山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

どきどき(演劇)

2011-07-04 23:12:22 | モノローグ【エトセトラ】
おや?ひとりで突っ走っているではないか?と勘違いするくらい地に足がついていない今日この頃である。・・・私は若返っている。

どきどきしている。

7月10日「河原町アートの日」に向けて稽古は蛇行して(合理的とはいえない試行錯誤)進めている。これはどきどきものだ。
最近、悩みながらの劇作りはしなくなった。時間との勝負、合理的なやり方が定着していて悩まなくなっていただけのこと。
正直に言うと自信のようなものがあったからだろう。劇作りに対してスタイルが定着し、言わば保守的になっていたのではないだろうか。殻から抜けだそうとしていなかったのでは?

先週は仮面工房熊本支部の方たちとの合同稽古をした。その時、ふと思い出したのだ。
彼らは旗揚げ公演に向けて靄の中を走っているように見える。演劇未経験にエネルギーを感じた。嬉しくなり、私の気持ちも未経験に後戻りたくなった。若い青年に教わった。

ここには大きな可能性がある。経験だけでは前に進まないことだってある。慎重になり臆病な気持ちになるからだ。合理的は大事なことを見落とす。冒険がなければ!

7月2日(土)は東田まなみ、KARENちゃんの新人歓迎会をした。新人さんが入団してくるとこちらも新鮮になれる。
何が何だかわからない。右も左も見えない真っ白な感覚に接すると嬉しくなる。

不安がバネになる。わくわく、どきどきがある。・・・腰痛に不安があるが、年末か来年あたり「ひとり芝居」に挑戦してみたくなった。
タイトルは決まっている。「サダ、ひとり」(仮題)である。今の時代が過去と重なる劇。どきどきする。