怒号

2017年03月10日 | Weblog

東京に住んでいた頃、西武池袋線の大泉学園駅から帰る途中、小さい子供が2人、駅の近くの線路のあたりをふらふらしていた。なんだろう?あの子達は、危ないなぁ。親はどこだろう、と心の中で思いながら見ていた。すると駅のホームから地獄の底から響き渡るような 「こら!あんたらなにしてるの!線路から出て行け!」という小柄なお祖母さんの怒号がホームに響きわたった、子供達は一目散に線路から出て行った。ホッとすると同時に自分を恥じた・・・なんであの時あのお祖母さんのように、しかも大の男の大人が彼らを速攻に叱れなかったのか。30年以上たった今も、あの小さなお婆さんの怒号がどこからか聞こえてくる。「機をみて叱れ」と呼びかけくるようだ。私の心の中は隙間だらけだった。


I saw two children trespassing on the railway of Seibu Ikebukuro Line. I was just wondering what they were doing. Then I heard a roar of an old woman, which said "Get out of there!" They immediately got of of there and disappeared. I should have told the children not to trespass on the railway. I should be quick to seize an opportunity without worrying about decency and appearance to the public. I shouldn't be an onlooker. I am still ashamed of myself of the day.

 

While living in Tokyo, on my way home from Oizumigakuen Station on the Seibu Ikebukuro Line, I noticed two small children wandering near the tracks close to the station. I thought to myself, "What are those kids doing? That's dangerous. Where are their parents?" Just then, a small elderly woman's voice thundered from the platform, echoing as if from the depths of hell: "Hey! What are you doing? Get away from the tracks!" The children immediately scrambled away from the tracks. I felt relieved but also ashamed of myself—why hadn’t I, as a grown man, scolded them right away like that grandmother did? Even now, over 30 years later, I can still hear her angry shout resonating somewhere. It feels like a call to "scold when the moment arises." My heart was full of gaps.

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