羅保派

信頼を取り戻す

場所鳥取三朝町 投入堂 日本建築物ランキング1位

2016年09月04日 | 英語学習
鳥取の三朝町に三徳山(標高900m)がある。奈良時代に役行者によって修験道の行場として開かれた場所である。山の中腹の岩窟にはめこまれたような奥ノ院がある。その名も「投入堂(なげいれどう)」国宝である。その昔、役行者が法力で投げ入れて造ったというのがその名の由来である。

大型のバスが2台止まった、たくさんの観光客が乗っている。これはやはり名所なのだ、そう思いながら、混む前に登ってやろうと思い、三徳山三仏寺の大駐車場へ車をとめて、投入堂遙拝コースという道があったので、そこを登り始めると、下草がぼうぼうで、人が歩いている形跡が全然ない! おかしい??と思いつつ、それでも歩き続けると、休憩所・展望所という場所がある。この道を行けばいいと信じて、さらに歩き続けるととうとう道がなくなってしまった。「遥拝」つまり険しい道を登れない人が遠くから眺めるためだけの場所に行ってしまっていた。

気を取り直して、参道をから、参拝料300円を支払ってお寺に入る。この三徳山三仏寺は天台宗の古刹で修験道の霊場として栄えたとのこと。自然と三仏寺諸堂の人工美がみごとに調和している。今度は登山道にはいる前に、登山料200円を払い、投入堂を目指す。修験僧の気持ちになり輪袈裟着用し、履き物が適切でない場合は草鞋を購入し、杖は預けさせられて参拝がはじまる。その傾斜のきついこと、きついこと!四つんばいではって登るという感じである。気をつけないと怪我もしかねない傾斜である。遙拝所があるわけがわかった、これはお年寄りには登るのはとても不可能だ。

時にロープや鎖に捕まりながら進むと、やがて文殊堂が現れた。三仏寺本堂の裏の険しい岩の上に建てられ、一方は高さ6mほどの舞台造りで、小さい清水寺という感じである。回り縁があって、そこに立って眼下を見ると、思わずやっとする絶景だが、周りの山々も美しいし、全く人気のないこの険しい断崖の、由緒あるお堂の周り縁で一人座って涼む。思わず「気持ちいい」ってうなる。

また少し登ると地蔵堂と呼ばれる建物が現れる。岩上にある舞台造りの建物でほとんど文殊堂と同じような造りである。さらに登ると鐘楼が現れ、立派な鐘もぶら下がっている。

さらに歩くと大きな岩の下にお堂がある。これが投入堂か?と一瞬思うが、納経堂だった。こけら葺きで、庇には縁がつけられていた。この縁を横切り、少し歩くと、いよいよ投入堂に到着。標高470mの岩窟の中に建てられ、前面は断崖絶壁となっていて、容易に近づくことはできない。有刺鉄線が巻き付けてある柵があった。うかつに近寄ると確かに危険だからだ。後部が巌窟、前面は断崖に向けて舞台造りにしてあり、高さは約10mある。素晴らしい。百鬼丸とか鬼太郎などが出てくる怪奇時代アニメの舞台のような場所がある、幻想的だ。下りも急な斜面なので危ない。2,3回はこけた。

それから東郷湖の畔にある、中国庭園燕趙園に行った。なんでこんな所にいきなり巨大な中国庭園が?と訝っていると、中国河北省との友好締結5周年を記念して鳥取県が造園したとのこと。新しく立派なものだ。国内最大級の中国庭園だとのこと。隣接に東郷龍鳳閣という温泉保養施設があるので入る。東郷湖を眺めながらの入浴は風情があった。










We can see a building in that mountain. It is Nageiredo. It is a mysterious structure, the inner sanctum of the Sanbutsu-ji temple, is built on a seemingly inaccessible basalt cliff.

It is built right into the cliff of the mountain although exactly how it was built remains a riddle. It is a national treasure. It is definitely worth the one-hour round trip walk. This place was once prosperous as a sacred place for Shugendo.

Shugendo is a religious order that prescribes ascetic practices in mountains to attain holy powers beneficial to the community. The order combines elements of ancient pre-Buddhist worship of certain mountains as holy ground with esoteric 秘伝の Buddhism. Shugendo emerged in the late 12th century.

I watched several temples in the mountain. Then I paid 200 yen for entrance fee. I began to climb a mountain trail. I found how steeply the trail was! I had to crawl on hands and legs. I saw several sightseeing buses, and there were many people on them. But I could see nobody climbing. I understood it was impossible for the elderly to climb. I could see the chains or ropes for the use of climbing. The a building appeared. It was built on a steep rock. It has a narrow wooden passageway along the edge of the building. I stood on it and a nice broad view spread itself below me. And the view also made me feel chill. I was enjoying the cool breeze at a lonely building on the cliff.

And after I climbed more, a belfry appeared. I could see a magnificent bell there. I struck the bell. And after I climbed more a building appeared under a big rock. Then I finally arrived at Nageiredo. It is built in the cave at 470m. Because of a precipice in front of it we can't access easily. I can see a fence with barbed wires. I climbed over the fence and tried to have a access to the building. I had to clamber はうように進む up the steep slope. I enjoyed nice view and historical, mysterious building. Climbing down the mountain was also risky. I slipped several times. 




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