羅保派

信頼を取り戻す

場所京都銭湯 「錦湯」さよなら

2024年12月27日 | Weblog
Since the city lies in a basin surrounded by mountains, Kyoto is blessed with rich groundwater.
ベイスン(まさしく水桶の盆地)
「錦湯」は、その名の通り、いよいよ京都の中心街にあり市民の台所「錦市場」のすぐそばにある。京都盆地は、山に囲まれていて、その地下に地下水が貯まっていく。「錦天満宮」の境内にある「錦の水」は、その地下くみ上げられた名水である。錦小路商店街の多くの商店は、その奥に井戸があり、昔からその水を使っている。新鮮な水が豊富に使えたために、錦市場には川魚屋さんもあり、また京都で一番古い400年の歴史のあるお寿司や「伊豫又」があるが、その清冽な水のイメージを持って「錦湯」に向かうと良いだろう。京都観光の一大中心地は清水寺であるが、その名の通り、音羽山から下りてきた地下水が3本の筧に伝わって、ツボに落ち、千年以上前から途切れることなく流れ続け、名水として茶の湯などに古くから使われる。その音羽の滝のイメージで「錦湯」に向かうのも良い、とにかく京都を代表する銭湯と言って良いだろう。



Nishikiyu was established in 1927 (Showa 2). Located near Nishiki Market, known as “Kyoto’s Kitchen,” it was a traditional wooden public bathhouse (sento) that retained the charm of machiya architecture. It was renowned for its soft water, sourced from a local well. The interior, with its retro Showa-era atmosphere, featured nostalgic items such as traditional wicker baskets (yanagigori), electric fans, and a vintage scale, creating a space filled with a sense of nostalgia. However, due to severe aging and seismic safety concerns, large-scale renovations became impractical. As a result, Nishikiyu closed in 2022, bringing an end to its 95-year history. It is truly regrettable and saddening.










コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 場所京都芋松温泉 水の都  | トップ | 場所京都銭湯 「柳湯」 さよ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事